外構といえば家造りにおいて、少しでも予算を削るところというイメージがあるかもしれません。しかし、外構は住む家に愛着を持たせて、生活を豊かにもしてくれます。
そのような外構素材のひとつに、「飾りレンガ」があります。用途に実用性があまりないため、ご存知ない方もいるかもしれません。
そこで今回はこの飾りレンガの特徴と、その活用方法をご紹介します。
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////「飾りレンガ」とは何?

飾りレンガは置物としての性質を持つ、ディスプレイ用の外構素材です。
飾りレンガはレンガ素材の「置物」
飾りレンガは通常のレンガのように実用性を求めるものではなく、「飾ること」を目的に販売されているものです。
置物なので、通常のレンガのように積み上げたり、通路として敷いたりといった用途にはあまり向いていません。
商品には「飾りレンガ」だけでなく、次のようにいろんな名称があります。
- 「オーナメントレンガ」
- 「置物レンガ」
- 「おしゃれレンガ」
製法も通常のレンガのように焼いたものや、乾燥させたものなどいろいろとあります。そのため、用途によっては製法を確認しておくとよいかもしれません。
たとえば窯のように高温になる場所であれば、焼いてある飾りレンガが必要になります。
飾りレンガの特徴
飾りレンガは通常のレンガと異なり、大きさが規格化されていないのが特徴です。
通常のレンガは塀として積み上げたり通路として敷いたりと、大きさを統一する必要があるためサイズが決まっています。対して、飾りレンガはさまざまな大きさと形があります。
もっとも、置物として置くことが用途なのでそれほど大きなサイズはありません。また極端に小さなサイズもないようです。
飾りレンガは見た目にこだわるものなので、デザインに凝ったものが多くみられます。動物の形をかたどったものなど、見ていて楽しめるものがたくさんあります。
飾りレンガのデザイン
飾りレンガはデザインに凝っているのが特徴です。次のようなデザインがあります。
- 動物の顔
- ハート
- 切り抜き
ただしレンガ素材なので、それほど細かなデザインにはできません。特に多く見られるのは、四角いレンガに模様を切り抜いたようなデザインです。
たとえば犬の足型を切り抜いたものなどは、ペットが好きな人はつい手にしたくなるかもしれません。
飾りレンガの価格
通常のレンガは1個100円ほどで購入できます。一方、飾りレンガはデザインに凝って製作されたものなので価格は高めです。
たとえばハート型に成形された飾りレンガは1個2,000円ほどで販売されています。四角いレンガに切り抜きのデザインを施したものでも、1個400~500円ほどとなっています。
そのため飾りレンガは大量に購入するというよりも、気に入ったものを少しずつ買い揃えていくといった形で、コレクションするようなものかもしれません。
////飾りレンガの購入方法

飾りレンガはネット通販で購入できます。一般的な外構素材であるレンガとは異なるので、外構業者ではあまり扱ってはいないようです。
またホームセンターにも、飾りレンガはあまり見られません。ホームセンターには通常のレンガは多くの種類を扱っていますが、飾りレンガに関しては取り扱いがあまりないようです。
通販サイトを見ると、オーナメントレンガや置物レンガとして販売されています。もし見当たらなければ、単に「オーナメント」や「置物」として探してみると見つかるでしょう。
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////地元の優良企業で「満点」の外構工事をする方法
外構工事は、お付き合いのある地元の業者やハウスメーカだけでなく、住宅エクステリア専門の業者に複数の相見積を取ることがオススメです。
理由は
・ハウスメーカによる中間マージンが発生しないので費用が抑えられる
・業者によって得意分野が異なる
・優れた業者、相性の良い業者が見つかる希望する施工部位(駐車場、フェンス、カーポート等)を得意とする業者に依頼できればコストも安くなり、施工品質も高いです。
外構リフォームの専門店に複数見積もりして、お得な費用、そして相性のよい業者を探すことが大切です。
飾りレンガの活用方法

それではこの飾りレンガをどのように活用すればよいのか、その方法をご紹介しましょう。
庭の飾りに活用する
飾りレンガはその名のとおり、「飾るため」にあるものです。そして外構で飾るといえばまず庭が挙げられるでしょう。
庭は自分の好みを反映させることができる場所です。ガーデニングでは花壇にこだわり、植える植物にこだわります。
そしてそのガーデニングをさらに楽しいものとするためのオーナメントがあります。飾りレンガはそのオーナメントとして役に立ちます。
花壇の周りに置いておけば、常に目に入って楽しめます。あるいは植物の陰に隠れるようにして置くのも面白いでしょう。
飾りレンガは小さなものなので、簡単に置き場所を変えることもできます。置き場が変われば庭の雰囲気にも変化が出るので、さらに楽しめることでしょう。
アプローチの一部に組み込む
飾りレンガはアプローチのように実用性を備えたものではありません。耐久性も通常のレンガほど確保されてはいないからです。
しかし、たとえばアプローチの一部に埋め込むといった形で活用することは可能です。
たとえばアプローチの端に、ワンポイントとして四角い飾りレンガを埋め込むことはできるでしょう。
デザインに変化をつけることができるので、普段は行き来するだけの玄関アプローチなども見て楽しめるものになります。
レンガの門柱に埋め込む
アプローチと同じように、レンガの門柱に飾りレンガを埋め込んでもデザインを楽しめると思います。
もちろん強度を確保する必要があるので、ほんのひとつかふたつだけを、強度に影響しない場所に埋め込むことが大事です。形も四角いもので、門柱にしっかりとはめ込めるようにします。
たとえば切り抜きのある四角い飾りレンガを門柱に組み込み、その内部に照明を入れておくと面白いと思います。
夜に照明を付ければ、飾りレンガの切り抜きの隙間から光が見えて、門柱にワンポイントの明かりを灯すことができます。
飾り壁に埋め込む
庭に設置した飾り壁に飾りレンガを埋め込むのも面白いと思います。
飾り壁とは、ディスプレイすることを目的に設置する外構のことです。敷地の塀とは別に、敷地内に設置するもので、そこに植物などをディスプレイすることになります。
その飾り壁に飾りレンガを置くのもよいですし、飾り壁そのものに埋め込むというのも面白いでしょう。壁そのもののデザイン性を高めることができるからです。
飾り壁そのものに飾りレンガを埋め込む場合には、やはり強度に注意が必要です。そのため、できる限り上部に埋め込むとよいでしょう。
あるいは飾り壁の一部に空洞を設けて、そ子にお気に入りの飾りレンガを置いてもよいかもしれません。
アンティークレンガと組み合わせる
見た目にも楽しめるレンガとしては、アンティークレンガがあります。歴史を感じさせるその存在そのものが、庭を豊かな雰囲気にしてくれます。
そのアンティークレンガと飾りレンガを組み合わせるのもおすすめです。
アンティークレンガはナチュラルな雰囲気を醸し出すものですが、そこに人工物としての飾りレンガを添えると、違う風情を感じるものです。
古きものと新しいものとの融合が、いろんなインスピレーションを生み出しそうです。
このように組み合わせの妙技によって、外構のデザインというのは幅が広がると思います。
すでに出尽くしたと思われる庭のデザインにも、あらたなアイデアを生み出すことができると思います。
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まとめ
飾りレンガは外構をより楽しむためのアイテムと言えます。
実用性がないという点で後回しにされがちなものですが、少しでもあると生活を豊かなものにしてくれます。
通販で手軽に購入できるので、お気に入りの飾りレンガを探してみてはいかがでしょうか。
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