砂利がむき出しに!?モグラ被害への対処法

砂利がむき出しに!?モグラ被害への対処法

「砂利の庭がボコボコと掘り返され、土がむき出しになった経験はありませんか?

トンネルのような穴が空いていたら、ほぼ100%モグラのしわざです。そのまま放っておくとどんどん広がり、手に負えなくなってしまうことも…

そこで本記事では、以下の「3つのポイント」をくわしく解説していきます。

  • 砂利の庭におけるモグラ被害の一例
  • 意外と知らないモグラの生態
  • モグラによく効く「3つの対処法」

敷地内のモグラ撃退には、早めの対策が効果的です。敷地にひとつでも「モグラ塚」がある方はぜひ目を通してみてください!

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【放っておくと大変!】砂利のモグラ被害

砂利と雑草

はじめに、砂利の庭でよくあるモグラ被害をご紹介していきます。

見た目が悪くなる

モグラが掘った土は山のように盛り上がり、遠くからでも目立ちます。せっかくきれいに整備した砂利が台無しになってしまいますね。

雑草が生えてくる

モグラは砂利の下に敷いた防草シートを突き破ってしまいます。防草効果がなくなるため、しばらくすると雑草だらけになってしまうことも…

植木が枯れてしまう

モグラが地中を動き回るおかげで、庭の植物の根を傷つけてしまいます。結果的に植物は枯れてしまうため、早めの撃退が肝心です。

ネズミが住み着く

モグラのトンネルには、やっかいなネズミが住み着くこともあります。

家の中に住み着かれると駆除もたいへんですので、なんとしても避けたいですね。

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【意外と知らない?】モグラの生態を知っておこう

モグラ

つぎに、知っているようで知らないモグラの生態を解説していきます。

モグラは雑食で大食い

モグラは主にミミズや昆虫、幼虫などを食べる雑食性のほ乳類です。

1日の食事量は「体重の半分」と言われるほど大食いで、餌を求めて活発に動き回ります。

目はほぼ見えないが泳げる

モグラの目はほとんど見えておらず、鼻先の触覚のみで対象物を判断します。

実は泳ぎも得意としており、小さな池や川なら泳いで渡ることもあります。

繁殖期は4〜6月

モグラの繁殖期は4〜6月であり、春先から特に積極的に活動範囲を広げます。このため春にもぐら塚を見つけた場合は、特に念入りな対策が必要です。

冬眠はしない

モグラは冬でも冬眠せず、地中深くに潜ってミミズや幼虫を捕食して暮らします。冬にモグラ塚が少ない理由は、地上に食料が少ないからです。

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【家の砂利を守ろう!】3つのモグラ対処法

対策

さいごに、砂利の庭に効果的なモグラ対処法を3つご紹介します。

①モグラ取りで捕獲する

農業でよく使われる「モグラ取り」を使えば、手軽にモグラを捕まえることができます。

使い方は単純で、モグラのトンネルにモグラ取りを設置して待つだけです。

人間のニオイに敏感ですので、軍手を着用すると成功率が上がります。

※モグラは「鳥獣保護法」により無許可での捕獲が禁止されています。

モグラ取りを設置する前に、かならず自治体に許可を取りましょう。

②モグラ撃退器で遠ざける

音や超音波、振動を発生する「モグラ撃退器」なら、モグラ被害の予防もできます。

地面に刺すだけでモグラが嫌がる音や振動を発生させるため、気軽に対策できますね。

「モグラ取りはちょっと怖い…」という方にもおすすめできます。ソーラーで動くモデルなら、1度設置するだけでずっと安心ですね。

③モグラ忌避剤で遠ざける

モグラが嫌がるニオイで撃退する「モグラ忌避剤(きひざい)」も手軽でおすすめです。

とにかく確実にモグラを予防したい方は、強力なパラゾール配合の忌避剤を選びましょう。

ペットや子どもが触れるのが心配な方は、安心安全なヨード配合タイプが適しています。

【まとめ】砂利にモグラが住み着く前に撃退しよう

本記事のポイントを以下におさらいします。

  • 土がボコボコと掘り返されていたらモグラのしわざ
  • 放っておくとどんどん広がり、ネズミも住み着いてしまう
  • モグラの繁殖期は4〜6月であり、冬場はほとんど活動しない
  • モグラ取りを使うときには、かならず自治体の許可をとること
  • 音やニオイに敏感なので、捕獲より遠ざけるほうが簡単

モグラは砂利を掘り返すだけでなく、防草シートも破くやっかいな動物です。

捕まえるのは難しいですが、市販のモグラよけでかんたんに撃退できます。せっかくの庭をきれいに保つために、しっかりとモグラ対策をしましょう!

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