ガーデンライトは夜の庭を照らしだし、エレガントでオシャレな空間を演出してくれます。
素敵な庭でより多くの時間を過ごしたい、庭を眺めてる時間を多く持ちたいという方は、ガーデンライトがやっぱり気になりますよね。
植物やオーナメントをガーデンライトで照らすことで影がうまれ、立体的で落ち着いた時間を演出することができます。
リゾートやオシャレなカフェのような空間が庭にあれば、お茶やお酒、食事をいつもとは違う雰囲気で楽しむこともできるでしょう。
今回は夜の庭をエレガントに照らし出してくれるガーデンライトについて、選び方からおススメの照明器具までご紹介していきます。
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////庭にガーデンライトを設置するメリット
ガーデンライトを庭に設置したいけど、本当に必要かどうか迷っている方のために、ガーデンライトのメリットについてまずはご紹介します。
庭を演出する
日が落ちてからの庭は、部屋の明かりが届く範囲だけ見ることができ、なんとも寂しげな雰囲気になってしまいます。ガーデンライトは、そんな夜の庭の印象をがらりと変えてくれます。
植物の下に設置したガーデンライトは、その植物を浮かび上がらせ立体的な雰囲気を出してくれ、スポットライトのように目標物に当てる照明は、写真や絵画のように光と影を演出します。
ガーデンライトの種類や照明の当て方を変えるだけで、夜の庭にさまざまな印象を与えることができ、昼間とは違う楽しみ方を生活にもたらせてくれます。
足元を照らして安全に ガーデンライトを通路や階段に設置すれば、段差などでつまづいたり転倒したりといった事故を防ぐことができます。
暗がりの中で足元が見えない状態は、普段普通に歩いている場所でもつまづいてしまう危険性があります。
ガーデンライトで足元を照らしておけば、段差などを視認することができるため、安全に歩くことができます。
また、通路のガーデンライトは、動線を一定間隔で照らすことで、デザインの一部として機能します。
防犯というメリットも
ガーデンライトは日が落ちてからの庭の防犯性を高めてくれます。
敷地に入ろうとする不審者は、隠れる場所がなかったり明るく照らされた場所を嫌うため、ガーデンライトを設置することで近づけなくします。
夜暗くて見えなくなってしまう場所にガーデンライトを設置したり、センサーライトなどを採用することで、防犯意識の高さをアピールすることもできます。
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////ガーデンライトで使用する電源の種類
ガーデンライトを照らすためには電気を供給するための電源が必要です。
電源にはそれぞれ特徴があり、ガーデンライトを選ぶ際の大切な知識として知っておく必要があります。
ソーラーライト
電気代のかからないガーデンライトとして人気を集めているのがソーラー充電式のソーラーライトです。
コンセントが必要ないので、設置場所も自由に決めることができ、配置を変えたくて移動するときも手軽に行なえます。
ソーラーライトはLED電球が使われており、寿命も長いこともメリットとしてあげられます。
それから、太陽光で充電するソーラーライトは、天候が悪いと充電できずに明かりが灯らないというデメリットがあります。
設置する場所も、太陽光が当たる場所でないと充電を十分にできないため注意が必要です。
また、屋外用のソーラーライトは、防滴や防水処理を施しているため、充電池を変えられないものが多く、そういったモデルの場合充電池の寿命がきた時点で買い替えが必要です。
電池式ライト
乾電池を使用する電池式のライトは、ソーラーライト同様コンセントが不要で手軽に導入できるガーデンライトです。
ソーラーライトのように曇りや雨の日には十分に充電できない電源ではないので安定して使用することができ、場所も選ばないメリットがあります。
電池式ライトのデメリットは、定期的な電池交換が必要であり、手間がかかり電池代もかかるのでランニングコストがソーラーライトよりもかかるという点です。
また、照度の低いモデルが多く、他の電源を使用したガーデンライトよりも明るさが劣っています。
一般電源
安定した明るさが得られるのが、100Vの一般電源をしようしたガーデンライトです。ソーラーライトのように太陽光の有無に左右されず、電池交換の手間もかかりません。
十分な明かりが必要な場合、一般電源のガーデンライトを選択するのがいいでしょう。
ガーデンライトで一般電源を選ぶ際のデメリットとしては、配線工事を業者に依頼するための費用が必要になるということです。
また、ガーデンライトを点灯するための電気代が必要になります。
庭に配線するため、ガーデンライトの設置場所が限られる場合もあるので、業者に依頼する際に確認するようにしましょう。
ローボルトライト
屋外にコンセントがある場合には、安定した明るさが得られるローボルトライトが使用できます。100Vの家庭用電圧を12Vに変換するため、感電する危険もなく安全に使用していけます。
一般電源は配線するための配線工事が必要ですが、ローボルトライトは電気工事士の資格が必要なく、ガーデンライトの設置を自分ですることも可能です。
デメリットとしては、電気代が必要でランニングコストが必要なことと、配線をする必要があるために設置場所が限られる場合があるという点です。
////ガーデンライトの種類や目的
庭を照らすガーデンライトにはさまざまな種類があります。
照明の目的によって、選ぶガーデンライトが変わるため、イメージする照明効果にはどのタイプが必要か確認していきましょう。
ポールタイプ
柱を持つタイプのガーデンライトで、足元を照らせる高さのものから街灯のような高さを持つタイプまで、さまざまな形状のものがあります。
玄関やエントランスを照らすための照明として使用されることが多く、大型のものを設置すればシンボルのような存在としてデザインに組み込むこともできます。
また、小型のガーデンライトは手に入れやすい価格帯なので、同じデザインのものを揃えれば、まとまりのある景観を庭に取り入れられます。
デザインはモダンなものからアンティーク調のものまで、豊富な種類があるので住宅や庭の景観にあわせて選ぶようにしましょう。
ブラケットタイプ
住宅の壁面や玄関、表札付近などに間接照明として、使用することが多いのがブラケットタイプです。
適度な明るさを持つブラケットタイプのガーデンライトは、柔らかさがあり落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
ブラケットタイプには照明の演出としてではなく、光源や防犯性を高める目的のものがありますが、デザイン的には劣ってしまうという面もあります。
スポットライト
ガーデンライトで印象的な演出をしてくれるのがスポットライトです。樹木や壁面、また池などの特定のものについてライトアップしたい場合に使用します。
壁面に樹木の影を映すシャドウライティングや、下からライトアップするアップライティング、複数のガーデンライトで照らすクロスライティングなどの手法があります。
しっかりとしたアクセントをつけたい場合には、照度の高いガーデンライトを選ぶといいでしょう。壁に取り付けるタイプや地面に突き刺すスパイクスポットなどの種類があります。
センサーライト
人が通ると動きを感知して点灯するのがセンサーライトです。帰宅時に足元を照らしてくれるライトとしてや、防犯目的でも有効です。
防犯性を高めるために設置する場合は、照度の高いタイプを選ぶといいでしょう。
庭を照らすガーデンライトの選び方
ここまででガーデンライトの基本情報について知ることができました。
次は夜の庭を照らしてくれるガーデンライトを選ぶときのポイントについて見ていきましょう。
目的を明確にする
ガーデンライトで庭をどのようにしたいのか、それぞれの目的について考えてみましょう。
庭をオシャレでエレガントな雰囲気にしたいという場合には、スパイクスポットで植物にアクセントを加え、ブラケットで空間を作り、地面に近い部分には淡い光を持つ光源を配置します。
道路側から見てもオシャレな雰囲気にしたいという場合には、壁面に樹木の影を当てるシャドウライティングを採用してもいいでしょう。
また、アプローチには、埋め込みタイプやポールタイプのガーデンライトを配置することで、足元が夜間でも見えるようになり、アプローチ周りの植物を照らすこともできます。
さらに防犯性も高めたいという場合には、照度の高いセンサーライトを採用してもいいでしょう。
それぞれの場所でガーデンライトを設置する目的を考えてから、照明のデザインについても考えていきましょう。
配置場所や数を決める
ガーデンライトで効果的に庭を演出するために、具体的な配置場所や照明の数について決めていきます。
庭の雰囲気を落ち着いた雰囲気にしたい場合には、照明の間隔を詰めすぎないように気をつけましょう。
ガーデンライトの明るさと夜の暗さが程よくあると、オシャレな空間を演出することができます。
ブラケットタイプのガーデンライトをうまく配置すると、淡い光源でやわらかく立体感のある空間を作れるでしょう。
電源方式を考える
ソーラータイプや電池式のガーデンライトの場合、思ったよりも光を得られない場合があります。しっかりと照らしたい部分には、一般電源やローボルトライトを選ぶのがいいでしょう。
ガーデンライトをまずは手軽に試してみたいという場合には、ソーラータイプや電池式ライトが有効ですが、最初からイメージしている雰囲気を実現したいという場合には、一般電源やローボルトライトについて検討しておきましょう。
庭をエレガントに飾るガーデンライト
ガーデンライトには電源方式や種類のほかに、豊富なデザインがあるのでイメージする照明がきっと見つかります。ここではおススメのガーデンライトをご紹介していきます。
LEDスポットライト | パナソニック
コンパクトながら高輝度のLED電球を採用したパナソニックのスポットライトです。シンプルなデザインなので、昼間でも景観の邪魔をしない見た目に仕上がっています。
ガーデンライト | パナソニック
樹木や壁面のライトアップや足元灯、エクステリアのアクセントなど、同じサイズで4種類の配光バリエーションのラインナップがあるので、ガーデンライトの統一性を持たせることができます。
90mm×90mmのサイズなので目立ちにくく、デザインもシンプルなので景観の邪魔をしません。
ウッドデッキの床面に置く場合、下を通して配線できるため、コードを外に出さずに配置することができます。
ローボルトポールライトセット/A | 青山ガーデン
外に電源があれば手軽に設置できるローボルトライトのポールタイプです。
アプローチを照らすのに最適で、暗くなると自動で点灯し、シンプルなスタイルなので主張しすぎずに環境になじませることができます。
ローボルトライトは増設もでき、距離も自由に伸ばせるため、庭の照明のほとんどをローボルトライトにすることも可能です。
マリンライト | JUICY GARDEN
真鍮製のガーデンライトで、マリンライトのデザインを採用したブラケットタイプの照明です。
玄関周りやデッキライトに使用することで、オシャレなワンポイントにもなるオシャレな外観を持っています。
ソーラートーチライト | Otdair
炎のような光で灯すソーラーライトで、暗くなると自動で点灯するタイプです。
リゾート風の庭にあうデザインで、本格的なガーデンライトというよりも、雰囲気作りのための小型のオーナメント的なイメージで導入したほうがいいでしょう。
まとめ
ここまでガーデンライトについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。ガーデンライトが夜の庭を照らすことで、素敵な景観を1日を通して楽しむことができます。
また、明るく照らされた庭や通路は、防犯や事故を防ぐという面でも有効です。
ただ、ガーデンライトは種類もあり配置場所によっても、印象が変わることから、難しいと感じている方もいらっしゃるかもしれません。
そういった方は、ガーデンライトの設置を諦めるのではなく、業者に相談して種類や配置などの提案をまずは受けてみましょう。
照明の当て方次第で、庭の印象は大きく変わります。ガーデンライトの照らす庭にして、日が落ちた時間でも楽しめる魅力的な空間作りをはじめてみましょう。
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