駐車場の舗装種類比較|アスファルト・コンクリート・砂利の特徴と選び方

外構工事の中でも、駐車場の「舗装」は見た目や使いやすさに大きく影響する大事なポイント。
よく使われるのは「アスファルト舗装」「コンクリート舗装」「砂利敷き」の3種類ですが、それぞれ特徴も費用も異なります。

この記事では、それぞれの舗装のメリット・デメリット・費用・耐久性・おすすめシーンを詳しく比較しながら、あなたに合った舗装の選び方をお届けします!


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✅ 駐車場舗装の3つの基本タイプ


① アスファルト舗装(黒い道路と同じ素材)


🌟 メリット

  • 施工が早く、費用が安い
  • 車の走行音が静か
  • 雨水がしみ込みやすく、水たまりができにくい
  • 凹凸が少なく、滑りにくい

⚠ デメリット

  • 夏は高温になりやすい(黒色)
  • ヒビやへこみが起きやすく、経年劣化が早い
  • 景観性はやや劣る

💰 費用目安(1㎡あたり)

  • 約3,500~6,000円(舗装厚さ・下地状況により変動)

🕒 耐久年数

  • 約10〜15年(重車両が頻繁に乗ると短くなる)

② コンクリート舗装(白くて硬い仕上がり)


🌟 メリット

  • 耐久性が高く、20年以上もつこともある
  • 雨水に強く、表面が滑りにくい
  • デザイン加工(洗い出し、スタンプ、目地)も可能
  • 高級感があり、住宅とも馴染みやすい

⚠ デメリット

  • アスファルトより施工費用が高い
  • 施工に時間がかかる(養生期間:約5日〜1週間)
  • 冬季は凍結やひび割れに注意が必要

💰 費用目安(1㎡あたり)

  • 約7,000~12,000円(デザインや厚みによる)

🕒 耐久年数

  • 約20〜30年(定期的な目地メンテナンスは必要)

③ 砂利敷き(砕石や玉砂利)


🌟 メリット

  • 圧倒的にコストが安い
  • 自然な風合いでナチュラルガーデンにもマッチ
  • 水はけが良く、施工も簡単
  • 防犯対策にも◎(歩くと音が出る)

⚠ デメリット

  • タイヤで砂利が移動しやすく、凹凸ができやすい
  • 雑草が生えやすいため、防草シート必須
  • 乗り降り時に砂利が靴に入る・跳ねる
  • 雨でぬかるみが出やすい(下地次第)

💰 費用目安(1㎡あたり)

  • 約1,500~3,500円(防草シート込み)

🕒 耐久年数

  • 3〜10年(定期的な補充・均しが必要)

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📊 3種類の舗装を比較表でチェック!

比較項目アスファルトコンクリート砂利敷き
見た目△(無機質)◎(高級感あり)○(ナチュラル)
費用◎(安価)△(やや高い)◎(最安)
耐久性△(10〜15年)◎(20年以上)△(こまめな手入れ)
水はけ
滑りにくさ
DIY難易度×(要重機)×(専門施工)◎(DIY可)
防犯性×◎(音が出る)

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🏡 目的別のおすすめ舗装タイプ


◎ コスパ重視で早く仕上げたい

アスファルト舗装
 → とにかく短工期&安価!ただし、劣化には注意


◎ 見た目・耐久性を優先したい

コンクリート舗装
 → 住宅との調和・長寿命・アレンジ性すべて◎


◎ DIYや一時的な対応を考えている

砂利敷き
 → 自然素材+費用を抑えて始められる


🧠 よくある質問Q&A


Q:アスファルトの上にカーポートって建てられるの?

👉 可能だけど、柱はコンクリート基礎で打設する必要あり


Q:コンクリートに目地を入れるのはなぜ?

👉 ひび割れ防止のための伸縮目地。デザイン的にもアクセントに◎。


Q:砂利を敷くと雑草がすごく生えるって本当?

👉 防草シートを施工しないとかなり生えます!
 長持ちさせたいなら、施工時にしっかり対策を。


🎯 まとめ|舗装選びは「見た目+用途+コスト」のバランスで!

それぞれの舗装には一長一短があります。
重要なのは、あなたのライフスタイル・予算・優先したい条件に合った素材を選ぶこと

  • 高耐久&デザイン重視 → コンクリート
  • コスパ&短期施工 → アスファルト
  • 手軽さ&自然な風合い → 砂利敷き

ぜひこの記事を参考に、後悔のない駐車場づくりを進めてくださいね😊