雨の日も快適!透水性舗装のメリットと注意点

■ はじめに

「雨が降ると水たまりができて困る…」
「舗装はしたいけど、水はけも重視したい…」

そんな悩みを持つ方におすすめなのが、**透水性舗装(とうすいせいほそう)**です。
見た目も機能も優れていて、駐車場・アプローチ・庭まわりにもぴったり。

この記事では、
✅ 透水性舗装ってどんなもの?
✅ メリット・デメリットを徹底解説
✅ 設置場所や費用の目安
✅ 失敗しないための注意点
を外構のプロ視点でわかりやすく紹介します!


■ 透水性舗装とは?

透水性舗装とは、水を通す構造の舗装材・施工方法のこと。
一般的なコンクリートやアスファルトと違い、雨水が地中にしみ込む仕組みになっています。

● よく使われる素材

  • 透水性コンクリート
  • 透水性アスファルト
  • インターロッキングブロック(透水タイプ)
  • 砂利舗装(樹脂混合タイプ)


■ 透水性舗装の5つのメリット

✅ ① 水たまりができにくい

  • 雨が降ってもその場で吸収・排水されるから、ぬかるみ知らず!
  • 車を降りた時の泥はね・水跳ねの心配がなくなる

✅ ② 滑りにくく安全

  • 表面に水が残りにくいため、梅雨や冬でも滑りにくい
  • 高齢者や小さな子どもにも安心

✅ ③ 排水設備の負担軽減

  • 地中にしみ込む構造なので、排水マス・管への流入量が減る
  • ゲリラ豪雨対策にも効果的

✅ ④ 都市型洪水の抑制に貢献

  • 雨水を一時的に地中に蓄えることで、下水道への急激な流入を抑制
  • 環境にやさしいエコな舗装材としても注目!

✅ ⑤ 雑草が生えにくい施工タイプもある

  • 防草機能付きの樹脂舗装やシート併用で雑草対策と水はけ対策が両立できる

■ 設置場所としておすすめの場所

設置場所理由・ポイント
駐車場タイヤの水跳ね防止・凍結対策に◎
玄関アプローチ雨の日でも安心・歩きやすさ重視
犬走り・建物まわり雨だれの水たまり防止に最適
お庭の通路見た目+機能性でナチュラルに仕上がる


■ 注意点・デメリットはある?

❌ ① ゴミや泥で“目詰まり”することがある

  • 長期間使用すると、表面や下層に汚れが詰まりやすい
  • 定期的に掃除 or 高圧洗浄が必要(年1回程度)

❌ ② 強度に限界がある場合も

  • 軽車両〜普通車までは問題なし
  • 大型車が頻繁に乗る場所では専用設計が必要

❌ ③ 通常の舗装よりコストがやや高め

  • 一般のコンクリート舗装より1.2〜1.5倍程度の費用感
  • ただし、水たまり対策&長期快適性を考えれば納得のコスパ!

■ 施工費用の目安

施工タイプ費用(1㎡あたり)
透水性コンクリート舗装約7,000〜12,000円
透水性アスファルト約6,000〜10,000円
インターロッキング(透水)約8,000〜15,000円
樹脂舗装(カラー砂利など)約9,000〜16,000円

※場所・面積・下地状況によって変動あり


■ 編集者からのひとこと

透水性舗装って、実は“雨の日こそ本領発揮する舗装”なんだよね☔
水たまりのストレスから解放されて、見た目もナチュラルで、機能性もバッチリ。

「次のリフォームこそ快適にしたい!」という方には、
ただ固めるだけじゃなく“透水性”を選ぶという視点もぜひ持ってみてね😊