外構工事っていくらかかる?30坪の相場をプロが解説

■ はじめに

「建物は完成したけど、外構の費用ってよくわからない…」
「予算オーバーにならないように事前に知っておきたい!」

そんな声がとても多い外構工事。実は、家づくりの最後に大きな出費が発生するポイントなんです。
この記事では、30坪(約100㎡)程度の敷地にかかる外構費用の相場と、
✅ どんな工事がどれくらいかかるのか
✅ 費用を抑えるコツ
✅ 施工時の注意点
をプロ目線で分かりやすく解説します!


■ 外構工事の費用相場(30坪目安)

結論から言うと、外構一式でおおよそ80万〜250万円程度が相場。
選ぶ素材や仕上げ、工事内容によって大きく変わります。

● おおよその価格帯イメージ

外構グレード費用目安(30坪)内容の例
ローコスト外構約80〜130万円砂利・ブロック塀・片側門柱・簡易ポストなど
標準グレード約130〜180万円駐車場コンクリ・門柱・フェンス・アプローチなど
ハイグレード外構約180〜250万円以上門まわり意匠・舗装仕上げ・植栽・照明・物置など


■ 外構費用の内訳と相場目安

工事内容費用の目安(30坪相当)備考
駐車場(土間コン)30万〜60万円2台分・刷毛引き仕上げ
アプローチ10万〜30万円タイル・洗い出しなど
門柱・ポスト・表札10万〜25万円機能門柱 or 化粧ブロック
フェンス・目隠し15万〜40万円材質・高さによる
庭・植栽・芝生5万〜20万円天然芝 or 人工芝など
照明・ライティング3万〜10万円スポットライト・LEDなど

✅ **意外とコストがかかるのが「駐車場」「フェンス」「門柱」**です!


■ 費用を抑えるための3つのコツ

① 優先順位をはっきり決める

  • 駐車場は絶対必要?
  • 門柱は既製品でいい?
  • 植栽は自分で後からでもOK?

“今必要なもの”と“あとでもできるもの”を分けることが節約の第一歩!


② 素材を工夫する

  • コンクリート→洗い出し仕上げ or 一部砂利敷きにする
  • フェンス→樹脂製 or アルミ+木調のバランス型を選ぶ
  • 天然芝→防草シート+人工芝 or 砂利で手間・費用を削減

③ 一括見積ではなく“項目分け”で比較

外構工事は「一式いくら」という見積もりになりがちだけど、
項目ごとに金額を出してもらうことで、不要な工事や高い部分が見えてくる!


■ 外構工事でよくある失敗とその対策

よくある失敗対策方法
予算オーバーで中途半端に最初に“上限金額”を伝えて設計してもらう
住んでから不便に感じる導線・使い勝手を事前にシミュレーション
水たまり・雑草に悩まされる排水計画と防草対策はしっかりと!

■ 編集者からのひとこと

外構工事って、家づくりの最後になりがちだけど、
見た目・暮らしやすさ・安全性に直結する大事な部分!

しっかり予算を立てて、必要な工事を見極めて、
「頼んでよかった」と思える外構にしていこう😊