土間コンクリート工事を依頼する前にチェックすべき5つのポイント

土間コンクリートの駐車場やアプローチを快適に使っていけるようにするには、まず信頼できる業者を選ぶということが大切になります。

しっかりとした施工を行うことで、土間コンクリートは長い期間使用していくことができます。

また、土間コンクリートはデザイン性を持たせることもできるため、要望などを気軽に相談できる業者に依頼することで、納得のいく外観を駐車場やアプローチに持たせることも可能です。

さらに、費用に関しても適正な価格で、内訳についてもしっかりと説明してくれる業者であれば安心して工事を任せることができますよね。

ただ、どうやって信頼できる業者を選んだらいいのか、注意するポイントはどこなのかが気になるところです。

土間コンクリート工事を依頼する前に、注意しておきたい5つのポイントについて確認していきましょう。

土間コンクリートについて

地面と同じ高さの靴を脱がなくてもいいスペースのことを「土間」といいます。

もともとは、日本家屋の屋内にある間取りに関しての言葉でしたが、敷地をコンクリートで平坦に仕上げる舗装について、「土間」と「コンクリート」を合わせた、土間コンクリートという言葉が使われています。

土間コンクリートは土間コンと略されて表記されることもあり、色は白や薄いグレーがほとんどですが、カラーコンクリートという土間コンクリートに粉を散布して色味をつける工法も存在します。

また、土間コンクリートの仕上げ方法には、コテを使って平らで凹凸のない仕上げにする「小手仕上げ」と、小手仕上げの後に刷毛で細かな模様をつけていく「刷毛引き仕上げ」があります。

玄関や駐車場、またガソリンスタンドなどで土間コンクリートが使われているので、どういったものかはご存知のことでしょう。

一般的な住宅では、玄関や駐車場の他にアプローチや犬走り、庭の一部の物干しスペースなどで土間コンクリート工事を行うことがあり、さまざまな場所に使うことができます。


土間コンクリート工事の作業内容

土間コンクリート工事の作業内容について知っておくと、見積書をしっかりと確認することができ、さらには業者との打ち合わせもスムーズに行っていくことができます。

ここでは、土間コンクリート工事の作業内容について見ていきましょう。

丁張り(ちょうはり)

土間コンクリート工事を行うために、位置や高さを正確に出して、目印を作成する作業です。

丁張りは水盛遣方(みずもりやりかた)と言われることもありますが、作業としては同じことを指しています。

掘削(くっさく)

土間コンクリートは、土の上に砕石、その上にワイヤーメッシュを敷きコンクリートを流し込んでいきます。

そのため、仕上がりの高さが地面と同じにするために、土を掘る作業を行います。

残土処分

掘削を行って出た土は余分なものとなるため、処分しなければいけません。

工事面積によっても残土の量が変わってくることや、地域によっても残土処分にかかる費用が違うため、この項目の見積もりに関しては、相見積もりをとって内容を比較するようにしましょう。

砕石敷き

土間コンクリートが沈下してしまうことを防ぐためや、平坦で均一な施工面にするために、砕石やクラッシャーランと呼ばれる適度な大きさに砕いた石を敷いて、転圧機を使って締め固めて平らにしていきます。

土間砕

生コンクリートが流れ出ないように、施工部分と同じ形状になるよう、型枠を設置していきます。

ワイヤーメッシュ敷き

土間コンクリートのひび割れ防止や、強度を上げるためにワイヤーメッシュという金網を隙間ができないよう敷き詰めていきます。

このときブロックを使い砕石部分からワイヤーメッシュを持ち上げて、生コンクリートの中にしっかりと通るようにします。

枡調整費

土間コンクリート工事をする場所に、雨水や排水の枡、水道メーターがある場合には、高さや傾斜の調整を行います。

仕上がりの高さを均一にしないと、見栄えも良くないため、大切な作業です。

仮説養生費

周りのものや枡が汚れてしまわないように、養生をして保護します。

土間コンクリートの仕上がりをきれいにするだけでなく、施工中に周りのものが傷つかないようにすることができます。

生コン打設

工場から運んできた生コンクリートを土間枠の中に流し込んでいく作業が、生コン打設です。

迅速にコンクリートを流し込んでいき、設定していた高さに均していきます。

仕上げ

生コン打設が終わったら、コテで平らになるように均していきます。

数回に渡って均すことで、コンクリートに含まれる石を沈めることができ、コテの跡も残らないきれいな見た目にすることができます。

仕上げにはおもに小手仕上げと刷毛引き仕上げがあります。

小手仕上げは、平らで凹凸のない仕上げになるので掃き掃除が楽にできますが、雨の日にはすべりやすいので注意が必要です。

刷毛引き仕上げは、細かい線状に模様がつくために、雨の日にすべりにくい特徴がありますが、くぼんだ部分にゴミが入りやすく掃き掃除がしづらいという面もあります。

仕上げてから2日後程度たってから硬化を確認して、型枠を外していきます。

さらに1週間程度は、養生をして仕上がった部分が傷つかないようにします。

外構工事をお得にする方法

「ガレージ施工は専門業者へ相見積りを取ろう」

外構工事は、お付き合いのある地元の業者やハウスメーカだけでなく、エクステリア専門の業者に複数の相見積を取ることがオススメです。

理由は
ハウスメーカによる中間マージンが発生しないので費用が抑えられる
・業者によって得意分野が異なる
・優れた業者、相性の良い業者が見つかる

希望する施工部位(駐車場、フェンス、カーポート等)を得意とする業者に依頼できればコストも安くなり、施工品質も高いです。

外構リフォームの専門店に複数見積もりして、お得な費用、そして相性のよい業者を探すことが大切です。

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土間コンクリート工事を依頼する前に知っておきたいこと

土間コンクリート工事は熟練した職人が施工しても、その時の気候や温度などによって仕上がりが変わってしまうこともある、とても難しい工事です。

色むらやクラックといったことが起こることがあるため、それぞれについてどういったことで起きるのかを知っておきましょう。

色むら

土間コンクリートの表面の濃淡が異なり、まだらに見えてしまう現象が色むらです。

施工時の気候や、材料の相性、コンクリートの水分、養生の期間など、いろいろな要素が考えられるため突き止めることが難しい現象です。

コンクリートの水分や薬剤が乾いていくと白くなるため、半年から1年ほど様子を見ておきましょう。

色むらがある出ている場合は、あらかじめ業者に相談をしておき、その後の対応方法などを確認しておきましょう。

クラック(ひび)

土間コンクリートは夏の暑い時期には膨張し、冬など寒くなると収縮します。

圧縮には強いコンクリートですが、引っ張りには弱いという性質を持っており、膨張や収縮率の違いによってクラックが入ってしまいます。

土間コンクリートはワイヤーメッシュを入れることで、引っ張りに対して強くなるよう対策をしています。

また、継ぎ目を1.5mから3mごとに入れることでも、クラックを減らす対策をしていますが、それでも表面のクラックが起こる可能性はあります。


土間コンクリート工事を依頼する前にチェックすべき5つのポイント

土間コンクリートについて知ったところで、ここからは依頼する前にチェックすべき5つのポイントについて見ていきましょう。

メリットがあるかどうか

土間コンクリートにする目的やメリットについてまずは確認しておきましょう。

駐車場やアプローチ、それに物干し場などを土間コンクリートにする場合、雨の日でも靴が泥でよごれることなく、水はけもよくすることができます。

靴の汚れは玄関や車のフロアを汚してしまうことにもなるので、土間コンクリートにすることでそういった汚れを持ち込まないといったメリットがあります。

さらに、駐車場の場合、愛車のボディを泥のはね上がりで汚さないことや、タイヤもきれいな状態で駐車しておけるメリットもありますよね。

それから、犬走りや庭の一部を土間コンクリートにする場合、雨で泥がはね上がることを防止できるため、家の外壁が泥で汚れてしまうことを防ぐことができます。

さまざまなことが挙げられますが、どういったメリットが得たいのか、目的は何なのかということをあらかじめチェックしておくことで、業者選びから打ち合わせ、それに工事までをスムーズに進めていくことができます。

デザイン性

土間コンクリートはシンプルなものからデザイン性のあるものまで、さまざまに印象を変えることができます。

土間コンクリートだけでなく、植物や石、インターロッキングを組み合わせることもでき、カラーコンクリートやスタンプコンクリートを使用して印象的なスペースにすることも可能です。

もし、デザイン性の高い土間コンクリートを求めている場合は、業者が提案してくれるプランや施工経験についてチェックするようにしましょう。
求めているデザイン性を提示してくれたり、要望を叶えてくれるプランを中心に業者選びを考えてもいいでしょう。

見積もりの内訳

土間コンクリート工事の見積もりを確認する際には、内訳に何が含まれており、その金額が妥当なのかという部分を見るようにしましょう。

業者の中には、総額だけを提示する場合もあり、内容に関してまったくわからない見積もりを出すところもあります。

土間コンクリートをどのように行い、そのための金額がいくらなのかを明確にすることが大切です。

作業内容に関しては、前述したため見積もりに書かれているものがどういった工事なのか、もう分かっていると思います。

他にわからない項目があった場合は、担当者にどういうものなのか確認するようにしましょう。

また、予算は大切な要素ですが、安さだけで業者を選ばないようにしましょう。

というのも、手抜きをして安くする業者もあるため、費用だけに目をとらわれず工事内容に関しても目を光らせておく必要があります。

相見積もりをして極端に安い業者は避けておくといった方法をとるのもいいでしょう。

工事後の保証

土間コンクリート工事が完了してから、不具合が見つかることもあります。

そういった際に備えて、工事後からいつまで保証ができるのか、どういったことに関して適応されるのか、有料対応になるのはどういった場合なのかということをチェックしておきましょう。

信頼できる業者かどうか

依頼することを決める前に、業者の対応がどういったものか注意して見るようにしましょう。

電話やメールでのやり取りの際に、きちんと約束を守ってくれるのか、要望に対してどういった対応をしてくれたかなど、今後工事を進めるにあたって大切な要素のひとつとなります。

土間コンクリート工事を依頼する際に費用を抑えるには

土間コンクリート工事にかける費用については、現時点である程度決めているのではないでしょうか。

予算内で工事を行うことはもちろん、そこからさらに費用を抑えることができれば、その予算を他の部分にまわすことも考えられますよね。

ここからは、土間コンクリート工事の費用を抑えるための方法について見ていきましょう。

外構業者に依頼する

土間コンクリート工事で費用を抑えたい場合、ハウスメーカーやホームセンターではなく外構業者に依頼することをまず考えてみましょう。

ハウスメーカーやホームセンターに依頼すると、自社ではなく下請けに出して施工することが多く、その際には中間マージンが発生してしまいます。

自社施工する外構業者に依頼することで、そういった費用をかけずに工事を行うことができます。

施工内容を考える

土間コンクリートにする面積を少なくすることで、費用を抑えることができます。

土間コンクリートにしなくても良い部分があるのであれば、他の費用がさらに安い舗装方法にすることを考えてみましょう。

駐車場であれば、タイヤがのる部分だけ土間コンクリートにして、他の部分は人工芝や植栽、砂利などにすることで、コンクリートの量を減らすことができます。

相見積もりをする

土間コンクリート工事の依頼をする前に、2社以上の業者から見積もりを取るようにしましょう。

あまり多くの業者に見積もりを依頼すると、時間も手間もかかってしまうので、3社か4社くらいで比較するのが良いでしょう。

相見積もりをすれば、適正な価格を知ることができ、業者の対応を見ることができます。

また、相見積もりでのポイントは、条件を変えずに見積もりを取ることです。

面積やデザインなど、こうしたいという考えが出てくるものですが、見積もりの際には比較検討するためにも同じ条件で依頼するようにしましょう。

土間コンクリートまとめ

土間コンクリートに関する知識を持ち、5つのポイントについてチェックをすれば、安心して工事を任せられる業者選びをすることができます。

また、土間コンクリートに関する知識は、打ち合わせにも応用することができ、スムーズに工事を進めていくためにも活用できるでしょう。

土間コンクリート工事を依頼することで、わからないことがあることは当然のことです。

遠慮せずに質問をし、不安をなくして満足のいく結果を得られるようにしていきましょう。

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