隣地や道路との境界として施工される塀や生活スペースを確保するために、外からの視線を遮る目的として塀を造ります。
同時にデザインも重要視され、様々なデザインの化粧ブロックやフェンスなど関連商品が豊富に発売されています。
最近は、地震や台風によりブロック塀の倒壊の恐れがあるとして問題となっています。
建築基準法の施工前に建てられた塀を始め、基準を満たしていない塀や劣化が進んだ塀が存在しています。
そのままにしておくことで、また人的被害を起こす可能性があります。
自宅にある塀や身の回りにあるブロック塀は基準を満たしているかを確認するためにも、ここでは新たにブロック塀の施工方法や安全性についてまとめてみました。
////ブロック塀の値段
我が家のブロック塀は大丈夫なのか?建築基準法に基づいて再確認しよう
①現在の基準法の内容は37年前に変更されたもの
1950年・・・ブロック塀の高さは3mと制限
1978年・・・宮城県沖地震により、ブロック塀の倒壊において人的被害を受ける
1981年・・・高さ制限を2.2mと引き下げられる。
現在の基準法では塀の高さや基礎形状、土壌の状態など様々な状況により塀の高さや施工方法を細かく規定されています。
したがって、建築基準法が変更される前に施工されたブロック塀については倒壊の恐れがあり、建て替えが必要になると言えます。
②建て替えが必要か否か確認
- 建築基準法に基づいて塀のチェック項目を下にまとめました。
- 簡潔に表していますが、ブロック塀の形式や基礎の形状によって規定が細かく異なってきますのであくまでも参考としてください。
- 正確に判断したい場合は、専門家(建築士や建築コンクリートブロック工事士)へ依頼することやパンフレット等を見ながら建築基準法を確認するといいです。
- 高さは2.2m以下か(ブロック塀の形式、基礎の形状等によって異なる)
- 厚さは10㎝以上か(2m以上の場合は15㎝以上であること)
- 塀の高さ1.2m以上であるとき、幅3.4m以内に高さ1/5以上の長さの控壁、控柱がある(地盤が良質土や基礎形状がT型、L型の場合に、地震時の応力に十分耐えれる縦筋を配置した場合は高さ1.6mまで控え壁なしで施工可能)
- 控壁、控柱、門柱は鉄筋で補強し、塀と連続させること。基礎は塀の基礎と同様以上にする
- コンクリート基礎があるか。高さ35㎝以上、幅はブロックの厚み以上
- 基礎値入れの深さは30㎝以上か(内外で高低差のある地盤面の場合は、低い地盤を基準として測定する)
- 塀の内部にD10㎜以上の鉄筋を使用しているか。
- 縦横800㎜以下で配筋されているか。D13㎜以上の鉄筋を使用する場合は、縦筋間隔は900㎜以下まで可能。
- 縦筋は壁頂部、基礎の横筋にかぎ掛け。横筋は縦筋に全てかぎ掛けでかつ、基礎に縦筋を直径の40倍以上で定着
- 老朽化はしていないか?ブロックの風化や変色が進み、もろくなっている下の段の石剥がれがある場合は要注意
- ひび割れや破損はないか?目地内の縦横の大きなひび割れは要注意。縦筋、横筋の位置に入った、大きい、太い割れは鉄筋の腐食、膨張によるもので壁面の太い縦ひび割れ、斜めひび割れが基礎までつながっている場合は、塀が沈下している可能性がある。
- 傾斜はないか?道路への傾きがある場合は要注意
- ぐらつきはないか?塀を押してぐらつく場合、基礎がないか小さいことが考えられる。または、地盤が柔らかいことも考えられる
さらに細かく注意していく項目をまとめました。
1.透かしブロックは、縦筋が配置できるものを使用
2個以上の連続、最上部・最低部に配置しない。
最低でも、最下段、下から2段目までに連続して積むことは要注意
2.形状が変わったブロックを間をあけて施工しない
縦筋が入らないため要注意
3.笠木ブロックは横筋を挿入し、縦筋が定着できるものを使用
4.ブロック壁体は、直接土に接しないように
土に接する高さが400㎜以下であり、コンクリートやモルタルで充填するなど耐久性、安全性を考慮した場合は除かれる
5.既存塀の上部には、積み増しや屋根を施工しない
6.擁壁の上に、ブロック塀を施工する場合は高さは1.2m以内
縦筋は直径の40倍以上で定着させる
7.縦筋はブロック空洞内部では重ね継ぎをしない
使用しているブロックや地盤状態、基礎形状によっても規定が細かく設定されているため全てがこのチェック項目と同じではないことをご了承ください。
建築基準法で規定がないものについては、コンクリートブロック塀設計基準に基づいてまとめています。
建築基準法は塀における最低限の基準になるため、更に耐震性等を考慮するとなると設計基準等の規定も含めて検討するといいです。
これらの内容は国土交通省や日本建築防災協会のホームページでもブロック塀について掲載されているので、更に詳しく確認したい場合は参考にしてください。
////リフォームを行う基準として
リフォームは発生する場所や規模によって、工事内容と費用が異なってきます。
工事内容を大きく3つに分けると次のようになります。
- 古くなった部分のみを交換するだけ
- 大きなひび割れや経年劣化により新たに作り直す
- 両方を行う
外壁は見た目でひび割れ等がなくても、耐久性の維持として、10年に一度の目安として塗りなおしなどのメンテナンスを行うことを推奨されています。
塗装をする際には、ブロックの素材と塗り材との相性が悪く塗料を弾くこともあります。
その際は下塗材の追加、ケレン作業などの下地調整が必要となってきます。(相場¥8,000~10,000/㎡)
見た目は軽度のひびであっても、コンクリート基礎部分や塀の内部構造に劣化が起こっている恐れもあります。
内部からのひびは、強風や地震での倒壊が懸念されるため、一度取り壊して新たに立て直す必要があります。
内部構造等は見た目では判断できないため、専門家などに依頼しなくてはなりません。
////ブロック塀の値段
算定方法は業者によって異なりますが、面積に基づいて単価を掛けていく算出が多いです。
工事費用の中には、一式として算出するものや、全体の〇%で算出する場合もあります。
ここでは、作業工程順に費用をまとめました。
工事内容については次のブロック塀を作る工事費用にてご説明します。
1.堀削工事及び埋戻し作業…¥30,000(規模にもよります)
作業状況に応じて、残土処分費…¥4,000~5,000/㎡
土が足りない場合は土代が別途発生します…¥1,000/t
2.コンクリート基礎工事・・・ ¥9,000~10,000/㎡(布基礎)
¥4,000~5,000/㎡(ベース基礎)※布基礎での設計と設計基準では規定している
3.ブロック積み作業・・・ コンクリートブロック¥9,000~10,000/㎡
化粧ブロック¥12,000~/㎡(種類によって価格は変わります)※材料費、配筋・モルタル作業費を含みます
4.運搬費・・・ ¥10,000~/式 ¥全体×10%
5.諸経費・・・¥全体×10~20%
例として、長さ(L)7.5m・高さ(H)0.4mブロック2段積みのコンクリートブロック塀を作る費用を算出します。(7.5m×0.4m=3㎡)
- 堀削工事、埋戻し作業・・・¥30,000
- コンクリート基礎(布基礎)・・・¥30,000
- コンクリート積み・・・¥30,000
- 運搬費・・・¥10,000
- 諸経費・・・¥15,000
- 合計・・・・・¥115,000(別途として残土処分費や土代等が発生する場合もあります)
ブロック塀を作る工事費用
一般的にかかる工事費用を説明(工事内容も簡潔にまとめて説明)
1.堀削工事
ブロック塀を建てる第一段階として行う作業になります。
ブロックコンクリート基礎を作る場所は地中が一般的です。
基礎形状に応じて地面を掘り起こします。
2.砕石を弾き、転圧をかける
掘り起こした地面(=路盤)は柔らかい状態です。
強度な路盤にするために、砕石を敷き均して、振動を与えながら土を締固める作業です。
厚さは10㎝程度あること一般的です。
3.コンクリート基礎工事
最も重要になる工事が基礎工事であります。
住宅を建てる時と同様に基礎が不十分であると傾いたり、倒壊する恐れが出てきます。
建築基準法等の規定に沿って施工することが重要になります。
規定内容のように施工がなされるか確認事項を下にまとめました。
①基礎は布基礎
- 鉄筋コンクリート造
- 型枠ブロック造
ブロック塀を地中に下げ、布基礎がない埋込み基礎は認められていません。
②基礎は地面より5㎝以上立ち上げる
③根入れ35㎝以上(=地中に埋め込む)を行い、ブロック塀の傾きなどを防ぎます。
寸法は基礎形状及びブロック塀の高さによって異なります。
また基礎や張り出し幅、厚さも規定されています。
更に詳しく調べる場合は、全国建築コンクリートブロック工業会(JCBA)をご覧ください。
基礎の厚みや幅を増やすことで、強度が増します。
④鉄筋はまっすぐ挿すだけではない。
折り曲げたり、連結させることで基礎の強度を増します。
4.ブロック積み
ブロックの中にモルタルがきちんと充填していることです。
また、1(1)にて述べた配筋が正しく行われているかも重要になります。
施工後は表面からは規定に沿って配筋されているか分からないため、事前確認は必須になります。
5.埋戻し作業
掘り起こした溝の中に基礎、ブロックを積んでいきます。両サイドは大きく溝ができています。
その溝を埋める作業として、掘り起こした土を入れていきます。
残ってしまった土は残土処分として費用が発生します。
または、土が足りない場合は新たに土を入れるため費用が発生します。
リフォーム工事の際に必要になる費用の説明
- 解体撤去費用
既存のブロック塀や基礎の解体を行います。
塀・・・¥3,000~/㎡、基礎・・・2,500~/m
- 積み込み費
取り壊して出た殻を車両へ積み込みます。
¥4,500~/㎥
- 廃棄処分費
取り壊して出た殻を廃棄します。
¥3,150~/㎥、¥1,000~/t
- ケレン作業
旧塗膜をヤスリや電気工具を使い落とす作業です。
塗料の密着をよくするために、表面を傷つける目粗しを行います。
- 欠損補修
ひび割れ、欠けた部分を補修します。
¥5,000~/ヵ所
- かび取り
¥400~/㎡
- 塗装
塀の高さ、規模、周辺環境によっては養生の他に足場やネット等も必要になる場合もあります。
下地材や仕上塗料等種類によって価格幅が変わります。
¥2,000~/㎡
フェンスを作る場合の費用と方法
ブロック塀と同じく、フェンスを設置する場合も見ていきましょう。
まずは、メリットとデメリットから
メリット
- 道路側など敷地の外側から建物の装飾としてガーデニングを楽しむことができます。
- 見通しがよいため防犯性は優れていますが、ブロック塀は見通しが悪いため、フラッシュライトや警報音などの装置を取り付ける対策が必要になります。
- 目隠しやアルミ、鋳物、ウッドフェンスと種類が豊富にあります。風、視線、採光の遮断率、デザインが細かく揃っているため用途に応じた商品が見つかりやすく、また選択肢が幅広いです。
- 通風性があり、圧迫感は軽減されます。
- 商品が軽いため、耐震性は高いです。
- 高さは豊富にあるため、高い塀を控え柱等不要で施工が可能です。また、同じ条件で施工期間を比べると格段と工期は短くなります。
デメリット
- 完全に遮断することはできないため、開放的に庭を使用する際に外からの視線の心配が必要になります。
- アイアンやウッドフェンスは、錆や色落ちが起こるため定期的なメンテナンスが必要になります。
- 完全目隠しはできないため、開放的な印象になりやすいので、敷地の内が見えてしまうためクローズ外構を希望する方は要注意です。
- フェンスの種類によっては、ブロック塀を施工するより費用が要する場合もあります。
建築基準法としての規定はどこまであるのか
フェンスに関しての規定はないため、高さ等を気にしないで選択できます。
高さについては、周りの住宅との兼ね合いもあるため慎重に選択すると後に近所トラブル等を軽減することができます。
産業用やスポーツグラウンド用で使用される金属製のフェンスについては、建築基準法にて規定が定められています。
対象はJIS A 6513規定に適合するものとこれと同様以上の品質を有するものです。
家庭で使用されるフェンスはアルミや樹脂、スチールフェンスが一般的です。
- 組込フェンス塀の高さ・・・1.6m以内(フェンス含み)
- 連続フェンス塀の高さ・・・2.2m以内
- 朝日スチール工業:パブリックフェンス
施工の際に注意すべき点は、ブロック塀の上にフェンスを取り付ける場合は高さ1200㎜までと制限する業者が大半です。
それ以上の高さのフェンスを使用する場合は独立基礎ブロックやコンクリート基礎等を使用しての施工になります。
施工費用の説明
フェンスの施工費用
フェンスといっても一般的によく目にするアルミの縦格子があるものやメッシュタイプ、板幅が広い目隠しタイプだけだはありません。
木製タイプのものや、装飾が豪華で上質な鋳物素材フェンスも含まれます。
選ぶフェンスのタイプによって価格幅が大きくなります。
シンプルなアルミの縦格子やメッシュフェンスはよく選択され流通が多いため、値引率も大きく定価の約6割から、その他フェンスは8割から販売されています。
価格は業者によって異なりますので全てが該当するわけではございません。
またフェンスは本体と柱以外に柱1本につき「部品セット」が必要になることや、コーナー部分についてはコーナー部材が必要になります。
始めと終わりには端部カバーやキャップが必要になります。
場合によっては、フェンス本体を直線状に繋げていく場合に継手セットが必要になる商品もあります。
それらを含めた上での価格を下にまとめてみました。
①フェンス(本体Т-8、柱1本、部品セット/1スパン=2m)
※部品セットは必要なフェンスの種類に含まれます。全てに含むとは限りません。
- 横桟タイプ(例:LIXILプレスタフェンス1型)・・・定価¥22,440~
- 縦桟タイプ(例:LIXILハイサモアフェンス)・・・定価¥18,100~
- ルーバータイプ(例:LIXILプレスタフェンス8型)・・・定価¥29,840~
- 目隠しタイプ(例:LIXILプレスタフェンス6型)・・・定価¥29,840~
- メッシュタイプ(例:LIXILアルメッシュフェンス2型)・・・定価¥16,190~
- スチールタイプ(例:LIXILハイグリッドフェンスUF8型)・・・定価¥7,900~
- 木樹脂タイプ(例:LIXIL間柱式ラチスフェンス1型)・・・定価¥33,100~ ※W1200です
- アルミ鋳物タイプ(例:LIXILコラゾン1型フェンス)・・・定価¥26,500~ ※W1000、T600です。
②工事費用
工事をしていく順番に発生する費用と工事内容をまとめました。
業者によって価格の算出は個別で算出される場合と施工費×フェンスの枚数や一式として算出するなど異なります。
コア抜き・・・基本フェンスはコンクリートの上に施工します。
まず基礎となる柱を施工するために、ブロックに深さ15~25㎝程度の丸穴を機械を使ってあけます。
¥3,000~5,000/箇所(=柱本数と同数)
柱施工工事・・・コア抜きした所に柱を建て、モルタルを充填して固めます。
柱に必要な部材等も組立てます。
¥3,000~/本
フェンスカット代・・・敷地によっては半端になるフェンス本体が発生する場合もあります。
設置場所に応じてフェンス本体をカットし、カットした部分(基本的に端部となる)には端部部材を組付けます。
¥3,000~/箇所
組立費・・・柱にフェンス本体を留める作業。
またコーナー部分など敷地に応じて必要な部材を取り付け組付けていく作業を行います。
¥5,000~/枚
※施工費として¥30,000~/m、スパンとして算出することもあります。
※独立基礎施工費・・・塀の高いもの(Т-14以上はブロック上施工は倒壊の恐れがあるため、独立基礎施工となっています)
芝や土などコンクリート以外の場所に施工する
工法としては
- コンクリート基礎工事
- 独立基礎ブロック工事
コンクリート基礎工事・・・地面に穴を開け、柱周りにコンクリートやモルタルを流し固める方法ですが、欠点として、コンクリートを大量に使用す
ることと、フェンスの高さを水平にするこが難しいことです。
¥10,000~/㎡
独立基礎ブロック工事・・・独立基礎ブロックを入れ、柱を建てた穴にモルタル等を流し固める方法です。
これによって、コンクリート量が大幅に減ることと高さ調整がしやすくなります。
¥2,000~3,500/箇所(=柱本数)
リフォーム工事の際に必要になる費用
リフォームとして2通り挙げられます。1つは経年劣化や強度がなく倒壊の恐れ等ある場合は新たに建て替えることです。
もう1つは、強度等問題なく、錆や色褪せが目立つなど定期的なメンテナンスを行うため塗装をすることです。
それぞれの費用についてまとめました。
建て替える場合
解体撤去費用・・・既存フェンスの解体を行い、処分します。
グラインダー等でバラバラに切断します。
金額内容は、人件費(一人当たり¥15,000~20,000/日)と交通費、工事費を含めたものになります。
通常工事は規模によりますが、一般的に1日程度となります。
算定方法は一式の場合やm単価、1.5tトラック1台分に積み放題での価格など業者によって異なります。
一式¥35,000~、¥500~800/m、¥40,000~/1.5tトラック
塗装する場合
施工項目別で金額を算出する場合や一式㎡単価として算出する場合など業者によって価格の算出方法は異なります。
- 養生作業・・・塗料が付かない目的として周辺をシートやテープで覆います。
¥2,000~/㎡
- 下地調整・・・シーラーやプライマー、フィラー、錆止めと塗ります。
次に塗る塗料の仕上がりが変わります。
また、素材によっては弾くこともあるため、その防止として使用することもあります。
¥500~/㎡
塗料・・・アクリルからウレタン、シリコン、フッ素樹脂などの塗料を2~3回塗ります。
塗料の種類によって耐候年数が異なります。
安いからと言って施工を依頼すると1回のみ塗装するだけであったり、アクリルであったりとすぐに剥げてしまう場合も起るため、業者を選択する場合は慎重に選ぶといいです。
¥1,500~/㎡
足場、ネット代・・・塗料する場所が高い場合など規模や周辺環境によっては足場を組むことや、ネットを張ることも必要になってきます。
足場・・・¥400~/㎡または一式¥2,000~
ネット・・・¥200~/㎡
廃材処分費・・・使用済み塗料は保管スペースが必要になります。
水溶性塗料以外は引火性を有するため、管理がリスクになり得ることもあります。
廃棄する際には、環境に負担がないよう適切に処理するための費用となります。
¥2,500~4,000/一斗缶(18ℓ)/¥2,000~3,000/45ℓ、
一式¥10,000~ 業者によって、廃棄方法も異なり価格幅も変わってきます。
ブロック塀のまとめ
施工するために見積もりを複数の業者から取り寄せると思います。
その際に料金が一番安いという理由だけで依頼する前に確認すべきことが必要になります。
今一度工事内容が適切にされているか、どこか足りない費用項目はないか。じっくりと確認することが今後の生活に影響していきます。
手抜き工事であった場合、すぐに補修工事ややり直しが発生することもあります。
最悪の場合は、倒壊が起こり人やモノに傷をつけることなども考えなくてはいけません。
ブロック施工において、基礎部分(土台)は土の中であります。
コンクリート基礎部分が薄かったり布基礎でなかったりと価格を落とした作業内容もある場合もあるでしょう。
見積もりの際に再度確認することや、実際の工事の際に立ち合いや写真を撮ることも対策のひとつになります。
一部分のリフォームや別部分に新たに新設する場合、元々使用していたブロックや塗り材、フェンスが廃盤になっている場合もあります。
同じ商品を使用してリフォームすることができるとは保証はありません。
他の商品を組み合わせても、雰囲気やイメージを壊すことないよう念入りに検討することが必要になってきます。
重要なことは基礎部分と念頭に置いて、塀造りに活かしてもらえると幸いです。
【外構、造園業者向け】下請脱却!オンライン活用で元請けになる5つのステップを公開
当社が新潟の地方で、オンラインで個人客を集客して、3ヶ月先まで予約で埋めた具体的な方法を記事にしていましたので、ご覧ください。