土間コンクリートが滑る!梅雨・冬に注意すべき対策

■ はじめに

「雨の日に土間コンクリートがツルツル…」
「冬場に凍って滑って転びそうになった…」

そんな経験、ありませんか?
実は土間コンクリートは、雨や霜、苔(こけ)などで驚くほど滑りやすくなることがあるんです。

この記事では、
✅ 土間コンクリートが滑る原因
✅ 梅雨・冬場に起こりやすいリスク
✅ すぐにできる滑り止め対策5選
を、実例と一緒にわかりやすくご紹介します!


■ 土間コンクリートが滑る原因とは?

① 雨水による“水膜”

  • 水がたまって表面に膜ができることで、まるで氷の上のようにツルツル
  • 特に「金ゴテ仕上げ」の表面は滑りやすい傾向あり

② コケ・カビの繁殖

  • 日陰・北側・植栽近くなどでは、緑のヌメヌメが出やすい
  • 見た目では気づきにくくても、雨の日に滑る原因に

③ 冬の凍結

  • 雨や霜が朝晩の冷え込みで凍ると、アイスバーン状態
  • スロープや玄関前は特に危険!

■ 危険が増す場所TOP3

ランキング滑りやすい場所特徴
1位スロープ勾配+雨水で特に危険
2位北側の土間・玄関前日が当たらずコケ発生多い
3位駐車場の車降り口朝晩の凍結しやすい箇所

📸 文中画像①:冬場に凍結した土間コンクリートの様子


■ 対策① 滑りにくい仕上げを選ぶ(新設・リフォーム時)

  • 刷毛引き仕上げ:ザラザラした表面で水はけ・滑りにくさ◎
  • スタンプコンクリート:デザイン性+滑り止め効果あり
  • 洗い出し仕上げ:石粒の凹凸で自然に防滑

✅ 新築時やリフォーム時には、見た目だけでなく安全性も重視して選ぼう


■ 対策② すぐできる!市販の滑り止め塗料を使う

  • ホームセンターや通販でも購入可
  • スプレータイプやローラー塗りタイプが主流
  • 凹凸のある樹脂層を作って、水があっても滑りにくい

● 施工方法

  1. コンクリート表面をしっかり洗浄・乾燥
  2. 塗布 → 乾燥(24時間程度)

💡 約2,000〜4,000円/㎡前後で施工可能!


■ 対策③ 定期的なコケ・汚れ落とし

  • 高圧洗浄機 or コケ落とし専用洗剤で年1〜2回のメンテナンスがベスト
  • 特に春〜秋の成長期にはコケが広がりやすいので要注意!

📸 文中画像②:高圧洗浄で苔を除去している様子


■ 対策④ ゴムマットや滑り止めテープを敷く

  • 玄関前やスロープに滑り止めゴムマットを敷くだけでも効果あり
  • 両面テープ付きの防滑シートは手軽にDIY可能!

● 注意点

  • 冬場は凍ったマットが逆に滑ることもあるため、定期チェック必須

■ 対策⑤ 砂利・人工芝とのハイブリッド施工

  • 水たまりやコケが発生しやすいゾーンに透水性の素材を組み合わせる
  • 雨の日でも水がたまりにくく、滑りリスクを回避

● 例:

  • 駐車場:タイヤ部分をコンクリート+周囲を砂利 or 人工芝
  • スロープ:片側に排水を逃す砂利ゾーンを作る

■ 編集者からのひとこと

「土間は安全だと思ってたけど、雨の日や冬は意外と危ない」
実はこれ、外構のご相談でよく聞く言葉なんです。

✅ 小さいお子さんがいる家庭
✅ 高齢のご家族がいるご家庭
✅ 雨や雪が多い地域

こういった場合には、滑りにくさとメンテ性も重視した施工を考えてみてね😊