【防草対策 砂利敷き】その防草効果は?種類・費用をご紹介!

雑草対策の一つである砂利敷きは、庭や駐車場、玄関前など幅広く用いられています。

この記事では、砂利敷きの防草効果や耐用年数、砂利の種類と値段の目安、自分で施工するか業者に依頼するか、業者に依頼した場合の費用はいくらくらいが目安か、といった情報をまとめています。

雑草対策を考えている人、砂利敷きの基礎的な部分について詳しく知りたい人は参考にしていただき、雑草対策を講じる際の一つの目安にしてください。

砂利敷きの防草効果とは

砂利敷きとは、文字通り「砂利」を敷くことです。

ガーデニングが趣味の人なら聞いたことがあるかもしれません。

砂利とは、一般的に直径が2〜5cmほどの石や小石が混じっているものを指しますが、砕石(より細かく砕いたもの)も砂利に含まれます。

※ただし防草効果が目的の砂利敷きでは、砕石は不向きとされています。

砂利敷きは、雑草対策の一つとして広く用いられています。

実際に、どれほどの防草効果があるのでしょうか?

また、耐用年数はあるのでしょうか?まずはこうした基礎知識を身につけておきましょう。

砂利敷きの防草効果とは?

砂利敷きによって雑草が生えてこなくなるのは、砂利が日光を遮ることで、雑草は生育に必要な「水・空気・光」の3大要素のうち、「光」が得られなくなり、光合成が妨げられているためです。

このことから考えると、地面に日光が当たらない程度まで砂利を敷く必要があります。

具体的には3cm〜5cmほど、しっかりとした防草効果を得たい場合は10cmほどの厚さが推奨されています。

ところが、「砂利のみ」を地面に敷いた場合、最初のうちは良いかもしれませんが、徐々に防草効果は弱まり、やがて雑草が生えてくるようになります。

次の項目でも説明していますが、徐々に砂利が沈み込み地面が露出してしまったり、砂利と砂利のわずかな隙間から差し込む光を受けて雑草が育ってしまったりするためです。

つまり「砂利敷きのみ」では、期待するほどの防草効果は得られにくいという結論になります。

では、みなさんどうして砂利敷きをしているのか?

それは、地面の上に「防草シート」を設置し、その上に砂利敷きをする、という方法を採っているのです。

※防草シートについては別の記事で詳しく説明していますので、そちらを参考にしてください。

防草シートのみでも、雑草を管理する負担が6〜9割減少したという声もあるほどですから、防草シートの上に砂利敷きをすることで、かなり高い防草効果を期待することができます。

砂利敷きの耐用年数は?

「砂利に耐用年数なんてあるの?」と疑問に思う人も多いかもしれませんが、「防草効果」という観点で考えたとき、耐用年数の目安は確かにあるようです。

理由として、数年が経つと石が自重(自らの重み)で沈んでいき、土が露出してしまうことがあるためです。

露出した土は日光を浴びることになり、雑草が生えてきてしまうという訳です。

また、風雨や人が歩くといったことで、砂利が削れたり動いたりします。

その結果、隙間ができて日光が差し込んだり、飛来したタネが根を張り、雑草に成長したりすることもあります。

使用する砂利の種類などによっても変わってきますが、一般的に、砂利敷きの耐用年数は3年〜5年程度が目安とされています。

ただし、地面に直接砂利敷きをした場合、数ヶ月程度で雑草が伸びてくることもあります。

逆に、防草シートを設置した上から砂利敷きをした場合、耐用年数は10年にもなると言われていますので、ダブル対策がどれほど効果的か分かるのではないでしょうか。


敷き砂利の種類と値段

砂利敷きに使用する砂利を「敷き砂利」と呼ぶことがあります。

敷き砂利には実にさまざまな種類があり、それぞれ特徴や値段が異なります。

ここでは、代表的な敷き砂利の種類と値段の目安をご紹介します。

白玉砂利

その名の通り白玉のような丸みがかった小石です。敷き砂利の中でもポピュラーで人気も高い種類です。

特に天然大理石の白玉砂利が、需要があるようです。

値段は20kgあたり3,000円〜3,500円程度が目安となります。

伊勢砂利

古来より日本で使われているのが伊勢砂利です。

マグマから生まれた火成岩の一種「花崗岩石」で、水はけや保水性が高く、上品な見た目に人気があります。

値段は20kgあたり2,500円〜3,500円程度が目安となります。

五色砂利

5色の砂利が混ざっている敷き砂利です。

色鮮やかな見た目は、特に和風の庭に合う敷き砂利として人気です。

商品ごとに色のバランスが変わるため、自分が砂利敷きをしたい場所に合わせて選ぶ楽しさもあります。

20kgあたり2,000円〜4,000円程度が目安となります。

那智黒

灰色のような黒をした綺麗な砂利が那智黒です。

光沢のあるもの、くすんでいるものなどいくつかの種類があります。

高級感があり、かつシンプルなためさまざまな場所に合わせることができます。

値段は20kgあたり3,000円〜5,000円程度が目安になります。

ピンクチップ

近年高い人気を維持しているのがピンクチップです。

淡いピンク色をしており、特にモダンな洋風建物の庭、玄関先などにピッタリ合うのが特徴です。

レンガや木材といった素材と組み合わせることで、よりポップになります。

20kgあたり2,500円〜4,000円程度が目安となります。

上記はほんの一例です。このほかにも実にさまざまな敷き砂利が販売されています。

ネットでも買えますが、できれば実際に現物を見て判断することをおすすめします。

モニター越しの色合いを参考に選んでしまうと、思っていた色と違って後悔してしまうことも考えられるためです。

どれくらいの量が必要?

敷き砂利の大きさや、砂利を敷く場所の広さ、用途などにもよりますが、1㎡(1m×1m)あたりの体積(1L)を参考にすると計算がしやすいのではないでしょうか。

例えば、厚さを5cmにする場合は1㎡あたり5Lとなります。

商品の内容量は「kg」で表記されていることが多いのですが、「1㎡あたり○袋必要です」などと記載されているものもあります。

もしそうした記載が見当たらない場合、体積の目安はホームセンターのスタッフなどに確認してみましょう。

地元の優良企業で「満点」の外構工事をする方法

外構工事は、お付き合いのある地元の業者やハウスメーカだけでなく、住宅エクステリア専門の業者に複数の相見積を取ることがオススメです。

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ハウスメーカによる中間マージンが発生しないので費用が抑えられる
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希望する施工部位(駐車場、フェンス、カーポート等)を得意とする業者に依頼できればコストも安くなり、施工品質も高いです。

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砂利敷きの施工方法と費用、自分でやるか業者に依頼するか?

いざ砂利敷きをしようと思っても、どのようにやれば良いか、迷ってしまいます。

一般的な手順を解説するとともに、自分でやる場合に必要な道具、業者に依頼した場合の工事費用などをご紹介します。

砂利敷きの一般的な手順

砂利を敷いて均す(ならす=平らにする)だけですが、最も重要なのは下準備です。

除草

まずは砂利を敷く部分の雑草を根っこからしっかりと取り除きます。

特に生命力が強い(突き出してくる可能性がある)雑草は、根元から取り除かないと成長してきてしまうことがあるため、注意が必要です。

整地

雑草を取り除いたら、小石や切り株、その他の異物を取り除き、整地します。

地面が柔らかい場合は、転圧といってローラーなどでしっかり締め固めてあげることが大切です。

防草シートを設置

防草シートを敷きます。

防草シートの設置方法について詳しくは、別の記事で解説していますので、そちらを参考にしてください。

砂利を敷き詰める

袋を開けて砂利をどんどん敷き詰めていきます。

遠くから手前に敷いていきましょう。

土ならしやレーキを使用するときれいに均せます。

簡単ですが、ごく一般的にはこのような流れになります。

重要なのは、砂利を敷く場所の雑草、小石などの異物をあらかじめきれいに取り除くことです。

なお、防草シートは必ずしも設置しなければならないものではありません。

しかし、冒頭でもお伝えしたように、砂利敷きだけでは防草効果はほとんど得られません。

雑草対策の一つとして砂利敷きを考えている人は、防草シートを設置することをおすすめします。

自分で敷く?それとも業者に依頼する?

庭や玄関先、駐車場、家の外周といったある程度狭い範囲の砂利敷きであれば、DIYが十分に可能です。

しかし、砂利の量は想像よりも多くなることが珍しくないため、持ち運びが大変なことや、中腰での作業が多いため足腰を痛めてしまうことも考えられます。

体力に自信がない人でDIYをしようとしている人は、無理せず毎週少しずつ進めるようにしましょう。

もしも「砂利敷きをする範囲が広い」「防草シートも設置する」といった場合は、業者に依頼することも検討しましょう。

自分で敷くよりも費用がかかってしまう点はデメリットとなりますが、業者に依頼するメリットは、こうした作業にかかる負担がなくなること、仕上がりがきれいになること、などいくつも挙げられます。

自分で砂利敷きをする際に必要な道具は?

砂利敷きに必要な道具は「敷き砂利」と「ならし(土ならしやレーキなど)」があれば十分です。

ただし、その前に除草が必要になることや、防草シートを設置するケースも多いため、次のものを揃えておくと良いでしょう。

  • 軍手
  • 除草用のかま
  • 防草シート
  • 防草シートを固定するためのピン、ピンを打ち込むためのハンマー
  • 防草シートが重なる面を固定するための粘着テープ
  • 防草シートをカットするためのハサミ
  • ピン打設位置をマーキングするためのチョークや位置を図るためのメジャー

これらがあれば、下準備から防草シートの設置、敷き砂利までスムーズに行えるでしょう。

砂利敷きを業者に依頼した場合の工事費用は?

砂利敷きをする面積や砂利の種類、量などによって費用に差が出てきますが、ごく一般的な砂利での砂利敷きを業者に依頼した場合、費用の目安は1㎡あたり1,500円〜3,000円程度とされています。

防草シートの設置も同時に依頼した場合、1㎡あたり700円〜2,500円程度がプラスされます。

また、除草作業、整地作業なども追加する場合は、さらに費用が膨らみます。

できるだけ工事費用を抑えたいなら、除草、整地、防草シートの設置あたりまで自分で済ませておいた方が良いかもしれません。


砂利敷きのメリットとデメリット

砂利敷きには、防草効果以外にもいくつかのメリットがあります。デメリットと併せてご紹介します。

それぞれを比較してみましょう。

砂利敷きのメリット

地面に砂利を敷くだけで、雑草が生えにくくなる効果がある点は言うまでもありませんが、そのほかにも、例えばコンクリート打設よりも費用を抑えられる点、防草シートと合わせて使用することでより高い防草効果が得られる点もメリットです。

また、砂利は水ハケがよく泥はねもないため、雨の日に歩いても靴や服を汚さずに済むというのもメリットです。

さらに、砂利の上を歩くときに音が鳴ることから、防犯面で役立つというメリットもあります。

防犯砂利と呼ばれる砂利もあり、その場合は70db以上(電話のベルや掃除機よりも大きめ)の音が鳴るというので、防犯目的も兼ねたい人は防犯砂利を選ぶのも良いかもしれません。

砂利敷きのデメリット

デメリットとしては、重量があるため敷き詰める作業が大変なことが挙げられます。

また、砂利だけでは高い防草効果が望めない点や、砂利と砂利の隙間に落ち葉などが溜まってしまうと、取り除くのが大変といった点もデメリットになるかもしれません。

地面が柔らかい場合、人や車が同じ場所を通ることで徐々に沈んでしまい、地面の土が砂利の上に染み出してきて泥が付着しやすくなる、不要になって廃棄する際の作業が大変、といったデメリットもあります。

このように、砂利敷きにはそれぞれメリット・デメリットが存在します。

自分の目的や用途などに照らし合わせ、導入するかどうか検討しましょう。

砂利敷まとめ

今回は、雑草対策の一つ「砂利敷き」について、防草効果や耐用年数、種類別の値段の目安、自分で敷くか業者に依頼するか、業者に依頼した場合の費用の目安はいくらか、砂利敷きのメリット・デメリットなどをご紹介してきました。

砂利敷きは、防草シートと併用することで高い防草効果を発揮します。

導入する際は、ぜひ防草シートも併せて購入しましょう。

また、砂利敷きに使われる砂利は、大小、色、形など実にさまざまな商品が販売されています。

庭の雰囲気や壁・塀の色などに合うようにじっくり検討してから選ぶことをおすすめします。

ネットでも購入できますが、正確な色合いを判断するのが難しいため、できればホームセンターなどで実物を見てから選ぶようにしましょう。