カーポートの柱は右?左?後悔しない設置位置とは


■ はじめに

「カーポートの柱って、右側にするのがいい?それとも左?」
設置前にはあまり意識されないこの“柱の位置”。

でも実は、駐車のしやすさ・出入りのしやすさ・将来的な使い勝手に大きく関わるポイントなんです。

この記事では、
✅ 柱の位置による違い
✅ 後悔しない設置のコツ
✅ よくある失敗例
をわかりやすく解説していきます!


■ カーポートの柱は左右どちらに設置できる?

基本的にカーポートの柱は、左右どちらでも設置可能です。
商品によっては、片側支持・両側支持などのタイプがあり、設計自由度も高くなっています。

  • 片側支持タイプ → 柱を片側だけに設置
  • 両側支持タイプ → 両側に柱が必要(耐風性が高い)

この記事では、片側支持タイプの柱位置について解説していきます。


■ 柱が右か左かで何が変わる?

一見、どちらに柱を設置しても同じに思えますが、
車の乗降性・ドアの開閉・駐車時のストレスに違いが出てきます。

【右側に柱を設置した場合】

◎ 運転席側にスペースができる(右ハンドル車)
◎ 乗り降りがしやすい
△ 助手席側が狭くなる → 家族が乗るなら注意

【左側に柱を設置した場合】

◎ 助手席側にスペースができる
◎ 子どもや高齢者が乗る家庭に向いている
△ 運転席側が狭くなる → 一人で乗ることが多い人は注意


■ 柱位置で後悔した人の声(実例)

  • 「右に柱を設置したら、妻が毎回助手席で降りにくそう…」(40代・男性)
  • 「左側が塀なので、柱が右にあってドアを開けづらい…」(30代・女性)
  • 「壁ギリギリで設置したら、車を入れる時に柱が怖い!」(50代・男性)

→ つまり、“日常の動線・敷地の条件”を考えずに決めると後悔しがちということ。


■ 後悔しない柱位置の決め方

✅ ① 駐車の仕方をシミュレーションしてみる

  • 車の進入角度
  • 家の玄関・勝手口の位置
  • 壁や塀との距離
    を確認しながら、実際に乗り降りのイメージをしてみよう!

✅ ② 車の乗り降りの頻度と位置を把握

  • 1人で使うことが多い → 運転席側が空くように柱を設置
  • 子どもの送迎・家族と一緒に使う → 助手席側を優先

✅ ③ 敷地条件や建物の配置をチェック

  • 隣地との境界や塀・庭木などが干渉しないか
  • ドアやトランクの開閉に支障が出ないか

■ 両側柱タイプでも工夫できる?

両側に柱があるタイプでも、柱の太さ・間隔・位置調整で乗り降りのしやすさを改善できます。

  • 柱ピッチが広いタイプを選ぶ
  • 後方に柱を設置するデザインにする
  • 屋根を前に出し、柱を後方に寄せる設計(後方支持型)

コストは上がりますが、ストレスの少ない動線を確保できます。


■ こんな場合はどうする?

条件おすすめ柱位置
右側に塀・壁がある左側に柱を設置
子ども・高齢者が同乗する助手席側(左)にスペースを
車1台しか使わない運転席側(右)にスペースを
勝手口・玄関が左側にある左に柱を避けた方が便利なことも

■ 編集者からのひとこと

カーポートの柱位置は一見些細なことのように思えますが、
日々の使いやすさや家族の快適さに直結する大切なポイントです。

「どちらが正解」というよりも、
自分たちの暮らしに合った選択をすることが後悔しないカギ。

設置前にはぜひ、乗り降りの動線や敷地の条件をしっかり確認して、
ベストな位置を見つけてくださいね!