こんにちは!エデンな暮らし編集部です。
「庭に切り株が残って邪魔…」 「重機や除草剤を使わず、安全に枯らしたい」
そんな方に注目されているのが、**「塩で切り株を枯らす方法」**です。
今回はこの方法の原理・手順・効果・注意点まで、 できるだけ安全かつ簡単に処理するための情報を丁寧にまとめました!
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🌿 なぜ“塩”で切り株が枯れるの?
塩には強い脱水作用と土壌の浸透圧を変える性質があり、
- 根からの水分吸収を妨げる
- 栄養吸収を阻害し、木が枯れる
という効果が期待できます。
特に伐採後まもない「まだ根が生きている切り株」に効果的!
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✅ 塩を使った切り株処理の基本手順
① 切り株の表面にドリルなどで穴を開ける
- 中心に向かって深さ5〜10cm、数カ所
- 穴を開けることで塩が内部まで浸透しやすくなります
② 穴の中に食塩または岩塩を詰める
- 普通の塩(食塩・粗塩)でOK
- 1株あたり500g〜1kg程度が目安
③ ビニールや蓋で覆う
- 雨で流れないよう、ゴミ袋や防水シートで覆い、ガムテープなどで固定
- 完全に密閉する必要はありませんが、水を入れない工夫が大切
④ 数週間〜数ヶ月放置
- 季節や樹種によるが、3週間〜3ヶ月ほどで枯れていく
- 途中で塩を追加してもOK
▶ 枯れた後は、朽ちていくのを待つか、スコップなどで撤去
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🪵 塩枯らしが効きやすい木とそうでない木
木の種類 | 効果の出やすさ | 備考 |
---|---|---|
柔らかい木(桜・梅・竹など) | ◎ | 早めに枯れる傾向あり |
広葉樹(クヌギ・カエデなど) | ○ | 比較的効果が出やすい |
常緑樹・針葉樹(杉・松など) | △ | 枯れるまで時間がかかることも |
▶ 効果が薄い場合は、他の方法(熱湯・ドリル+酢など)との併用も検討
⚠ 塩処理の注意点とデメリット
❌ 土壌が塩害を受ける可能性
- 塩分濃度が高すぎると、周囲の植物も枯れる
- 処理後、他の植物を植えたい場合は不向き
❌ コンクリートの近くではNG
- 塩分がコンクリートやブロックを劣化させるおそれあり
❌ 雨で塩分が流出すると環境負荷になる
- 側溝・水路・畑の近くでは使用を控えるべき
📌 処理場所は庭の奥・花壇の端など、限定的な場所がおすすめ
💡 より安全に使うためのポイント
- 使う塩は「食塩・岩塩」がベスト(薬剤入りはNG)
- 穴の中に塩と一緒にお湯やお酢を入れると効果UP
- 処理後は土壌改良材(腐葉土・ピートモスなど)を混ぜると回復が早い
🔄 他の切り株処理法との比較
方法 | メリット | デメリット |
塩で枯らす | 安価・安全・家庭でできる | 時間がかかる・塩害の恐れ |
除草剤を使う | 確実で早い | 環境負荷・家庭菜園には不向き |
熱湯や酢で枯らす | 手軽・安全 | 効果は弱め・繰り返し必要 |
重機・伐根作業 | 確実に撤去できる | 高コスト・騒音や工期もあり |
🌸 まとめ|安全第一で“ゆっくり枯らす”なら塩処理もアリ!
切り株を「塩で枯らす」方法は、時間はかかるけれど、
- 安価で始められる
- 身近な材料だけで可能
- 使い方を誤らなければ安全
という点で、DIY処理を検討している方には有力な選択肢になります。
ただし、塩害や周囲環境への影響に注意しながら慎重に使うことが大切。
無理なく安全に、そして自然に切り株処理を進めたい方は、ぜひこの方法を取り入れてみてください😊
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