庭や玄関まわりに植える木を選ぶとき、「せっかく植えたのに枯れてしまった…」「虫が大量に発生して手に負えない」なんて経験、ありませんか?
特に忙しいご家庭や庭仕事が苦手な方にとっては、**手間なく健康に育ってくれる“病気に強い木”**を選ぶことが大切です。
この記事では、**植栽管理のプロの目線から選んだ「病害虫に強く、初心者にも育てやすい木」**と、その選び方・育て方のポイントを詳しく解説します!
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✅ 病気に強い木を選ぶメリットとは?
● メンテナンスの手間が減る
薬剤散布や剪定の頻度が少なく、ほぼ放置でもOKな木もあり!
● 枯れにくい=コストパフォーマンスが良い
せっかく植えた木が病気でダメになると、再施工の費用も発生。
病気に強い木は長く育てられるので安心です。
● 子どもやペットにも安心
薬剤を頻繁に使う必要がないので、小さなお子様やペットのいるご家庭にも最適。
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🌳 プロが選ぶ「病気に強いおすすめ庭木」10選
① ソヨゴ(常緑・中木)
- 【特徴】光沢のある葉と赤い実が美しい
- 【病気・害虫】ほとんど被害なし。剪定も年1回でOK
- 【用途】シンボルツリーにおすすめ!
② シマトネリコ(常緑・高木)
- 【特徴】爽やかな葉と風にそよぐ軽やかさが魅力
- 【病気・害虫】基本的に強健。ただし成長が早いので剪定は必要
③ オリーブ(常緑・中木)
- 【特徴】銀葉が美しく、洋風の外構にマッチ
- 【病気・害虫】乾燥にも強く、カビや菌にも強い品種が多い
- 【注意】水のやりすぎは根腐れの原因に
④ アベリア(常緑・低木)
- 【特徴】白〜ピンクの小花が長期間咲く
- 【病気・害虫】極めて強い!ほぼ放置で育つ万能低木
- 【用途】花壇・生垣・道路沿いに最適
⑤ ドウダンツツジ(落葉・低木)
- 【特徴】春の花と秋の紅葉が楽しめる
- 【病気・害虫】ほとんど心配なし
- 【ポイント】成長が遅く剪定しやすい=初心者向き
⑥ ヒメシャラ(落葉・中高木)
- 【特徴】樹形が美しく、幹肌も滑らかで美観◎
- 【病気・害虫】耐病性が高く、湿気にも強い
- 【注意】直射日光・乾燥はやや苦手なので半日陰に◎
⑦ ナンテン(常緑・低木)
- 【特徴】「難を転じる」で縁起木としても人気
- 【病気・害虫】非常に強い/剪定もほぼ不要
- 【用途】和風庭園や玄関まわりにぴったり
⑧ ヤマボウシ(落葉・中木)
- 【特徴】初夏に白花、秋に紅葉と実が楽しめる
- 【病気・害虫】比較的強いが、風通しは確保したい
- 【育てやすさ】自然樹形でOK、剪定は最小限で◎
⑨ イロハモミジ(落葉・中木)
- 【特徴】四季の移ろいが感じられる代表樹種
- 【病気・害虫】比較的強いが、湿気や蒸れに弱い
- 【対策】風通しを確保+地植えなら高植えに
⑩ フェイジョア(常緑・中木)
- 【特徴】実が食べられる南国系/銀葉が魅力
- 【病気・害虫】乾燥・寒さ・病気すべてに強い!
- 【ポイント】洋風・カリフォルニアスタイルにおすすめ
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🧠 植栽管理のプロが教える「木選びのコツ」
✅ ポイント①:地域の気候に合うか
- 寒冷地 or 暖地向けの木かを確認
- 地元の植木屋さんや外構業者が扱う種類から選ぶのが確実
✅ ポイント②:風通し・日当たりとの相性
- 多くの病気は「湿気」や「蒸れ」が原因
→ 枝が混みすぎない樹種 or 剪定で通気を確保できる種類がおすすめ
✅ ポイント③:土壌との相性
- 水はけが悪い場所には根腐れに強い木(ソヨゴ・アベリア)
- 日照りが続く場所には乾燥に強い木(オリーブ・フェイジョア)
💡 よくあるQ&A
Q:木の葉に斑点が出た。病気?
👉 それは「斑点病」かも。風通しと葉の水滴防止が重要。
※放置で広がることがあるので、異常葉は剪定 or 専用薬で対応!
Q:無農薬で育てたい!
👉 アベリア・ナンテン・ソヨゴなどは無農薬でも健康に育つ代表格。
ただし、梅雨時期は下草を刈って湿気を逃がす工夫をしてね。
Q:マンションや商業施設にもおすすめの病気に強い木は?
👉 管理頻度が少なくて済む「アベリア」「シマトネリコ」「フェイジョア」あたりが◎。
都市部でも枯れにくい「耐排ガス性」もチェックして選ぼう!
🎯 まとめ|病気に強い木で“育てやすさ”も“見た目”も両立!
庭木選びのコツは、「見た目」だけでなく「育てやすさ」まで考えること。
病気や害虫に強い木を選べば、手間をかけずに長く美しい庭を保てます。
ぜひこの記事を参考に、あなたの暮らしにぴったりの強健な庭木を見つけてくださいね😊
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