ブロック塀のひび割れは危険?補修のタイミングと費用

■ はじめに



「最近、家の塀にひび割れが…」
そんな時、「大丈夫かな?」と心配になりますよね。

実は、ブロック塀のひび割れには“危険なもの”と“そうでないもの”があるんです。
この記事では、ブロック塀のひび割れの種類と危険性、
さらに補修が必要なタイミングや、気になる費用相場まで、プロ目線でわかりやすく解説します!


■ ブロック塀のひび割れ、放置はNG?

ブロック塀のひび割れは、大きく分けて以下の3パターンに分類されます。

① 表面のみの浅いひび(ヘアクラック)

  • 幅0.3mm以下
  • 表面の乾燥や経年劣化が原因
    基本的に問題なし。ただし要観察!

② 深さのある亀裂

  • 幅0.3~1mm程度
  • 地盤のゆるみ、構造上の問題
    補修を検討すべきレベル

③ 大きなひび割れ・ブロックの浮き・傾き

  • 幅1mm以上/長く伸びている/崩れかけている
    危険性大!早急な対応が必要です

■ なぜひび割れが起こるの?【主な原因】

原因説明
経年劣化長年の風雨や紫外線による素材の劣化
地震・地盤沈下外的な力によるひずみや沈下
不適切な施工配筋不足や強度不足など
重量のかけすぎ上にフェンスを設置したなどの加重

施工不良の場合は、築年数が浅くてもひびが入ることもあります。


■ 補修が必要なサインとは?

以下のような状態は、すぐに専門業者へ相談しましょう!

  • 手で触るとブロックがグラグラする
  • 上部がぐらついている
  • ひびの中が黒くなっている(雨水の侵入)
  • 雨の日に染み出しがある
  • 塀が斜めに傾いている

これらはすでに構造的に問題がある可能性大です。


■ 補修の方法と費用目安

症状に応じて、補修の内容も異なります。

① ヘアクラック(表面だけ)

シーリング材やモルタルで簡易補修

  • 費用:1~3万円程度

② 中程度のひび割れ

部分撤去+ブロック再設置、鉄筋補強など

  • 費用:5~15万円前後(1~2m程度)

③ 大規模な劣化・傾き

全面撤去+新設(ブロック or フェンス)

  • 費用:20~50万円~(長さ・高さによる)

📸 文中画像②挿入ポイント:補修中のブロック塀の様子


■ ブロック塀を撤去してフェンスに変えるという選択

「古い塀をこの機会にフェンスに変えたい」
そんな方も増えています。

【メリット】

  • 軽量で安全
  • モダンでおしゃれな外観に
  • 通気性や明るさUP

費用はややかかりますが、安全性と景観を両立できますよ!


■ 補助金制度が使えることも!

実は自治体によっては、ブロック塀の撤去や改修に対して補助金制度があるんです。

【例】

  • 古いブロック塀の撤去費用:最大10万円補助
  • 地震対策としての改修工事対象

詳細は、お住まいの市区町村のホームページまたは建築課で確認を!


■ スタッフからのひとこと

ブロック塀のひび割れ、見た目だけの問題と思いがちだけど、
倒壊のリスクや事故につながるケースもあるから、本当に注意が必要!

「ちょっとでも不安を感じたら、まずはプロに相談」
これがいちばんの安心対策だよ😊

外構って“安全”と“美観”の両方を守るもの。
マサの家も、お客さんの家も、みんな安全で素敵な住まいになりますように!