おうち時間を楽しむために、最近人気が高まっている**「ウッドデッキのDIY」**。
ホームセンターでもキットが売られていたり、YouTubeで施工の様子を見たりして、「自分でもできそう!」と感じた方も多いのではないでしょうか?
今回は、DIYでウッドデッキを作る方法から初心者が失敗しやすいポイント、後悔しないためのチェックリストまで、まるっと解説していきます。
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✅ ウッドデッキDIYのメリットとは?
ウッドデッキをDIYで作ると、以下のようなメリットがあります:
- コストを抑えられる(業者に依頼するより安価)
- 自分好みのサイズ・デザインが可能
- 家族や子どもと一緒に作業する楽しさ
- 達成感がある!
ただし、「DIYは大変」「やり直しが効かない」「失敗したら台無し」という声も…。
次の章では、実際にDIYする前の準備について説明します。
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📝 DIY前の下準備|3つの確認ポイント
① 設置場所の確認
・日当たり:デッキ材の劣化スピードに影響
・水はけ:湿気がこもると腐りやすくなる
・近隣との距離:騒音・視線トラブルに注意
② 使用目的を明確に
「バーベキューをしたい」「洗濯物を干したい」「子どもと遊ぶスペースにしたい」など、目的が定まればサイズや素材も決めやすくなります。
③ DIYスキルの確認
電動工具に慣れているか、水平を取れるか、構造的な理解があるかなど、自分のスキルと相談しましょう。
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🛠 ウッドデッキDIYの基本手順(ステップ別)
STEP1|材料と工具の準備
主な材料
- ウッドデッキ材(天然木 or 樹脂木)
- 束石、根太、大引、床板
- ビス、ステンレス金具、防腐塗料
主な工具
- 電動ドリル
- 水平器
- のこぎり or 丸ノコ
- スコップ(基礎工事用)
👉初心者はキット製品を使うと安心です!
STEP2|基礎づくり
- 地面を整地し、転圧して水平にする
- 束石を並べて、水平をしっかり確認(これが一番重要)
- 必要に応じて防草シートや砂利を敷く
STEP3|骨組みの設置(根太・大引)
- 束石に大引きを渡して固定
- 根太を一定間隔で並べ、デッキ材のたわみを防止
- しっかり水平になっているか、都度チェック!
STEP4|床板の取り付け
- 床板を均等な間隔(3〜5mm)で並べてビス止め
- 隙間を開けるのは「雨水が流れる」&「木材の伸縮を許容する」ため
- 最後にサンダーで表面をなめらかに仕上げると安全です
STEP5|塗装・メンテナンス
- 天然木なら防腐・防虫塗料を塗布(1年に1回が理想)
- 樹脂木なら基本メンテナンスフリー
⚠️ よくある失敗とその対策
失敗例 | 原因 | 対策 |
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束石が沈む | 地盤が弱い・転圧不足 | しっかり転圧+砕石や防草シートで補強 |
床板がたわむ | 根太の間隔が広すぎる | 根太間隔は30cm~40cmが目安 |
デッキが斜めに傾く | 水平確認を怠った | 各工程ごとに水平器で確認 |
ビスが浮いてくる | ビス打ちが浅い | 下穴を開けてからしっかり打ち込む |
🌿 素材選びのポイント|天然木 vs 樹脂木
比較項目 | 天然木(ウエスタンレッドシダーなど) | 樹脂木(人工木) |
---|---|---|
見た目 | ナチュラルで経年変化も楽しめる | 均一で色落ちが少ない |
メンテナンス | 年1回の塗装が必要 | 基本不要 |
コスト | 安価なものも多い | やや高め |
耐久性 | 加工次第では10年以上 | 15~20年持つ製品も |
👉 ナチュラル感重視なら天然木/手間を省きたいなら樹脂木がオススメ!
🏡 ウッドデッキを長く楽しむためのメンテナンス術
- 雨の後はデッキブラシで掃除
- 濡れたままの植木鉢を放置しない
- ビスのゆるみはこまめに点検
- 木材のひび割れは補修材で早めに対応
🎯 まとめ|DIYでも「準備」が命!
ウッドデッキのDIYは決して難しすぎる作業ではありませんが、**「基礎」と「水平」と「素材選び」**がカギを握ります。
「とりあえずやってみよう」も良いですが、しっかりと下準備しておくことで、失敗を減らし、長く快適に使えるデッキが完成しますよ😊
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