ウッドデッキを自分で作ってみよう!DIYで失敗しない方法

ウッドデッキは一見シンプルな構造であることから、DIYに興味がある人だと、製作にチャレンジしたくなるのではないでしょうか。

そこで今回は、初めてウッドデッキを自分で作りたい人のために、DIYで失敗しない方法をご紹介します。

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どんな道具を揃えればいいの?

日用大工であれば、手道具だけでも間に合いますが、ウッドデッキに挑戦するとなると、電動工具の力を借りないことには、完成までの途上は厳しいものになります。

特に板材を切断する丸ノコや板材を接合するインパクトドライバーは必須の道具です。

それでは、具体的にどんな道具が必要なのか、ご紹介しましょう。

電動工具

  • 丸ノコ……板材などの切断
  • インパクトドライバー……ネジの締め付け、穴あけ
  • ジグソー……曲線の切断
  • サンダー……研磨・面取り
  • ディスクグラインダー……石材や金属の加工

手道具

  • ノコギリ……切断
  • カナヅチ……釘打ち
  • ノミ……板材の調整加工
  • カンナ……面取り
  • ヤスリ……バリ取り
  • ハンマー……基礎石の位置調整
  • カッタ-
  • バール……床板の歪み矯正

測定道具

  • メジャー……計測
  • サシガネ……直角出し
  • スコヤ……直角出し
  • 自由スコヤ……角度の写し取
  • 水平器……水性や垂直の確認
  • チョークライン……直線の墨付け
  • 鉛筆

土工事用

  • シャベル……掘削
  • 練りクワ……モルタル練り
  • ト口フネ……モルタル練り
  • タンパー……地面の付き固め

塗装道具

  • ハケ……塗装
  • ウ工ス……塗装
  • ベール缶……塗装入れ

その他

  • ブルーシート……養生
  • 延長コード……電源確保
  • 丸ノコ定規……切断補助
  • 作業台・ソーホース……作業補助

どんな資材を用意すればいいの?

道具がそろえば、次はいよいよ資材の調達です。

ウッドデッキに使用する木材は、2×4工法で知られる2×(ツーバイ)材の規格を用います。

ホームセンターで販売されているのは、SPF材、ウェスタンレッドシザーなどのソフトウッドです。

耐久性のあるハードウッドは店頭での扱いが少なく、入手するには通販を利用することになります。

床板に使用するのは、2×4材か2×6材です。

2×材は1単位が19㎜と定められていますから、2×4材の木口の寸法は、38×89㎜、2×6材は38×140㎜になります。

束柱には4×4材、根太は2×6材が多く用いられています。


基礎に用いる基礎石は、「束石」や「沓石」としてホームセンターで販売しています。

木材としっかりと固定できるのは、金物が打ち込んである「羽子板付き束石」です。



ビスは、ネジ山の間隔が大きくて高い、コーススレッドを使用するのが最適です。

ビス全体にネジ山のある「全ネジ」と半ばでネジ山がなくなる「半ネジ」がありますが、板と板がよく密着する半ネジがウッドデッキには適しています。

ホームセンターでよく売られているSPF材は、スプルース(トウヒ)、パイン(マツ)、ファー(モミ)の混合品で、それぞれ性質が似ていることから一括して販売されています。

この他ウェスタンレッドシダーやヴェルタデッキなどのソフトウッドは、腐食しやすいために、腐食防止の塗装を欠かすことはできません。

ウッドデッキの塗装には、屋外木部用と表記のある塗装剤を選びましょう。

塗装剤にはステイン系とペンキ系があります。ペンキ系は広く知られているように、下地を塗りつぶして塗料独自の着色をする場合に用います。

ウッドデッキでは、やはり木の風合いを残しつつ塗装をしたいと考える方が多いでしょう。

そうした方には、ステイン系の塗装が適しています。

ステイン系は木地に染み込んで保護着色をする塗料ですから、木目が見える状態で仕上げることができます。

塗装剤には、水性系と油性系があります。

本格的に仕上げたいのであれば油性系ですが、近年は水性系の性能も向上しており、油性系と大差のないレベルになっています。

うすめ液の揮発性の匂いが苦手な人や塗装後の後始末を簡単に済ませたい方は、水性系塗装でも十分納得のいくレベルのものに仕上げることができます。

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どんな工程で組み立てていくの?

ウッドデッキをどのように組み立てていくのか、工程を追っていきましょう。

  1. 根太の枠組みをする……通常の建築では、基礎、束柱、土台、大引き、根太と組み立てていきますが、束石をすべて同レベル(水平)に揃えるのが困難なため、先にウッドデッキの床を支える根太の枠組みを地上で組み立てます。この場合、組み立てる枠の大きさは、床面よりも100㎜程度小さくします。そうすることで、仕上げた際に、床板が50㎜程度持ち出しになります。
  2. 根太の枠組みを仮置きする……コンクリートブロックなどを現地に置いて、組み立てた根太の枠組みを仮置きします。枠組みの移動に人員が4名程度必要になります。
  3.  根太の枠組みを実際の高さまで上げる……コンクリートブロックと根太の間にくさびなどを挟み、実際の高さまであげていきます。水平器で根太が水平になるように調整します。
  4.  根太枠の四隅に基礎石と束柱を設置……基礎石の位置の地面を掘って、タンパーで突き固めます。その上に砕石を敷いて基礎石を置きます。束柱を基礎石に取り付ける際は、束柱が垂直であることを水平器で確認します。
  5. すべての基礎石と束柱を設置する……根太の間隔は600㎜が基本です。根太に沿って設置する基礎石の間隔は600㎜~1,200㎜が目途になります。
  6. 床板を張る
  7. 完成

   


ウッドデッキの費用はどれくらい?

ウッドデッキを自分で組み立てる場合、費用はどれくらい必要でしょうか。

間口5.4m×奥行2.7mのウッドデッキを作る場合で想定してみましょう。

木材はウェスタンレッドシダーを使用します。

  • 基礎石  26個→65,000円
  • 砕石   20㎏入り→3,000円
  • 束柱  89×89×1,830㎜を7本→37,000円
  • 根太  38×89×2,700㎜を16枚→39,000円
  • 床板  38×136×2,700㎜を40枚→224,000円
  • 幕板  38×136×2,700㎜を4枚→23,000円
  • 束柱受け金物  26個→35,000円
  • コーススレッド 300本入り3箱→6,000円
  • 保護塗装剤 3リットル缶→14,000円

これらの材料を購入することでウッドデッキを作ることができます。

費用を合計すると446,000円になります。

もし同様のものを専門家に依頼した場合は、約60万円になりますから、自分でウッドデッキを作った場合は約15万円の節約になります。

高価な電動工具類については、一部のホームセンターで有料の貸出サービスを行っています。

当面他に電動工具を使用する予定がないのであれば、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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気をつけようウッドデッキ組立失敗

ウッドデッキを快適に使うための基本は、床面を水平に保つことにあります。

組立時に水平を確認するのはもちろんのこと、各基礎石を設置する地盤もしっかり突き固めて不動沈下を起こさないようにしましょう。

基礎石の下に敷く砕石も力を分散させる効果がありますから、必ず施工時には砕石を敷く必要があります。

ウッドデッキの床下が地面のままだと、後に雑草が生えてくることがあります。

放置しておくと、蚊が繁殖するなどの悪影響がありますから、できれは床下には砂利などを敷きつめて雑草が生えない環境にしておきましょう。

床板は少し隙間を開けて張るのが基本ですが、使用中にこの床の隙間から、貴重品を落としてしまうことがあります。

サイドから床下が確認できるような点検口を設けておくと、そうした問題も解消することができます。

最も大事なことは、メンテナンスを怠らないということです。

ソフトウッドは2年~4年で腐食してきますから、1年に1度はステイン系の塗装剤で塗り替えをすることを忘れないようにしましょう。

自作ウッドデッキのまとめ

ここまでウッドデッキを自分で作ることについて説明をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

ウッドデッキは自分で製作すると、大幅に費用が節約できるとともに、自分のライフスタイルに合ったデザインのウッドデッキを作り上げることができます。

設計段階からあれこれと思案しながら、楽しくウッドデッキを組み立てていきましょう。

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