角型敷石の特徴と活用法

角型敷石の特徴と活用法

角型敷石を敷地に敷いて、快適でおしゃれな環境を作ろうとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

歩きやすく見た目も美しい庭やアプローチにすることで、住みやすさや景観は見違えるように変わるでしょう。

また、角型敷石を敷くことで、住宅やガーデニングとのマッチングができることで、ワンランクアップした住環境にすることができます。

今回は角型敷石の特徴や活用法、選び方から敷き方までをご紹介していきます。環境作りの参考にしていただければ幸いです。

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角型敷石の特徴とは

敷石

角型敷石は天然石を使用した平板の敷石のことを指します。敷石の中でもポピュラーなタイプで、デザインのしやすさがあります。

まずは角型敷石の特徴について見ていきましょう。

自然な風合い

角型敷石は天然石で出来ているため、自然な風合いがあり表情もそれぞれが違います。

形状は角型に切られており整っていますが、天然石は単一の色にはならず、似たものはあってもそれぞれユニークな見た目になります。

和風のイメージのある角型敷石ですが、和洋どちらにも合わせることができる特徴があり、使い方次第でおしゃれな空間が作れるでしょう。

豊富な種類

角型敷石は正方形だけでなく長方形などの形もあり、デザインに合わせて選ぶことが出来ます。

また、角型敷石のサイズも大小さまざまにあるので、設置したい場所や敷き方に合わせることも可能です。

それから、角型敷石の色味に関してもグレー系だけでなく、ライトブラウン系やピンク系など多くの種類があります。

住宅の雰囲気やガーデニングなど敷地に合わせて選ぶことで、一体感を空間に与えたり、目立たせたい部分を強調することも出来るでしょう。

雑草対策になる

角型敷石を庭やアプローチに使用することで、草むしりの手間を格段に減らすことが可能です。

雑草は景観を損ねる要因になるため、草むしりなどを行う必要がありますが、抜いても抜いても出てきてしまうため、定期的に作業しなければいけません。

角型敷石を敷くことで、雑草が生えてこれる場所を減らすことができるため、ちょっと生えてきた雑草を取り除くだけで済みます。

足元が汚れにくい

角型敷石をアプローチや庭に敷くことで、雨の日でも足元が汚れずに玄関を汚してしまうことも防げます。

靴に付いた汚れをなるべく持ち込まないことができれば、日々の掃除にかける手間も減り、きれいな住環境を維持することにも繋がります。

また、角型敷石を表面加工が施してあるものを選ぶことで、雨の日に滑ってしまうことも防ぐことが出来ます。

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角型敷石の活用法

敷石

角型敷石を敷地に敷いたときのイメージを作るためにも、活用法について見ていきましょう。

敷石の施工を依頼する際にも、どういった使い方が出来るのか知っておくことで、スムーズに進めていけるでしょう。

敷石でも飛石にもできる

角型敷石は並べて敷き詰めていくことも、距離を置いて敷く飛石として使うことも出来ます。

整然と並べたりサイズ違いを組み合わせて敷石を使うことで、安定しつつデザイン性の高い環境にすることが可能です。

また角型敷石を飛石で使う場合には、砂利や芝生などと組み合わせて床面のデザインを作っていきます。

それから敷石として敷き詰めつつも、飛石のようなデザインにすることも出来るでしょう。

レイアウトのパターン

角型敷石のレイアウトのパターンは、正方形の敷石を整然と並べるものだけでなく、並べ方や組み合わせなど多く存在します。

角型敷石の並べ方には、馬踏みやイモ目地、馬踏みの変形などがあります。

馬踏みは1段目と3段目の目地を合わせ、ずらして敷いた2段目と4段目の目地を合わせる方法で並べていきます。

馬踏みの変形は長方形と正方形の角型敷石を使用して、枠に収まるように並べていく方法です。

イモ目地は角型敷石を整然と並べていく方法になります。

こういったレイアウトの他にも長方形の角型敷石の組み合わせで正方形を作っていくパターンなどもあります。

また、角型敷石の色味を変えて、色の違いでパターンの印象を変える方法もあります。

自由にアレンジ

角型敷石の並べ方はパターンを繋げていくことで、整った印象や安定感を作ることができますが、自由にアレンジをして動きのある環境にすることも出来ます。

角型敷石と乱形石を使って、整った印象と動きのある見た目を同時に作ることも出来ますし、加工していない自然石を使うことでよりナチュラルな雰囲気を作ることも可能です。

遊びを敷地に取り入れたいという場合には、パターンの組み合わせなどさまざまなアイデアを考えてみましょう。

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角型敷石の選び方

pick

角型敷石の選び方について見ていきましょう。

サイズや形

角型敷石のサイズや形は多くありますが、基本的には標準的な規格のものを手に入れることになります。

設計書を作ってそれに入れられるサイズ、形を用意するようにします。

カラー

角型敷石には多くのカラーが存在します。

単色で揃えることも出来ますし、グラデーション、組み合わせなどで好みのデザインにすることが可能です。

住宅の色や庭の雰囲気に合わせて角型敷石の色を選べば、統一感を演出することが出来ます。

また、和風洋風で選んでも良いでしょう。グレー系の角型敷石は和風の雰囲気が出ますし、シックでクールなモダンな印象にもなります。

それから、洋風にするにはライトブラウン系の明るい色がよく合います。

表面加工

角型敷石は雨でも滑らないように、表面加工を施したものを選ぶことが出来ます。

ジェットバーナー仕上げや小たたき仕上げなど、石の表面に凹凸をつける加工をします。

機能性だけでなく、より自然な見た目になる特徴があります。

角型敷石の敷き方

step

角型敷石を敷地に敷く際の流れについて見ていきましょう。


STEP.1
レイアウト決め
角型敷石を敷く場所や広さを決めて、レイアウトを設計していきます。
 
レイアウトが決まれば角型敷石の必要なサイズや枚数が決定するので、DIYで施工する際にも必要な費用についてわかります。

STEP.2
仮置き
レイアウトが決まり、材料が揃ったら角型敷石を仮置きして行きます。
 
水糸を張ってそれに沿って角型敷石を並べて行きます。
 
角型敷石を並べ終わったら、輪郭線を描いて並べた角型敷石を移動します。

STEP.3
穴を掘る
角型敷石を仮置きして輪郭線を描いた部分に穴を掘っていきます。
 
穴の深さは角型敷石の厚みプラス2cmから3cm程度深く掘ります。
 
穴はなるべく水平になるように掘っていきます。

STEP.4
下地を作る
穴を掘った場所を転圧してしっかりと固めていきます。

STEP.5
砂を撒く
次にクッションになる砂を撒いていきます。
 
砂は2cmから3cmの厚みで敷いていきます。
 
平になるようにのばして、表面を平らにします。

STEP.5
敷石を敷く
角型敷石をレイアウト通りの並べ方で敷いていきます。
 
敷石は厚みに差があるものもあるため、敷きながら砂を下に入れたりして調整していきます。
 
また、高くなってしまうときには砂を掘り下げていきます。
 
それから、目地は1cm以上開けるようにします。
 
角型敷石を敷いたらゴムハンマーで叩いて馴染ませます。

STEP.5
目地に珪砂を入れる
角型敷石を敷き終わったら、珪砂を目地に入れていきます。
 
ホウキで目地に珪砂が入っていくように流し込んでいきます。

STEP.5
珪砂を固める
珪砂を入れ終わったら、散水して締めていきます。
 
水で目地の珪砂が流れてしまったときは、追加で入れるようにします。
 
角型敷石の上に残った珪砂や汚れを洗って完成です。

まとめ

ここまで角型敷石の特徴や活用法、敷き方までを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

角型敷石は整った印象を敷地に与えることができるだけでなく、足元の安全や生活のしやすさを提供してくれます。

角型敷石は使い方によって、さまざまなアレンジをすることができ、オリジナリティのある庭やアプローチにすることができます。

今回の内容を参考に角型敷石を使ったおしゃれな空間創りを楽しんで下さい。

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