■ はじめに
「カーポートって自分で取り付けられるのかな?」
「業者に頼むと高そうだし、DIYでできたら助かる…」
最近では、ネット通販やホームセンターでもカーポート本体を手軽に購入できる時代。
実際にDIYで設置する人も増えてきていますが、注意すべき点や準備が必要です。
この記事では、
✅ カーポートをDIYで設置することは可能か?
✅ 必要な道具・施工手順
✅ DIYで気をつけたいポイント
を詳しくご紹介します!
■ カーポートのDIYは可能?結論から言うと…
✅ 結論:DIYは可能。ただし難易度は高め!
カーポートの設置は、「ただ立てる」だけではありません。
・水平や垂直の精度
・基礎コンクリートの強度
・柱の固定・屋根パネルの設置
など、精度や安全性が求められる作業です。
一部の簡易型カーポート(サイクルポートや軽自動車用)であれば比較的DIYしやすいですが、
普通車用の片側支持・2台用などは基本的に2人以上・中級以上のDIYスキルが必要です。
■ DIYに必要な道具一覧
道具名 | 用途 |
---|---|
スコップ・シャベル | 基礎穴の掘削 |
コンクリートミキサー or バケツ | セメント作り用 |
水平器・下げ振り | 柱の垂直・水平確認 |
電動ドライバー・インパクト | ボルトの固定・組立 |
脚立・足場板 | 高所作業用(屋根パネル設置) |
セメント・砂・砕石 | 基礎コンクリート材料 |
メジャー・チョークライン | 寸法測定と墨出し |
📸 工具や材料を並べたDIY準備のイメージ写真

■ DIY設置の手順(簡略フロー)
- 設置場所の確認と下地処理
- 地面の水平を取り、障害物がないか確認
- 土間コンクリートや砂利敷きでも可(基礎工事をする場合あり)
- 柱位置の墨出し・穴掘り
- 支柱を立てる位置に印をつけ、深さ30〜50cmほどの穴を掘る
- 柱の設置と水平調整
- 柱を立て、コンクリートでしっかり固定(24〜48時間は乾燥)
- 梁(はり)の取り付け
- 柱上部に梁を渡し、ボルトでしっかりと固定
- 屋根パネルの設置
- ポリカーボネートなどの屋根材を取り付ける(2人以上推奨)
- 仕上げ・周辺の整備
- 墨出しラインを消し、道具や残材を片付ける
■ DIYカーポート施工での注意点
✅ 1. 安全対策を万全に!
- 高所作業ではヘルメット・手袋・安全靴を着用
- 足元の安定が悪い場合は、無理せず中止する判断も必要
✅ 2. 許可や条例の確認を
- 地域によっては、カーポートにも建築確認申請が必要な場合あり
- 高さや位置が隣地境界に接する場合は要注意!
✅ 3. 強風対策を忘れずに
- 地域の風速基準に対応した商品を選ぶ
- アンカーや基礎の強度確保が命!
✅ 4. 2人以上で行う
- 屋根材の取り付けや梁の施工は1人では危険です
- 信頼できる人と一緒に、安全第一で!
📸 2人でカーポート施工をしている場面のイメージ

■ DIYが不安な場合はどうする?
「DIYでやってみたいけどちょっと不安…」
そんな時は、**「本体だけ購入して施工は業者に依頼」**という選択肢もアリです!
- カーポート本体はネット購入(費用を抑えられる)
- 地元の外構業者に施工のみを依頼(施工品質は安心)
→ コストを抑えつつ、安心して設置できます✨
■ 編集者からのひとこと
カーポートのDIYは、やりがいがある一方で、
正しい施工をしないと“倒壊リスク”につながることも。
「設置できるか」だけでなく、
「長く安全に使えるか」「家族を守れるか」という視点も大切です。
自信のある方はチャレンジしつつ、無理のない選択をしていきましょう!
【外構、造園業者向け】下請脱却!オンライン活用で元請けになる5つのステップを公開
当社が新潟の地方で、オンラインで個人客を集客して、3ヶ月先まで予約で埋めた具体的な方法を記事にしていましたので、ご覧ください。