こんにちは!エデンな暮らし編集部です。
「せっかく防草シートを敷いたのに、1年で雑草が出てきた…」
そんな声、意外と多いんです。
実は、防草シートは正しい手順とちょっとした工夫で耐久性が大きく変わります。
今回は、防草シートの基本的な敷き方と、耐久性をグンと上げる4つのポイントをわかりやすく解説していきます!
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1. 防草シートとは?効果と種類を知っておこう
● 目的
防草シートは、地面に光を通さないことで雑草の成長を防ぐ資材。
地面に直接敷いたり、砂利の下に敷いて使うのが一般的です。
● 主な素材と種類
タイプ | 特徴 | 耐久年数目安 |
---|---|---|
不織布タイプ | 柔らかく敷きやすい/水はけがよい | 約3〜5年 |
織布タイプ | 強度が高く耐久性あり | 約5〜10年 |
高耐久タイプ | 紫外線・摩耗に強く最長15年 | 7〜15年(業務用クラスもあり) |
▶ 雑草の量や目的に応じて、長持ちタイプを選ぶのが基本!
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2. 防草シートの敷き方|基本のステップ
防草シートはただ敷くだけでは効果半減。正しい順序で丁寧に作業しよう!
① 雑草をきれいに取り除く
- 根っこから抜く or 除草剤で処理(地面の凹凸が原因で雑草が復活するため)
- 地面を平らに均してから作業開始!
② 土を転圧して固める
- 転圧機 or 踏み固め用のプレートで、地面をしっかり押し固める
- 地盤が緩いと、防草シートが波打って劣化の原因に⚠
③ 防草シートを敷き詰める
- 重ね代は10cm以上確保!
隙間からの雑草侵入を防ぐため - 端はしっかり折り返して地面に沿わせるように!
④ 固定ピンでしっかり固定
- 約50〜80cm間隔でU字ピンを打ち込む
- 端や重なり部分は特に丁寧に打ち込むこと!
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3. 耐久性を上げる4つのポイント!
✅ ポイント①|砂利やウッドチップで「上から覆う」
- 防草シートは紫外線に弱い素材が多い
→ 砂利・人工芝・ウッドチップなどで上からカバーするのが基本!
▶ 紫外線&摩耗から守れて、見た目もアップ!
✅ ポイント②|しっかり「重ねる」&「端処理」する
- 雑草はシートの隙間や端から生えてくることが多い
→ 重ね幅を最低10cm、端は折り返してピンで補強!
▶ 安全なのは“L型金具”や“押さえ板”を併用する方法!
✅ ポイント③|土の上ではなく“平らな下地”に敷く
- 凸凹があると、隙間ができてシートが破れやすくなる → 転圧+砂の下地をつくることで、密着度&耐久性がUP!
▶ 防草シートの下に防塵シートを併用するのもプロ仕様!
✅ ポイント④|“用途に合ったシート”を選ぶ
- 安価な家庭用(不織布)は風に弱く破れやすいことも
→ 駐車場や通路なら高耐久タイプ一択!
▶ 見た目も意識したいなら、カラーシート(黒・茶・緑)+砂利仕上げがベスト◎
4. よくある失敗例とその対策
失敗例 | 原因 | 解決策 |
---|---|---|
すぐに雑草が生えてきた | 隙間・重ね不足/シートの劣化 | 重ね代を見直し、耐候性の高いシートを使用 |
シートが破れた | 地面の凹凸・踏み圧・紫外線 | 転圧+上から砂利などで保護 |
風でめくれた | ピンの本数不足 or 固定位置が甘い | 端部と重ね部を重点的に補強 |
雨で水たまりができた | 勾配の設計ミス | 水勾配をとる or 透水性素材で施工 |
5. 防草シートを使うおすすめシーン
- ✅ 砂利敷きの下(見た目も◎)
- ✅ 建物の基礎周り(雑草が生えやすいゾーン)
- ✅ 駐車スペースや歩道(高耐久+透水性タイプがおすすめ)
- ✅ 空き地・家庭菜園の周辺(管理がラクに!)
まとめ|防草シートは「正しく敷けば10年保つ!」
防草シートは、正しい敷き方+ちょっとした耐久性アップの工夫があれば、
長く・しっかりと雑草を抑えてくれる頼れる外構素材です。
- ✅ 土台の整地・転圧
- ✅ 重ね幅とピン打ちの丁寧さ
- ✅ 紫外線・摩耗対策のカバー材
- ✅ 用途に合ったシート選び
この4つを守れば、費用対効果もバッチリです!
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