車庫は自作(DIY)できるのか?車庫キットをご紹介

車庫がほしいけどなるべく予算を節約したという方はいませんか? 

予算を節約するなら、自作で車庫を組み立てるという方法があります。

はたしてどんな方法があるのか、車庫の自作キットを調べていきましょう。

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単管パイプで車庫は作れるのか?

工事現場の外部足場として使用される単管パイプですが、これを使用して車庫を組み立てることができます。

単管パイプは、直交クランプというジョイント材で柱と梁を繋ぎます。

また小屋組みや筋交いなどの斜めに繋ぐ場合は、自在クランプという自由に角度を変えられるジョイント材を用います。

これらを組み合わせることにより、車庫の骨組みを作り上げることができます。

単管パイプは2mもので1本約1,000円、クランプは1個約200円で入手できます。

ただし、本来単管パイプやクランプは、足場などの工事用仮設材として使用するのであり、正式に建築用資材として認められているわけではありません。

このため、安全上の観点から、大規模の建築物に使用することはできません。

自転車やバイクなどの単独収納の規模内にとどめていた方がいいでしょう。


手軽に作れるパイプ車庫

既製品のキットの中で最も手軽に作れるのが、パイプ車庫です。

アーチ状の骨組みを順番に組み立てていくと、作り始めてから約4時間で完成できます。

南栄工業 パイプ車庫678M (普通小型車用)生地MGモスグリーン 

価格: 4万円

<サイズ> 

  • 間口  2.52m(開口最下部の横幅)
  • 奥行き 4.8m
  • 高さ  2.00m(地面から一番高いところまで)
  • アーチ本数 6本(横に使われているパイプ本数)
  • パイプ径 25.4mm(使用されているパイプの太さ)

外構工事をお得にする方法

「ガレージ施工は専門業者へ相見積りを取ろう」

外構工事は、お付き合いのある地元の業者やハウスメーカだけでなく、エクステリア専門の業者に複数の相見積を取ることがオススメです。

理由は
ハウスメーカによる中間マージンが発生しないので費用が抑えられる
・業者によって得意分野が異なる
・優れた業者、相性の良い業者が見つかる

希望する施工部位(駐車場、フェンス、カーポート等)を得意とする業者に依頼できればコストも安くなり、施工品質も高いです。

外構リフォームの専門店に複数見積もりして、お得な費用、そして相性のよい業者を探すことが大切です。

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既製品のガレージ車庫を組み立てる

イナバ ガレーディア [GRN-3142S]

価格 約39万円

<サイズ>

  • 間口3,130mm×奥行4,257mm×高さ2,360mm  

製品の運搬、製品の組立、基礎工事、土間コン工事をすべて自分で行った場合は、約50万円が節約できます。

車庫の組み立て自体は、人の助けを借りながらも根気よくやれば完成までには至ります。

ただし、最大の難関が基礎工事です。

基礎工事を怠って、直に地面の上において車庫を組み立てたり、コンクリートブロックを基礎代わりに使用すると、台風や地震の際の転倒の原因になります。

このため基礎は、組立・施工説明書どおりに行う必要があります。

しかし、この基礎工事を専門家ではない人が実行しようと思えば、相当ハードルが高いと言わざるを得ません。

このため基礎工事のみを工務店などの専門の会社に依頼して施工をしてもらい、車庫のみを自分で組み立てるという方法もあります。

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ガレージキットを組み立てる

組立用ガレージとしてキットを販売している商品もあります。

グリーンベル 1台用 G019

引用:Greenbell

大型の車も容易に出入りができる、幅=3050㎜のオーバードア付ガレージです。

内部のスペースも余裕があるので左右に棚も作れます。

さらにバイクも車と並列に置くことも可能です。

交換タイヤや工具類も置けます。

キット納品価格は160万円、すべての工事を自作すると約50万円が節約できます。

キットとして届けられる部品

キットを注文すると組み立てに必要な次のような部品が届けられます。

  •  2×4材……本体、天井、根太に使用します。
  •  2×6材……本体、頭つなぎ材として使用します。
  •  米ツガ3寸角材……本体、土台に使用します。
  •  防蟻、防湿テープ
  •  12mm構造用合板
  •  ルーフィング……防水用として屋根に使用します。
  •  アスファルトシングル……屋根仕上げ材です。
  •  サイディングボード……外壁材です。
  •  オーバースライダー……ガレージのドアになります。
  •  ドア、鍵、上げ下げ窓、ビス、釘、
  •  セメント、骨材、砂、砕石
  •  重量ブロック……基礎に使用します
  •  アンカーボルト……土台を据え付けます。
  •  ワイヤーメッシュ5㎜150ピッチ……コンクリート土間に使用します。
  •  13㎜、10㎜鉄筋……基礎の構造材として用います。

全部一度に届けられますから、設置予定場所とは別にこれらを仮置きするスペースが必要です。

作業スペースを考えると、設置しようとしているガレージと同じ面積のスペースが必要です。

また、すべての材料を使い切るのに日数を要します。

養生用にブルーシートを用意しておきましょう。

どんな工具が必要か

ガレージ車庫キットを組み立てる際には、つぎのような工具を揃えておく必要があります。

①電動工具

  •  インパクトドライバー……アンカーボルトをのナットを締める際になどに使用します。木材をビス留めする際にも用います。
  •  エアくぎ打ち機……2×4工法の基本はくぎ打ちです。大量の釘を打つので手打ちでは大変です。釘の代わりにインパクトドライバーでビスを締める方法も選択できます。
  •  コンプレッサー……エアくぎ打ち機を作動させるためには必須の道具です。
  •  かくはん機……モルタルを練る際に使用します。
  •  ディスクグラインダー……石やレンガをカットしたり研磨する際に使用します。
  •  ジグソー……電動のカンナです。

②手工具

  •  のこぎり、かなづち、バール
  •  カケヤ……木槌の大型のもので、杭を打つ際に使用します。
  •  コーキングガン……コーキング剤を打つ際に使用します。

どんな工程で作業をするのか

キットが届けられたら、次のような手順で作業を進めます。

  1. 基礎を設置する……建てる位置を決めたら基礎の位置を掘り、基礎を作ります。基礎の一部に重量ブロックを使用するために、通常の布基礎のように精度の高い型枠は必要ありません。強度を確保するため、基礎工事が完了したら2週間くらいは養生をします。基礎は非常に重要な個所なので、基礎工事のみを業者に依頼する方法も選択できます。
  2. フレームを組み立てます。2×4工法は、木造枠組壁構法とも呼ばれ、木材でフレーム(枠)を組み立て、それらを組み合わせて構築していきます。
  3. 屋根小屋組みの組み立て……壁部分が仕上がれば、次に小屋組みを構築していきます。
  4. サイディングボード張り……外壁材であるサイディングボードを貼っていきます。
  5. オーバースライダーの設置……車の出入り口となる開口部にオーバースライダーを取り付けます。
  6. 建具の取り付け……窓やドアを取り付けます。
  7. 完成

建築基準法との適合性について

単管パイプで組み立てた車庫は建築物になると、建築基準法に適合しません。

そのため全高が1.4m以下のバイク・自転車用の工作物として仕上げる必要があります。

既成のパイプ車庫は、基礎はなく地中に支柱を差し込んで使用します。

こちらも建築基準法には適合しないため建築物としては使用できません。

運動会や葬儀の際に用いるテントと同様に、必要に応じていつでも容易に移動可能な工作物として使用することになります。

既製品のガレージ車庫や車庫ガレージキットは建築物に該当します。

これらは、たとえ自作であっても、基本的にはすべて建築確認申請が必要になります。

建築確認申請は、工事着工前に提出することが義務付けられているために、必ず基礎工事を始める前に手続をしておく必要があります。

建築確認申請がおりるまでは、一切の工事を行うことはできません。

万が一手続きを怠って工事を進めた場合、後追いで建築確認申請をしても認められることはありません。

建築確認申請がない建物は、違反扱いになるのはもちろんのこと、銀行融資や補助金などで不利益を被ることがあるので注意が必要です。

完成後4日以内に役所か民間の確認審査機関に完了届を提出して完了検査を受検します。

無事に合格すれば、検査済証が交付されます。

手作り車庫のまとめ

ここまで、車庫は自作できるのかについて説明をしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

自作でガレージを作るということは、とてもロマンのある趣味です。

しかし、長い年数を使用する者ですから、台風や自陣にも耐えうるだけの強固なものでなくてはいけません。

そのためにも、基礎工事については、一人の力ではなく、仲間や専門家に助けてもらいながら進めていくのが最善だといえます。

人には真似のできないおしゃれな車庫を作って、素敵なカーライフを過ごしましょう。

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