庭づくりの中でも「どんな植栽を選べばいいの?」と悩む方はとても多いです。
植栽は単なる飾りではなく、庭の雰囲気を左右する“主役”。でも、見た目だけで選ぶと「手入れが大変だった…」「すぐに枯れてしまった…」なんて失敗も。
この記事では、庭の条件に合った植栽の選び方を分かりやすく解説します。初心者でも育てやすく、おしゃれな庭を作るためのヒントが満載です!
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✅ 植栽を選ぶ前に考えるべき3つのポイント
① 日当たり(光の量)
植栽にとって「日照条件」は命。
- 日当たりが良い庭 → ラベンダー、ローズマリー、シマトネリコなど
- 半日陰の庭 → アジサイ、ギボウシ、ツワブキなど
- 日陰の庭 → ナンテン、ヤブラン、トクサなど
📌 時間帯ごとに日が当たる場所をチェックしよう!
② 気候(寒冷地・暖地)
日本は地域によって気温差が大きいため、その地域で育ちやすい樹種を選ぶことが大切です。
- 寒冷地向き:モミジ、ナツツバキ、ヒメシャラなど
- 暖地向き:オリーブ、ソテツ、アガベなど
③ 手入れの手間とライフスタイル
- 頻繁な剪定や水やりができる?
- 忙しくて基本放置したい?
👉 ローメンテナンス派には、常緑低木や多年草がおすすめ!
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🏡 植栽選びの基本|種類と特徴を押さえよう
🌳 シンボルツリー(主役になる木)
庭の中心に1本あるだけで雰囲気が整う“主役”の木。
樹木名 | 特徴 | 向いている庭 |
---|---|---|
シマトネリコ | 爽やかな葉とすっきり樹形 | ナチュラルモダン系 |
オリーブ | 洋風で明るい雰囲気 | 地中海風・洋風住宅 |
ヤマボウシ | 春に白い花、秋に紅葉 | 和風・ナチュラル |
アオダモ | 落葉樹でやわらかい印象 | 雑木の庭風 |
🌿 グラウンドカバー(地面を彩る草)
雑草防止やデザインのアクセントに!
草花名 | 特徴 | 日照条件 |
---|---|---|
タマリュウ | 芝のような見た目で丈夫 | 日陰~半日陰 |
セダム | 多肉植物で乾燥に強い | 日向 |
ヒメイワダレソウ | 繁殖力旺盛で雑草抑制 | 日向~半日陰 |
ワイヤープランツ | 垂れ下がるように広がる | 半日陰 |
🌼 花や低木(彩り・高さの変化)
名前 | 季節の楽しみ | 備考 |
---|---|---|
アジサイ | 初夏にボリュームある花 | 日陰OK・和洋両方◎ |
ラベンダー | 香りが良く虫除け効果も | 日当たり必須 |
ボックスウッド | 丸く剪定しやすい常緑低木 | 洋風外構にぴったり |
ドウダンツツジ | 紅葉が美しく、花も可愛い | ナチュラル系向け |
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🧠 植栽の配置テクニック
庭全体のバランスを整えるには、高さ・色・季節感を意識するのがコツ!
● 高低差をつける
- シンボルツリー(高)
- 中木・低木(中)
- 草花・地被類(低)
👉 奥に高いもの、手前に低いものを配置すると広く見える!
● 色味をまとめる
- 緑×白×グレー系 → モダン・ナチュラルに
- 赤×ピンク×黄 → 洋風・華やかに
- 濃い緑×苔色×黒土 → 和風にぴったり
● 季節感を意識
- 春:ヤマブキ、モクレン、チューリップ
- 夏:アジサイ、ノウゼンカズラ
- 秋:紅葉樹(カエデ、ドウダン)
- 冬:常緑樹(ソヨゴ、モッコク)
✍️ 植栽選びでよくある失敗と対策
失敗例 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
すぐ枯れた | 日照や水やり不足 | 植える前に環境チェック |
成長しすぎて手に負えない | 高木を狭い場所に植えた | 成長後のサイズ確認を忘れずに |
雑草だらけになった | グラウンドカバー不足 | 地面には植栽 or 砂利・防草シートを活用 |
📝 初心者におすすめの植栽組み合わせ例
🌿 ナチュラルガーデン風
- シンボル:アオダモ
- 下草:ギボウシ、ヤブラン
- グラウンドカバー:タマリュウ
🏡 洋風ガーデン風
- シンボル:オリーブ
- 花:ラベンダー、ローズマリー
- グラウンドカバー:セダム、タイム
🍃 和風モダン風
- シンボル:ソヨゴ or モッコク
- 下草:トクサ、アセビ
- グラウンドカバー:苔、那智黒石
🎯 まとめ|植栽選びで庭の印象が決まる!
庭の印象は「どんな植物を、どこに、どう植えるか」で大きく変わります。
見た目のデザイン性だけでなく、育てやすさ・地域性・ライフスタイルに合わせて選ぶことが、失敗しないコツです。
ぜひこの記事を参考に、あなただけの理想の庭を育ててくださいね😊
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