「使わなくなった食器や、欠けたけどお気に入りのマグカップを植木鉢としてリサイクルしたい!」とお考えの方は多いのではないでしょうか?
結論からいえば、食器の「底に穴を空けるだけ」で、植木鉢は約5分ほどでかんたんにDIYできるんです!
とはいえ、陶器の穴あけにはコツも必要。本記事では、DIYで失敗しないための以下のポイントを初心者にもわかりやすく解説していきます。
- 食器を植木鉢にDIYするために必要な道具
- 初心者でも失敗しない!DIYの作業の流れ
- 始める前に要チェック!作業の注意点
- 完成した植木鉢で植物を育てるコツ
穴あけ作業には「電動ドリル」などの工具を使うため、間違った使い方をするとケガの恐れもあります。
本記事の注意点や作業のコツをしっかり頭に入れて、「安全第一」でDIYを楽しんでくださいね!
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////食器を植木鉢にDIYするのに必要なものは?
「陶器」でできた食器を「電動ドリル」で植木鉢にDIYするために、まずは以下の道具を揃えましょう。
- 食器
- 電動ドリル(インパクトドライバーでも可)
- ドリルビット(ダイヤモンドホールソー・コンクリート用穴あけビット)
- 水差し(ペットボトルで代用可)
- 滑り止め(濡れタオル・ゴムマットなど)
- 保護メガネ
- マスク
- 手袋(滑り止めの付いたものが好ましい)
ほかにも、食器に空けた穴をなめらかに加工する「サンドペーパー」や「ヤスリ」などがあると、より完成度の高い植木鉢が作れます。
DIYで食器から植木鉢を作る手順をわかりやすく解説!
以下の手順で作業を進めれば、初心者でも「約5分」ほどでかんたんに食器を植木鉢にDIYできます。
食器の材質によっては作業中に「破片が飛ぶ」恐れがあるため、心配な方はマスキングテープやガムテープなどで底部を覆うとよいでしょう。
底部に「高台(足)」がある食器なら、棒ヤスリや「グラインダー(ルーター)」などで3か所ほど小さく削れば、水やり時に排水しやすくなります。
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////食器を植木鉢にDIYする際に気をつけたいポイントは?
DIYで食器から植木鉢を作る際に、注意しておきたいポイントは以下のとおりです。
- 体重をかけて無理にドリルを押し込むと割れやすい。慎重に削り取るイメージで
- 穴が空いた瞬間は体勢を崩しやすいため、しっかりと食器を支えて作業すること
- 作業中は「粉じん」や「細かい破片」が発生するため、できれば屋外で作業したい
特にケガやトラブルの可能性が高い「穴が空く瞬間」はとにかく慎重に作業しましょう。
勢い余って作業台を傷つける恐れもあるため、「捨て木」などを間に入れるのもおすすめです
【より安全】電動ドリルなしで食器を植木鉢にDIYする方法3選!
「電動ドリルがない…」「ドリルはなんだか怖い…」とお困りの方に向けて、「手動」でできるDIY方法を3つご紹介していきます。
【方法①】穴を空けずに「ポットカバー」として使う
「育苗用ポリポット」や食器に合う「プラ鉢」などで植物を栽培し、食器は「ポットカバー」として活用すれば、穴を空けずにおしゃれな植木鉢が作れます。
ポリポットやプラ鉢の高さが合わないときは、ハサミや「プラスチック用のこぎり」などでゆっくり慎重にカットしましょう。
水やり直後の「根腐れ」を防ぐために、食器の底に「鉢底石」や「ペットボトルのフタ」などですき間を作る方法もおすすめです。
「食器からポットが見えるのが嫌」という方は、「ウッドチップ」などで隠せば、インテリアとしてのおしゃれ度も上がります。
【方法②】「タガネ」や「センターポンチ」で穴を空ける
100円ショップでも買えるタガネ(チゼル)やセンターポンチ、チゼルなどの「穴あけグッズ」とハンマーだけでも、食器に穴を空けることは可能です。
しかしながら、電動ドリルを使って穴を空ける方法よりも「食器が割れる」可能性は上がるため、最初は使わない食器などで練習することをおすすめします。
「食器に砂を詰め、砂の上で叩く」「ガムテープで底を覆う」などのひと工夫で、食器が割れるリスクを減らせますので、自分なりのやり方をいろいろ試してみましょう。
「わざわざ道具を揃えたくない」という方は、大きめの「ネジ」や「クギ」などでも代用できますが、タガネなどを使ったほうが成功率は上がります。
【方法③】プラスチック製の食器に穴を空ける
陶器製にこだわらず、「プラスチック」や「アクリル」、「メラミン」などの食器なら、電動ドリルなしでもかんたんに穴あけできます。
穴あけには100円ショップなどで手に入る「ハンドドリル」や「ピンバイス」がおすすめです。
うっかり手を滑らせるとケガの恐れもありますので、作業中は必ず手袋を着用しましょう。
プラスチック製の植木鉢なら、万が一落としてしまったときも割れずに安全というメリットもあります。小さな子どもがいる家でも安心ですね。
食器でDIYした植木鉢で上手に植物を育てるコツは?
食器で作った植木鉢は、市販の陶器製の植木鉢と材質が同じため、特別な育て方をしなくても上手に植物を育てられます。
特に「多肉植物」が相性バツグンでおすすめ!底に「鉢底石」を敷き、多肉植物用の土を入れてそっと植えるだけで完成です。
植え替え直後に水やりすると、根にダメージを与えて枯れてしまう恐れがありますので、2週間〜3週間は水やりを控えましょう。
また、底の穴に「台所の水切りネット」を小さく切ったものを入れておけば、鉢を動かしたときに土がこぼれてしまうのを予防できます。
【まとめ】食器で植木鉢をDIYするのは意外とかんたんです!
電動ドリルと穴あけ用のドリルビットを用意さえすれば、後は家にある道具だけでもかんたんに食器でDIY植木鉢を作ることができます。
作業中は粉じんや陶器の破片などが飛び散る可能性も充分ありますので、保護メガネやマスク、手袋や作業服などを着用し、「完全防備」で慎重に進めてくださいね。
「わざわざ電動ドリルを買いたくない…」という方は、100円ショップでも手に入る「タガネ(チゼル)」とハンマーでも穴あけは可能です。
お気に入りの食器を植木鉢として再生すれば、いつまでもインテリアとして活躍してくれます。コツを掴めば意外とかんたんですので、ぜひ挑戦してみてくださいね!
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