家庭菜園を始める際に、何が必要なのか気になっていますね。なるべくコストを抑えて家庭菜園を始めたい場合は、まず最低限必要な用具を揃えましょう。
なくても問題ないものの、あると便利な用具も多数販売されているので、そういった用具は必要と感じたときに後から揃えれば良いです。
この記事では、家庭菜園で最低限必要なものを10選ご紹介しますので、家庭菜園を始める際の参考にしてください。
////家庭菜園で最低限必要なもの10選
家庭菜園を始めるにあたって最低限必要なものは10個あります。
ただし、庭で家庭菜園をするのか、ベランダなどでプランター菜園をするのかによって必要なものが少し異なるので注意しましょう。
家庭菜園で必要なものについて、それぞれ詳しくご紹介します。
野菜の種・苗
野菜の種や苗を用意しなければ、家庭菜園を始められません。
育てたい野菜をいくつか候補に挙げ、家庭菜園で確保できるスペースや育てやすさなどを考慮してどの野菜を植えるか決めると良いです。
また、種と苗のどちらを購入しようか迷う場合は、それぞれのメリットとデメリットを比較したうえで決めましょう。
種はイチから育てる楽しさを実感でき、安価なのがメリットですが、芽がでないものもあったり、収穫までに時間がかかったりするのがデメリットです。
一方、苗は収穫までが早く、育てやすいのがメリットですが、種よりも高価で、なかには病気のものが混ざっている可能性があるのがデメリットです。
どちらも一長一短ありますが、初心者は苗を活用するのが手軽でしょう。
用土・培養土
野菜を育てるにあたって用土や培養土は欠かせません。
家庭菜園を土づくりから始めたいという場合は用土でも良いですが、できるだけ手間を省きたいという場合は培養土を選びましょう。
庭にもともと土がある状態でも、野菜作りに適した土にするため、土を購入して土壌改良を行います。
肥料
野菜の育成を促すために肥料を使います。
なお、肥料は大きく分けて、野菜の種や苗の植え付けをする前に与える元肥(もとごえ)と、野菜の成長途中で与える追肥(ついひ)の2つがあります。
分けて購入するのが面倒だったり、用具の保管場所が狭かったりするのであれば、元肥と追肥の両方で使えるタイプの肥料を選ぶと良いです。
プランター
プランターは庭を活用して畑を作る場合には必要ありませんが、ベランダや庭の一角でプランター菜園をする場合には必須です。
プランターといってもさまざまな種類があるので、家庭菜園用の大きめサイズを選ぶと良いです。
底が二重構造になっているタイプだと、水が溜まることによる根腐れを防ぐことができます。
ジョウロ
水やりの際にジョウロが必要です。プランター菜園なら小さめサイズでも良いですが、庭で広い畑を作る場合には大容量のものを選ぶと水汲みの手間が省けます。
プランター菜園だとコップやペットボトルなどで水やりをする人もいますが、水圧をかけずに適量の水をあげるにはジョウロを使うのがおすすめです。
スコップ・移植ゴテ
土を掘ったり、土を入れたりするのに、スコップ・移植ゴテを使います。また、苗を植え付ける際にも必要です。
先端が四角いものや尖ったものなどさまざまな形状があるので、どのような用途で使うかによって適しているものを選びましょう。
なお、スコップ・移植ゴテの違いは、地域やメーカーによって呼び名が異なるだけで、用途やサイズなどはほぼ同じです。
足をかけて土を掘り起こすものを、スコップではなくシャベルと呼ぶ場合もあります。
ハサミ
野菜の収穫や、茎や葉をカットする際にハサミを使います。
一般的な工作用のハサミでも問題はありませんが、使いやすさやサビにくさの面から園芸用のハサミを用意しておくことをおすすめします。
園芸用ハサミは切れ味が鋭く、弱い力でも茎など硬い部分を切ることができますよ。
支柱・ヒモ
草丈が長くなる野菜や、重さのある実がつく野菜を育てるのなら、支柱・ヒモが必要になります。
たとえば、トマト・ナス・キュウリ・ピーマンなどが挙げられます。支柱は野菜の草丈に合わせた長さを選びます。
ヒモはビニールよりも丈夫な麻のものを用意しておくと良いでしょう。
クワ
庭で畑を作る場合は、クワが必要です。クワは畑を耕したり、畝を作ったりするのに使います。
先端が平たいものや尖ったものなどがありますが、もっとも一般的なのは先端が平たく長方形のような形をした平鍬です。
小さめの畑なら、コンパクトで片手でも取り扱える片手鍬でも良いでしょう。
虫や病気対策の薬剤
せっかく家庭菜園をするなら無農薬で野菜を育てたいという場合もあるでしょうが、家庭菜園初心者は薬剤を活用することをおすすめします。
せっかく野菜が育ってきても、病気や虫などによって収穫できなくなってしまったら、家庭菜園を続ける意欲もなくなってしまうでしょう。
薬剤といっても、食品原料や天然由来成分を使ったものもあるので、不安な人はそういうものを選ぶと良いです。
また、手軽に利用できるスプレータイプも便利ですよ。できれば、病気や虫の被害に遭う前に予防できる商品を使っておくと安心です。
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