日常のお買い物や通勤・通学などのちょっとしたお出かけはもちろん、最近は趣味としてのスポーツサイクルも盛んになっている自転車。
「健康のためにちょっとした距離なら車ではなく自転車で」なんて方も多いのではないでしょうか?
そんな大活躍の自転車ですが、チェーンなどの金属部は雨にさらされると錆びてしまうし、サドルも傷んでしまいトラブルの原因になってしまいます。
大切な乗り物である自転車を雨風から、そして盗難からも守るための保管場所として最適なのが「サイクルポート」です。
今回はサイクルポートについていろいろとご紹介していきます!
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////サイクルポートの価格
サイクルポートの価格は大きさや形状、デザインなどによってとても広い幅があります。
コンクリート基礎などを必要とせず、ペグ(テント等に使う地面に打ち込むタイプの止め釘)で固定するような簡易的なものだと定価で3万円前後から販売しているようです。
基礎を必要とし、屋根のついた一般的な家庭用のサイクルポートでは定価で13万円前後、屋根だけでなく前面と側面にパネルがついたタイプになると定価で16万円前後くらいの商品があります。
一方で40万円や50万円を超えるような高級仕様のものもあるので予算や目的に合わせて選んでいく必要がありそうですね。
また、降雪が多い地域では屋根が雪の重さに耐えられるような作りのものを選ぶ必要があり、通常の仕様のものと比べると少し価格が上がります。
メーカーはあくまでも定価を表示していますが、実際に販売店などで購入する時にはそれぞれのお店や施工業者によって割引されている事が多いと思いますので販売価格のチェックもしっかりと行いたいですね!
「住んでいる地域に降雪がどの程度あるのか」「何台の駐輪を想定するか」「設置スペースの広さは?」など含めて、購入前に一度じっくり検討してみることをオススメします!
サイクルポートの種類
サイクルポートのタイプを具体的な商品を参考にしながら紹介して行きます。
サイクルハウス
カインズホーム 自転車置き場 サイクルハウス シンプルタイプ SVU 3台用
価格:9,980円(税込)
基礎を必要としないタイプのサイクルポートです。
雨風もしのげますし、ちょっとした物置としても使えそうですね!
ただ、地面に止め釘を打つなどしてしっかりと固定をしておく必要がありそうです。
アルミ製ポート 屋根タイプ
LIXIL サイクルポート ネスカR ミニ 定価:149,100円(別途オプション有り)
柱の下部をコンクリート基礎で固定する一般的なタイプのサイクルポートです。
屋根パネルはポリカーボネート板製のものが多く、耐候性や耐熱性に優れているのが特徴です。
デザインやサイズが幅広く存在するのでお気に入りのものを探すのも楽しいですよ!
この商品は輪止めやサイクルキーパーなどのオプションを付けられるようになっています。
アルミ製ポート 三面パネルタイプ
三協アルミ サイクルポート スマイリン 定価:148,000~ ※仕様によって変わります
屋根タイプに加えてサイドとフロントパネルがついたタイプになります。
横殴りの雨や風に舞った砂などから自転車をより守ってくれます。サイドとフロントのパネルは1段のものと2段のものがあり、パネルが2段になるとその分価格も高くなってきます。
スチール製 一般家庭用
ダイマツ 万能物置 DM-11型 定価 102,900円
スチール製のものはアルミ商品と比べると錆などの問題はありますが、側面を壁で覆っているために雨風を凌ぐという点ではとても効果があります。しっかりとした内部スペースを確保できるので物置としても活用できます。
スチール製 集合住宅・公共用
スチール製のサイクルポートはマンションや学校、駅の駐輪場として使われているのをよく見かけますね。
複数の棟を連結して大きなスペースを作り出す事が可能です。
////サイクルポートの工事費
当然の事ですがサイクルポートを購入しても組立なければ使う事は出来ません。
最近はDIYブームでご自分で組立をなさる方も増えているようですが、強い風に耐えるためにしっかりとしたコンクリート基礎を施工したり、床面の水平を確保するのはなかなか難しいと思います。
そうした場合はやはり業者さんにお願いした方が精度良く設置できるでしょう。
となると気になるのは工事費ですよね?
サイクルポートのサイズやグレードにもよりますが、「本体価格・基礎工事費・組立費・基礎工事によって発生した残土処分費」などを合わせてだいたい15万円~25万円というのが相場のようです。
ただ、各業者によって見積もりの項目が違うので「どの範囲まで含まれているのか」をしっかりと確認する事が重要です!
基礎のために地面のアスファルトやコンクリートを壊した時の解体ガラや掘削した時の残土などの発生材処分費が別途になっている場合は見積もりの金額から更に費用が必要になってしまいますからね。
サイクルポートの活用例
サイクルポートはもちろんその名の通り自転車を止めておくためのものですが、他にも便利な使い方があります!
物干しスペースに活用
掃出し窓の外側に設置することで、屋根が雨よけになって洗濯物を干すことができます。
上記で説明したLIXILのサイクルポートのようにオプションで物干し竿を設置する部品をつけることも出来ます!
ウッドデッキとの相性も良さそうです!
玄関までの通路として
雨の日は「車や自転車を降りてから玄関ドアまで」「郵便を取りに行っている間」などちょっとした移動でも意外と濡れてしまいますよね。
そこで玄関部にサイクルポートを設置することで屋根がついた雨避け通路として利用することが出来ます!
サイズを幅広く備えているサイクルポートなら、各ご家庭の敷地状況に合った商品も見つけやすいのではないでしょうか。
物置の屋根として
外に設置した物置は収納作業や整頓など、それなりに時間を要する作業が多いですよね。
そんな時に屋根があれば雨の日でも落ち着いて作業を続けられますし、直射日光を遮る事も出来るので夏場の暑い日でも安心して物置を使う事が出来ます。
////おすすめのサイクルポート
ここでは便利だったり、おしゃれなおすすめのサイクルポートをご紹介して行きます!
- タクボ物置 Mr.ストックマンプラスアルファ
物置と駐輪スペースが一体になっているタイプです。
自転車の空気入れやバイクの工具類などを入れておけばメンテナンスがしやすくなりますね。
作りも頑丈で強風にもしっかりと耐えられそうです。
- ガーデナップ TM3
英国の高性能メタル倉庫メーカーとして40年以上信頼を集め続けているTRIMETAL社の自転車用倉庫です。
これはもう、なんというか単純にカッコいいですね!「特別感」が味わえそうです!
- ガーデナップ TM6 サイクルプラス
こちらも上で紹介したTRIMETAL社の自転車用倉庫です。
スポーツサイクルを2台縦置きに収納出来る上に、メンテナンスパーツやヘルメットをおしゃれに収納出来るサイドウォールパネルが装備されています。
施錠も出来るのでセキュリティ面でも安心出来ますね。
こちらの商品も非常にカッコよく、所有欲を満たすことができそうです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
大事な自転車をしっかりと守ってくれるサイクルポートはデザインやサイズの幅が広く、きっとお気に入りのものを見つけられるはずです!
普段遣いでも趣味としても大活躍してくれる自転車ですから、きちんと保護して長く付き合っていきたいですよね。
お家の外構としてアクセントにもなりますし、物干しスペースとして使うなど、より実用的な活用方法もあります。
是非一度検討してみてはいかがでしょうか?
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