「サンルーム付きの物件に入居したけど、これって具体的にどうやって使うの?」
「サンルームの使い方ってこれで正しいの?便利な使い方がほかにもありそうだけど…」
そんな疑問を持っている人は多いのではないでしょうか?
もちろん、普通の部屋として使うこともできますが、せっかくサンルームがあるなら、より便利な使い方を知っておきたいところです。
この記事では、サンルームの基礎知識からいろいろな使い方までご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
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////そもそもサンルームとは?
1-1 サンルームの基礎知識
サンルームと聞くと、なんとなく「全面ガラス張りの開放的な空間」といったイメージを持つ人がほとんどだと思います。
サンルームの具体的な定義こそないにせよ、通常の部屋よりも太陽光を取り入れやすいように設計されている部屋を一般的にサンルームと呼んでいます。
天井や壁などにガラス窓が組み込まれていますので、サンルームがどういったものが分からない人も、直感的にそこがサンルームであると判別できるほど分かりやすい設計になっていることがほとんどです。
////サンルームのメリットやデメリットは?
【サンルームのメリット】
太陽の光を多く取り込むことができるため、家の雰囲気が明るくなる、天候を気にせず洗濯物を干せる、晴れた日は洗濯物が乾きやすい、外がよく見えるため開放的な空間を味わえる、晴れていれば暖かいなどなど、サンルームにはたくさんのメリットがあります。
【サンルームのデメリット】
一方で、外から丸見えになってしまう、真夏に直射日光が入り込むと想像以上に暑くなってしまう、ガラス窓のため掃除やメンテナンスが大変、外から天井に物が落ちてきたときにガラスが割れて危険、設置費用が安くないなどのデメリットもあるのがサンルームです。
上記は一例ですが、こうしたメリット・デメリットをしっかり把握しておくことで、より効果的かつ便利にサンルームを使うことができます。
////サンルームの基本的な使い方・いろいろな使い方
サンルームの基本的な使い方
サンルームの基本的な使い方は「洗濯物を干す」「観葉植物を育てる」といったことが多いです。
テーブルやイスをセッティングすれば、開放的な空間でティータイムを楽しむことができるといった魅力も“サンルームならでは”です。
その中でも特に、サンルームが大活躍してくれるのは、洗濯物を干す場面です。
まず、雨の日でも気にせず干せるのがなんと言っても大きいです。
「昼過ぎから雨の予報」だとしても、安心して干して出かけられます。
ゲリラ豪雨などでも濡れる心配がありません。
これだけでも、十分にサンルームのメリットを享受できていると言えるでしょう。
また、黄砂、花粉、虫、PM2.5をはじめとする空気汚染物質などが入ってくることはないため、外干しするよりも安心です(ただし、窓をずっと締め切っていると湿気が溜まり、結露してしまうことがあります。サンルームでも適度に換気することをおすすめします)。
通常の洗濯物だけでなく、カーペットや布団といった大きめのものを干すときも、外まで運ぶ負担がなくなりますし、広げたままにしておけるので、全体にまんべんなく太陽の光が当たりやすくなります。
これまで、2階のベランダで洗濯物を干していたという人も、2階まで運ぶ負担が減りますので、だいぶ楽になるでしょう。
このように、サンルームは特に洗濯物を干すという場面で大変役に立ってくれます。
サンルームのいろいろな使い方
サンルームは、アイデア次第でさまざまな使い方ができます。
先ほども少し触れましたが、観葉植物などを置いて育てている人も少なくありません。
ペットや子供が遊ぶスペース、読書スペース、ヨガなどの運動スペースとして活用している人も多くいます。
また、サンルームにダイニングテーブルを置けば、あっという間にセカンドダイニングが完成します。
1日の始まりである朝食を、明るく開放的な空間で、家族みんなでとる、晴れた日曜日のブランチでサンルームを使う、友人が訪ねてきたらホームパーティー仕様にしたり、カフェスペースとして利用したりするなど、ちょっとオシャレで贅沢な使い方もできます。
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サンルームの注意点を知ってより効果的な使い方をしよう
サンルームはさまざまな使い方ができる便利な空間ですが、いくつか注意したいポイントがあります。
あらかじめ知っておくことで、より効果的な使い方につなげることができますので、ぜひ押さえておきましょう。
断熱材は使われていないことを頭に入れておこう
窓ガラスですから、一般的な「壁」と違って断熱材などは使われていません。
そのため夏は暑く、冬は寒くなりがちです。
太陽の光が出ていない場合、かえって他の室内よりも温度が低くなってしまうことがあります。
また、サンルームで植物を育てる場合、夏場は特に暑くなりすぎるため注意が必要です。
小さい子供やペット、高齢者などがいる家では、エアコンの風を循環させる、窓を開けて換気しておくといったように、夏場の熱中症対策を講じておくことも大切です。
日光浴をするなら紫外線対策はしておこう
太陽の光と同時に、紫外線を浴びることになってしまいます。
特に日焼けに気をつけたいという人は、日光浴をする際は日焼け止めを塗る、あるいはUVカットガラスを入れるなど工夫が必要です。
サーキュレーターなどで空気を循環させよう
洗濯物を干している間、サンルームには湿気が溜まってしまいます。
部屋干し特有のイヤなニオイを抑えるためには、干しながらサーキュレーターで空気を循環させたり、除湿機を置いて除湿したりするといった工夫を取り入れましょう。
お手入れは面倒くさがらずにしっかりと
サンルームは窓が多いだけでも掃除が大変ですが、天井部分などは手も届きにくく、危険も伴うためなかなかお手入れがしづらいと感じてしまうかもしれません。
しかし、汚れがついてしまうとかなり目立つことになってしまいます。
毎回大掃除とは言わなくとも、オシャレでキレイな空間を維持するためには、コンスタントにお手入れを続けることが大切です。
窓を閉め切って洗濯物を干すのは逆効果なときも
いくら花粉や虫、PM2.5などが付着するのがイヤだからといって、サンルームの窓をすべてきっちり閉め切って干してしまっては、室内干しと変わらなくなってしまいます。
それに、思いのほか「太陽の光だけ」では乾いてくれません。
サンルームの効果を最大限に活かすためにも、窓を開けて風の通り道を作ってあげることが大切です。
これからサンルームを設置しようと思っている人は設計が最重要
せっかく高い費用を払ってサンルームを設置しても、日当たりが不十分では残念なことになってしまいます。
太陽の光が差し込む方角や時間帯から、じっくり時間をかけて設計するようにしましょう。
なお、一般的なサンルームの設置費用は、80万円〜300万円程度と言われています(広さや構造、用途、設置場所などによっても変わります)。
それだけの費用を掛けるのですから、後悔しないように慎重に検討しましょう。
サンルームのまとめ
今回は、サンルームの基礎知識と基本的な使い方、より効果的に使うために押さえておきたいポイントなどをご紹介してきました。
確かにデメリットもありますが、それ以上にサンルームの効果は高く、私たちの生活に便利さと快適さをもたらしてくれます。
この記事で解説した注意点やデメリットなどをしっかり把握して、より効果的な使い方ができるよう工夫してみましょう。
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