オシャレな塀シリーズ、パート1に続きパート2をお届けします。
どうせ作るならオシャレな塀がいい!という事で、様々タイプの塀をご紹介しています。
和風、洋風、ブロック、石張り、プラスチック、金属など…
どのタイプがいいかは、ご自身の趣味もあるかともいますが、一番はご自宅の風景に合ったものをお選びいただいた方がよろしいかと思います。
それでは、スタートして行きましょう。
【こちらの関連記事もご覧ください】
////自宅にあった塀はどれだろう
和風フェンス
1.京香:建仁寺垣(LIXIL)
W2000×H800、真竹・しみじみ竹、柱ブロンズ、間仕切りタイプ、片面仕様、セット価格¥89,700
引用:イートコ LIXIL
本来、竹垣は竹1本1本から作り出される職人技です。
施工できる人や場所が限られることや、施工時間がかかること、また自然竹であることから劣化が早く、取替頻度が短い問題がありました。
そこで、誰でも施工が可能にすることや取替が必要のないよう、人工竹を用いてユニット化した商品が発売されています。
敷地によってカットや高さ別での組み合わせも可能です。
垣によっては塀との間に扉をつけたり、袖垣をつけること、垣を組み合わせることも容易です。
竹色や柱の素材も豊富であるため、作り出したいイメージが出来上がります。
縦立の竹組であるため、植栽を引き立たせる効果もあります。
2.エバーエバー21型(タカショー)
W1920×H900、柱60角、片面仕様、真竹、基本型、セット価格@¥60,400
大空間にアクセントを添えるようデザインされた竹垣が豊富に存在します。
細い竹を編み込むことで独特の陰影と色の深みを演出してくれる型となっています。
立体感も生まれ、見る角度によって見え方が異なる点も飽きがこない商品になります。
デザインが豊富なタカショーであるため、どこかほかと差をつけたい場合には確認してほしいメーカーになってきます。
また、水による腐色や日差しによる日焼けなどにも強い特殊な樹脂材を使用しているため、長期使用が可能になります。
商品によっては、ボードの著しい変色や割れによる保証が10年ついているため安心です。
スクリーンフェンス
1.シンプル
①エルファード両面タイプ1型(三協アルミ)
W965×H1800、本体1枚@¥72,100、間仕切り支柱タイプ
スクリーンフェンスは基本的に、1400㎜から2000㎜の高さまで対応可能です。
エルファードについては高さ2550㎜、3000㎜があるため高さを求める場合に最適な商品になります。
また、高さを出すフェンスとしてはスクリーンの他に多段フェンスがあります。
一般的に使用される高さ800㎜などのフェンスを2枚、3枚組み合わせたものです。
ただ組み合わせた部分が目立つこと、隙間ができることから意匠性は二の次になるものが多いです。
スクリーンフェンスはつなぎ目がないため、意匠面は抜群です。
またブロック施工なしで施工ができることも特徴のひとつになります。(独立基礎は必要)
エルファード両面タイプは、外からも内からも見え方が同じです。
通常は内には柱などの骨組みが見えていますが、両面タイプであれば骨組みがフェンスの形状の中に組み込まれているためスッキリとした印象を受けます。
また柱の主張がないため統一感を出してくれます。
1型はアルミ色ですが、木彫にしたい場合はM1型を選択することで木彫が可能になります。
②プログコートフェンスF4型(LIXIL)
W1992×H 1800(Т-8、Т10)、本体1枚:Т-8@¥61,700、Т-10@¥72,600、アルミ色
横格子タイプの柱サイズが20㎜、隙間約30㎜のスクリーンフェンスです。
また、F2型でも横格子型のスクリーンフェンスが存在しますが、4型の方が格子、隙間サイズが10㎜狭いこと、本体1枚の中に自在桁の両サイドに存在する柱の他に2本縦格子があることです。
それによって、スッキリとしたスタイリッシュな印象を与えてくれます。
写真のようにコンクリート塀との相性も抜群です。
横型であるため高さ800㎜や1000㎜のフェンスを上下組み合わせて施工していますが、1枚のフェンスのように見えるつくりになっています。
また、プログコートフェンスは傾斜地にも対応可能のため幅広く使用することができます。
アルミ色の以外にも木目調カラーであるマテリアルカラーも揃っています。
こだわり
①アルファウッド縦張りタイプ(ディーズガーデン)
板材:L1994×W120×T12/枚、@¥3,600、W柱ピッチ1210㎜=板材10枚必要
引用:ディーズガーデン
可愛い、フレンチ、ナチュラルにしたいなら必ず「ディーズガーデン」を確認してみるといいというほど素敵な商品が揃っています。
自然な木目を再現した板材は雨など腐敗や光などに対して耐退色性を兼ね備えています。
色がダーク系からホワイト、他メーカーではあまりないブルー、グリーン、クスミカラーがあります。
洋風テイストはもちろん、色によっては和風やモダンテイストにも合う商品です。
また、横張りタイプやユニットフェンスについてはオプションとして、プランターハンガーやフラワーハンガー、ウォールシェルフなどこだわりのあるパーツがあるため中からも楽しめるようになっています。
②Bタテイタスタイルルーバータイプ(B-Life.s)
W1000×H1800、セット価格@¥67,600/m ※セットは柱、横桟を含んだ価格になります
他社にはないルーバータイプのタテイタスタイルです。
80㎜のV型の板と45㎜の縦板を交互に組み合わせることで視線を完全にカットできる商品です。
また程よい隙間ができるため風の通りはあり、快適に過ごすことができます。
高さは600㎜から2000㎜と豊富にあります。
カラーはスクリーンフェンスには珍しいホワイトもあるため、視線を遮断するため、室内から見える際に明るくしたい場合にはホワイトを選択することも可能になります。
何よりも、誰とも被りたくない方へおすすめしたい商品です。
スクリーン、ボード
シンプル
①デザイナーズボード(LIXIL)
(W1820×H1800、ボードH910のため2枚必要、@¥24,000)
既存のコンクリート塀をリフォームしたい場合、印象を変えたい場合に最適な商品になります。
端部スライド部材を取り付けてボードをスライドしてはめ込む工法を取り入れています。
そのため既存の塀を取り壊し、新たに積む作業が不要になることや、作業時間が短縮できます。
特徴的なことは、柱で独立して建てられる部材を追加されたことです。
したがって、旗竿敷地や隣と隣接する塀に接する敷地であっても、70角材を用いて偏芯基礎で施工することが可能になりました。
暗くなりがちな敷地もボードを使用することで明るくなります。
偏芯基礎で施工ができるため、貴重な敷地スペースを少しでも広く残すことができます。
②ウォールスクリーン(LIXIL)
W2000×H1800、セット価格@¥290,000、柱シャイングレーの場合
※ポストやサイン等取り付ける面については、セット価格が異なります。
引用:LIXI
高さ1888㎜、2178㎜、2468㎜と高さのある厚み126㎜のウォール。
同じ高さをブロック塀で施行した場合、重量があり地震などの際倒壊の恐れがあるなど不安な面も多々あります。
このウォールスクリーンは中が発泡スチロールでありその表面にアルミ樹脂複合板を張り付けています。
したがって、シンプルな構造な上に軽量化のため、施工スピードも格段に短縮されます。
また、住まいの雰囲気に合うマテリアルカラーが揃っています。
ウォールにはインターホンやサイン、ポスト、笠木など門まわりアイテムを取り付けられるため、ファサードと兼用で塀をつくるかとも可能になります。
こだわり
①Gスクリーン(LIXIL)
敷地全体を住まいと考え「間取り」に着目して誕生したプラスG。
デザイン、居心地、機能性全てを兼ね揃えた住空間を作ります。
プラスGには骨組み、立体をつくる「フレーム」、間仕切りに用いられる「スクリーン」、屋根としての役割をもつ「ルーフ」の3つで構成されます。
これらの組み合わせは数えきれないほど存在します。視線をカットしたい、上下1枚ずつはスクリーンを入れずに風を通したいなど細かな選択も可能であるため、要望に応じてオリジナルのスクリーンを作り上げることができます。
また全て縦格子にする必要もありません。
Gフレームを間に入れることで、様々なスクリーンを取り付けることが可能です。
さらに塀とテラスを組み合わせることで敷地の活用がより充実的になります。
②ホームヤードルーフ可動ルーバーフェンス(タカショー)
W1900×H800:@¥122,000、W1900×H1400:@¥167,000
引用:タカショー
他メーカーでは珍しい可動式のルーバーフェンスです。
細かくストッパー受け金具を設けているため、好みの角度でルーバを固定することができます。
日射、風、ほこり等用途に応じてルーバーの開き具合を調節でき、とても便利な商品です。
H800、1400の高さのフェンスを組み合わせて高さ2400まで施工が可能です。
フェンスだけではなく、ポーチガーデンやホームルーフヤードの壁面にも使用することができます。
タカショーのマテリアルカラーは他のメーカーに比べ、種類が豊富です。
他メーカーで満足のいく色が見つからない場合は一度確認してもらいたいメーカーです。
笠木
シンプル
①コーピング(LIXIL)
W150×L900:@¥4,600※アルミ色
アルミを使用することでシャープな質感とピッタリと納まることで、壁全体の雰囲気を引き締め凛さを出してくれます。
単調な壁にアクセントとして活用できます。
また、笠木の幅は150,180,220㎜と土台である様々なブロック塀に対応できるように3種類用意しています。
連結、コーナー部分がある場合でも、専用のパーツがあるため綺麗なつなぎ目になり統一感、連続性を出してくれます。
天端はもちろん側面の笠木もあること、また笠木の上にミニフェンスを施工できます。
さらに、笠木の中にライトを入れることができるため夜の演出も可能です。
笠木は壁の汚れを防止する以外に魅せる仕事も完ぺきにこなしてくれます。
②ルイスボーダー(ユニソン)
W180×440×T25:基本、@¥1545、¥3,400/m
コンクリート笠木も大変人気であります。
ブロック塀やジョリパッド等に合うボーダーの種類が豊富に揃っているためお気に入りのデザインが見つかります。
ユニソンのフラットボーダーシリーズの中のルイスボーダーはナチュラルでヴィンテージ感のある木目調のボーダーです。
天然目のようなリアルな質感をもつゴードンウォール450と組み合わせて統一感を演出したり、違うブロックなどと組み合わせることも可能です。
施工は固定用のステンレスプレートをモルタルの中に埋め込む工程です。
両端部についてはコーナー専用の笠木があるので見た目も綺麗に仕上がります。
こだわり
①フィオーレデザイン笠木/形状フェンス(三協アルミ)
L2060:@¥18,000※アルミ色
アルミ笠木はフラットタイプがほとんどであり、デザイン性を求めて笠木の代わりにミニフェンスを使用することも多々あります。
笠木の中では珍しいデザイン笠木があります。
幅は170㎜のためブロック塀120㎜~150㎜が対応可能になります。
コーナーはできませんが、連続部材があるため直線上であれば施工が可能です。
色もアルミ色と木目調両方を揃えています。
また、写真右は高さ200㎜のフェンスを施工したものです。
好みのデザインがある場合はやコーナー施工ができない場合はフェンスを活用する方法もあります。
②洋風煉瓦セレ・デナリ(オンリーワン)
ランダムチェコ:写真右、下左から2枚目以降@¥2,300、その他@¥1,780
ランダムベール:写真右、下左から2枚目以降@¥3,000、その他@¥2,800
通常のレンガに比べ丸みを帯びたレンガであるため、優しい雰囲気を演出してくれます。
一般的に色は茶色とオレンジの2種類のみの商品が多いのですが、当商品はカラーが豊富です。
白い壁にブルーやグリーンを並べると格段とおしゃれな雰囲気になりそうです。
洋風感が強い雰囲気が苦手な方にもおすすめの商品です。
レンガを1枚ずつ並べていくため、アーチ状の壁にも施工できます。
【こちらの関連記事もご覧ください】
////塀はこんなにおしゃれにできる
全ての塀を同じ素材、同じデザインで施工することもありますが、塀の距離や施工する場所によっては、様々な塀の種類、商品を組み合わせて全体をデザインしています。
そうすることで、動きや奥行き感、抜け感などが誕生します。
雰囲気をより高めてくれる商品の使い方や配置等についてまとめてみました。
R壁、曲線天端の塀
直線状の塀以外にブロックをR状に積み上げることや天端を曲線ラインでカットできます。
仕上げにジョリパッドや漆喰などで塗り壁を作ります。
曲線ラインがあることで全体の雰囲気が柔らかくなります。
さらにオリジナリティを求めて壁に乱形の自然石やタイル、張材用のレンガ等を張れます。
塀の下に花壇を作ることや塀に空洞を作り、その中にフィックス、アイアンの飾りなどを入れるなどアレンジ幅が広がります。
天端が曲線ラインであるため、瓦レンガやミニレンガを使用して笠木を作っていきます。
ナチュラル、フレンチ、ヨーロピアン、洋風プロバンステイストなどとの相性抜群です。
異なる高さや素材を組み合わせる
高さを揃えて塀を作ることや、門柱とフェンスの天端の高さを揃えて塀を作る家を多く見かけます。
統一感があり敷地として存在感がありますし、スッキリする効果もあります。
直線上に同じ高さの塀をまっすぐ作ると、圧迫感が出たり、重たく感じることもあると思います。
写真のように、いくつかの同じ高さの塀を作り前後左右にずらして配置することや、ブロックや張材の種類をそれぞれ変えることで単調さがなくなります。
主役にしたいところに目が行くようできます。
また、高さのあるスクリーンを配置することで動きや重厚感が出て、一つの空間が生まれます。
写真右では、直線ラインでの塀ではあるが、高さが200~400㎜と途中から高くすることで奥行き感を出してくれる効果があります。
前後隙間を作り塀を配置する
直線ラインに配置する以外に、複数の塀を前後に人が入れるか入れないかぐらいの隙間を開けて配する方法です。
これによって、塀に動きが出ます。奥行き感も出ることと、数枚の塀にアクセントとしてタイルやスリットなどを施せることも可能です。
タイルの貼り方も塀によって変えることも出来ますしバランスがおかしくなることもあまりないです。
また、前後に隙間を作ることに抵抗がある方などは、間に写真左のような汎用材を建てることで隙間をなくし、尚且つおしゃれに装飾してくれます。
写真右のように、敷地が真四角ではなく斜めの敷地も存在します。
隙間をうまく使い玄関までつなげられますし、塀の下に植栽スペースを作り緑を作ることでよりよい雰囲気が出来上がります。
また、塀の下の部分は車などの泥撥ねなど防止することとアクセントとしてタイルを張り付け、天端にはミニフェンスや笠木を取り付け全体を引き締めています。
角柱を作り海外テイストに近づける
塀にはブロックやレンガを風車のように組んで積み上げる角柱も存在します。
主に海外テイストにしたい場合に提案されるデザインです。
現在は角柱として出来上がった柱を現場で配置するおしゃれな商品もあります。
また柱にスリットラインをつくり、中にタイルを装飾したり、写真右のようにレンガを張り付けることも可能です。
またサイズによりますが、角柱用の笠木も取り扱い商品があります。
フラットなものもあれば、コーナーがデザイン性の高いものもありよりおしゃれ感を出してくれます。
鋳物フェンスやアイアンを組み合わせることで、より海外テイストに近づきます。
塀に汎用材を張り付け、アクセントつける
化粧ブロックや塗り壁仕上げなどで施工された塀をみて、なにか物足りなさを感じたり、全体に動きをつけたい、締めたい場合には汎用材、デザインパーツを使用することで写真左2枚のようなラインを作ることができます。
サイズは20㎜から平板サイズまであり、色もアルミ色から木目調まで幅広く取り扱っています。
写真は横ラインのみですが、パーツを縦に数本入れるなど幅広く使うことが可能です。
写真右は笠木を塀の天端だけではなく、側面にも取り付けているものです。
塀に枠が付くことで、存在感が出ておしゃれでスタイリッシュな塀に変化します。
汎用材を建て空間を作る
全て同じ塀やフェンスを施工すると、単調で飽きがくる場合もあります。
様々な塀やフェンスを取り入れることで動きや変化が出ますが、一番使いやすい商品として汎用材があげられます。
一本の角材をカットして、上にキャップをして施工していくため、高さを自由に決めることができます。
写真のように高さを揃えて配置する以外に、階段のように高さを小さくしていくことやアーチのように曲線ラインを作ることも可能です。
写真左はフェンスとフェンスの間に汎用材を建てています。隙間を作り、汎用材が柱のような存在感を出しおしゃれ度が高くなりました。
真ん中の写真のように、ダークカラーのスリットフェンスと塀の間に色の違う汎用材の組み合わせもおしゃれにまとまることが分かります。
デザインパネルを設置してインパクトを与える
塀のアレンジとしてタイルやレンガを張り付けることは多いですが、デザインパネルというアルミ樹脂複合板でできた細かく繊細なデザインのパネルを取り付けることも可能です。
厚みは3㎜程であり、軽量でありかつ耐久性もよいため外での取り付けができます。
また、夜ライトを当てると陰影が浮き上がり見ていてうっとりとします。
カラーもシルバー、黒、白、茶色と多いこと(メーカーや商品によっては異なります)、デザインも豊富に揃っています。
リゾートやアジアンテイストには最適です。また和モダンにも合うデザインもあります。
お気に入りの緑を作ることができる塀
自然、緑が欲しい。という方もいるのではないでしょうか。
その場合に提案する商品としてガーデンフェンスがあります。
写真左はメッシュフェンスです。
葉が伝うように構造されています。
汎用材を組み合わせることで幹のようなデザインになり、全体がナチュラルになります。
バラやツル科の植物を植えるとおしゃれです。
また、独特であり圧倒的な存在感をもつ壁面緑化アートキャンバスがあります。
取り外し可能な専用の鉢に植物を植えて季節ごとに変化のある塀になります。
また、敷地によっては、ガーデニングスペースが確保できないこともありますが、壁面型であるためスペースを気にしないでガーデニングを楽しむことができます。
////おしゃれな塀デザイン事例
リゾート、アジアンテイスト
全体的に白をベースとしてデザインされます。
写真左から、フェンスが120㎜と45㎜の板を交互に組み合わせ、動きを出しています。
また、ブロックはコンクリートブロックであるが、ブロック半分ずらし隙間を作りながら積み上げているため、海を感じさせてくれる雰囲気を作り上げてくれます。
2枚目は、塀の一部を白系の琉球石、タイルを張り付けて白の塀が単調にならないよう装飾しています。
締める効果としてダーク系の木目調ミニフェンスを施工しています。
白の塀は植栽とも相性がいいため、よく選ばれます。
3,4枚目はデザインブロックを使用したデザインです。
塀の一部に使用することで、よりリゾート、アジアンテイストに近づきます。
ブロックの種類もシンプルなものから花のような個性的なもの、色がついているもの豊富に揃っています。
個性を出したいのならば使用すべきな商品になります。
プロバンス、ヨーロピアンテイスト
代表的なデザインとして、アーチ型、天端をアールにカットする、塀の中に窓をくり抜く、角柱を作ることがあげられます。
1、2枚目は大きく曲線ラインで塀をカットしています。
数か所小さな窓を作ることで、そこに鋳物のフィックスや電気、鉢植えを設置することも可能です。
デザインタイルやアイアンを壁に付ける、乱形の石、レンガを張りつけることでテイストの印象も大きく変わっていきます。
3枚目はレンガで角柱を作成しています。
全てレンガ塀であると見た目が重たくなるため、鋳物フェンスを間に施工します。
植栽との相性もいいことと品のある雰囲気に仕上がります。
ナチュラル、カジュアルテイスト
よく使用されるものとして、木目調フェンスが代表的です。
木目調フェンスの中には、板幅や高さ、張型など豊富にあるため雰囲気に合うものを見つけることができます。
アプローチ沿いの境界塀として使用したり、部屋の前を隠す目的や庭から道路に飛び出さないために高さのある木目調フェンスを施工します。
ブロックを積むよりも柔らかい雰囲気に仕上がります。
また写真左上は、化粧ブロックを使用した例です。
全て同じブロックを使用しずに、天端の部分だけスリットの多いブロックを積むことで笠木のような、引き締めてくれる効果がでます。
また、別の塀に自然石を張り付けることで家とのカラーも合い、自然感を引き出します。
和モダンテイスト
縦格子やダーク系でデザインされることが多いです。
上の写真は、フレームやスクリーンに細い縦格子を組み合わせた大きな塀です。
横ラインを入れアクセントをつけています。繊細で趣のある雰囲気に仕上がります。
右下は縦格子と格子型のスクリーンを組み合わせています。
和の中にカジュアルさを出せるデザインです。
また、塀をベージュなどで塗り石材と組み合わせることや笠木に瓦を使用することも和と現代の融合になります。
四角形のブロックやタイルなど異なる素材ではあるが、形を揃えることで統一感を作ることが出来ます。
また、ダーク系には色のついた植栽がよく合います。
シンプルモダン
使用される色としては白、アルミ色のシルバーが多いです。
スタイリッシュな印象をつけることができます。
左の写真はフレームを使用した塀になります。
採光のみ取り入れるパネルの両側には縦格子を組み合わせ動きと存在感を出しています。
また右上下の写真はブロック塀と汎用材を使用したデザインになります。
ブロックの中にガラスを入れたり笠木をつけてデザインを作ります。
塀と汎用材の組み合わせを規則的に設置することで全体がまとまります。
また、空洞やタイルを組み合わせることも可能です。
汎用材を木目調に変えるだけで、シャープ感からナチュラルな印象に変化します。
オシャレな塀パート2のまとめ
塀をつくるときに使用できる商品は紹介した以外にもたくさんあります。
毎年様々なデザインの商品が発表されます。1つのメーカー商品から選ぶこともいいと思います。
よりこだわりたい、よりおしゃれなものを見つけたいという方は、様々なメーカー商品を見ることをお勧めします。
予算があるためできる範囲はそれぞれ異なりますが、アレンジ次第でイメージにより近づけることができます。
ただ境界塀として使用するだけなのか、中から、外から鑑賞用としても使用するものか塀の目的を考えたうえでどこまでこだわるかを決めてデザインを決めてもらえるといいです。
【こちらの関連記事もご覧ください】
【外構、造園業者向け】下請脱却!オンライン活用で元請けになる5つのステップを公開
当社が新潟の地方で、オンラインで個人客を集客して、3ヶ月先まで予約で埋めた具体的な方法を記事にしていましたので、ご覧ください。