【外構】目隠しウッドデッキは業者に頼む?それとも自分でできる?

【外構】目隠しウッドデッキは業者に頼む?それとも自分でできる?

ウッドデッキに目隠しフェンスを取り付けたいと考えていますね。

ウッドデッキを設置する際はもちろん、すでにウッドデッキを設置してしまった後でもウッドデッキにフェンスを取り付けることはできます。

ウッドデッキの目隠しフェンスを取り付ける方法としては業者に設置を依頼する、もしくは自分で設置するという2通りが選択肢に入るでしょう。

当ページでは、ウッドデッキの目隠しフェンス設置は業者に頼むべきか自分で行うべきかや、フェンス設置時の注意点などについても解説していきますので是非参考にしていただければと思います。

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目隠しウッドデッキは業者に頼むのとDIYするのとどちらが良い?

目隠しウッドデッキは業者に頼むのとDIYするのとどちらが良い?

ウッドデッキの目隠しフェンスは業者に頼むべきかDIYするべきか悩むことがあるでしょうが、結論から言うと業者に依頼するのがおすすめです。

なぜなら、業者に依頼する際とDIYで行う際、それぞれのメリットとデメリットを比較したところDIYよりも業者に頼む方が遥かにメリットが大きいからです。

ウッドデッキフェンスの設置を業者に頼むメリット・デメリット

ウッドデッキのフェンスを業者に設置してもらうメリットはこちらです。

  • 安全性が高い
  • 耐久性が高い
  • 手間がかからない
  • 仕上がりが早い

フェンスの設置を業者に依頼すれば自分で施工しなくて済むので手間がかからないことはもちろん、確実にきれいな仕上がりを実現できます。

さらに、寄りかかってもぐらつく危険もなく安全性が高いうえ、耐久性にも優れていて長年愛用できるフェンスになることは間違いありません。

ウッドデッキフェンスは常に紫外線や風雨にさらされる場所にあるため、金具やねじ、設置方法によってはモルタルなどを使いしっかりと固定する必要があります。

しっかり固定されていなければ、台風や地震などで倒壊する危険もありますが、プロに任せればそのような心配はしなくて済むのです。

一方で、ウッドデッキフェンスの設置を業者に頼むデメリットとしては以下のものが挙げられます。

  • 工事費用がかかる
  • 業者の出入りが気になる

業者の出入りに関しては、ウッドデッキの工事なら早ければ1日、長くても3日程度なので我慢できるほどですし、入居前なら大きなデメリットにはなりません。

そのため、業者に依頼する際のデメリットで最もネックになるのが工事費用がかかることだと言えるでしょう。

ウッドデッキフェンスの工事費用相場は既存のウッドデッキに後付けする場合1メートルあたり約15,000円~40,000円とされていて、ウッドデッキ新設時にオプションとして取り付ける場合1メートルあたり10,000円~20,000円とされています。

確かに業者に頼むよりもDIYで設置した方が安くは済みますが、DIYで設置しても数年でボロボロになり解体せざるを得なくなったとしたら最初から業者に依頼した方がコストパフォーマンスは高いはずです。

安全性やコストパフォーマンスなど総合的に考えれば、初期費用を費やしてでも業者に依頼するメリットは遥かに大きいと言えるでしょう。

ウッドデッキフェンスの設置をDIYで行うメリット・デメリット

ウッドデッキフェンスの設置を自分で行うメリットはこちらです。

  • 安く設置できる
  • 愛着が沸く

DIYでウッドデッキフェンスを設置する最大のメリットと言えるのが、コストが抑えられる点です。

DIYなら材料費だけで済むものの業者に依頼するとなると人件費がかかるのでその分高くなります。

実際、DIYでウッドデッキフェンスを取り付ける場合の費用相場は1メートルあたり約5,000円~15,000円とされていて、業者に頼む場合と比較すると半額以下になる場合もあるのです。

しかし、DIYでウッドデッキフェンスを設置する際には以下のように多くのデメリットがつきものです。

  • 耐久性に欠ける
  • 安全性に欠ける
  • 手間がかかる
  • 理想通りの仕上がりにならない
  • 休日が潰れる

DIYでは業者に頼むのとは違い、設計から材料の調達、施工に至るまですべて自分で行わなければなりませんので、休日はしばらく作業に費やすことになるでしょう。

作業日数が長くなるほど面倒になり、途中で断念してしまうケースもあります。

また、DIYではプロのような仕上がりにならず後悔してしまう可能性もあるのです。

さらに、知識や経験が豊富な業者に依頼するよりも、素人が施工すると耐久性や安全性が欠けることは否めません。

最初は安く済んだとしても数年でボロボロになり結局作り直すとなると結果的に損する可能性もあるので、初めから業者に任せておく方が安上がりです。

DIYの経験が豊富で腕に自信があるならフェンスを自分で設置するのも良いですが、DIY経験が乏しい方にはおすすめできません。

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ウッドデッキの目隠しフェンスの種類

ウッドデッキの目隠しフェンスの種類

ウッドデッキの目隠しとして使うフェンスには大きく分けて4種類があります。

それぞれの特徴を把握して最も自分の希望に近いものを選ぶと良いでしょう。

縦貼りフェンス

縦貼りフェンスは、ストライプのように板が縦方向に並んでいるデザインで、スタイリッシュな印象になります。

縦貼りフェンスは斜めからの視線を遮るのに高い効果を発揮するので、歩行者や自動車など動いているものからの目隠しに最適です。

そのため道路に面している箇所に設置するなら縦貼りフェンスがおすすめと言えます。また、汚れが溜まりにくいのも魅力の一つでもあります。

横貼りフェンス

横貼りフェンスは、ボーダーのように板が横方向に並んでいるデザインなので、ウッドデッキ内の空間を広く感じさせることができます、

横格子は一定の高さからの視線を遮るのに効果があります。そのため、隣家からの視線を遮りたいなら横貼りフェンスがおすすめです。

ただし、横格子は隙間(スリット)に足をかけて不審者などが敷地内に侵入しやすい、お子さんが乗り越えようとして転落する危険があることに注意が必要です。

クロスフェンス

クロスフェンスは、板がクロスに重なっているデザインで、カフェなどでもよく見かける機会があります。

おしゃれな印象にはなるものの、視線を遮る効果はほぼありません。

ただし安価で済むことが多いため、目隠しではなくお子さんの落下防止のためといった理由で、とにかく安く設置したい場合には選択肢に入れても良いでしょう。

すりガラス調フェンス

すりガラス調フェンスは、その名の通りすりガラスのようなパネルがはめ込まれているフェンスです。

すりガラス調フェンスは上記3つのフェンスと違い、隙間がないので透過性が低いものならどの方向や角度からも視線を遮られるのが特徴です。

また、採光性や防音性にも優れているので、フェンスを取り付けることでウッドデッキ内やウッドデッキに続くリビングが暗くなってしまうのが心配な方や、小さなお子さんやペットがウッドデッキで遊ぶ際の声が近所迷惑にならないか心配な方には最適です。

ただし、価格が高めなことと、汚れが目立つ点には留意してください。

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ウッドデッキに目隠しフェンスを取り入れる際の注意点

ウッドデッキに目隠しフェンスを取り入れる際の注意点

ウッドデッキにフェンスを設置する際には、これから紹介する3つの点に注意しましょう。

フェンスの高さを十分検討する

ウッドデッキのフェンスの高さは一般的に80センチ~160センチ程度のものが多く使用されています。

フェンスの高さが低すぎると目隠し効果が少なくなってしまいますし、逆に高すぎると圧迫感が出てしまい日当たりも悪くなってしまうのでどれくらいの高さにするかは重要です。

80センチの高さだとウッドデッキで椅子に座った状態で、上半身が外から見えてしまうので目隠しとしてはおすすめできません。

そのため、目隠しとしてウッドデッキにフェンスを設置するのであれば120センチ~160センチで検討すると良いです。

目地の隙間が広すぎないものを選ぶ

フェンスの目地の隙間が広いと通気性や採光性を確保できるものの、外からの視線が気になってしまうので注意してください。

また、前述したように横貼りフェンスで隙間が広いものだと足をかけて不審者に侵入されてしまったり、お子さんが上って転落事故に繋がったりする危険があります。

そういった危険を回避するためにも隙間が広すぎないものを選びましょう。

建物の外観とのバランスを考慮する

ウッドデッキのフェンスはウッドデッキ本体と同系色にするケースが多いですが、なかにはフェンスだけ色が違うものを選んでデザイン性の高い印象にすることもあるでしょう。

しかし、ウッドデッキのフェンスを選ぶ際には、建物全体の外観と合う色やデザインを選ぶことも意識してください。

たとえば和風な雰囲気の家なのに、カントリー風な真っ白いフェンスがウッドデッキに使用されていたら違和感があるはずです。

ウッドデッキのような外構は家全体の印象を大きく変える箇所なので、建物全体との統一感を重視しましょう。

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