庭に小道を作る方法|レンガ・枕木・砂利の使い分け


■ はじめに

「庭に小道を作って雰囲気を変えたい」
「草の中を歩きやすくしたいけど、どうやって作るのが正解?」

そんな方におすすめなのが、レンガ・枕木・砂利を使った小道づくり
使う素材によって雰囲気も施工方法もガラッと変わるので、事前にしっかり選びたいところです。

この記事では、
✅ 小道に使える3つの代表的素材
✅ 素材ごとの特徴と使い分け方
✅ DIYでできる施工のポイント
をプロ目線でわかりやすく解説します!


■ 小道に使われる主な素材3種類


① レンガ

  • 温かみのある雰囲気で、ナチュラルガーデンに人気
  • 曲線にも対応しやすく、並べ方で個性が出せる
  • 耐久性も◎で、雨の日も滑りにくい

✅ 雰囲気:洋風・ナチュラル
✅ メリット:デザインの自由度が高い、すべりにくい
✅ デメリット:施工に手間がかかる、コストはやや高め


② 枕木(まくらぎ)

  • 電車の線路などで使われる木材(現在はコンクリート製も多い)
  • 無骨で落ち着いた印象、和風やカントリー調にも合う
  • 横に並べても、飛び石風に間隔を空けて配置しても◎

✅ 雰囲気:和風・ナチュラル・重厚感あり
✅ メリット:デザインの存在感がある、歩きやすい
✅ デメリット:天然木は腐食する可能性、重量がある


③ 砂利

  • コストを抑えつつ小道を作れる代表格
  • 敷くだけで完成できるのでDIY向き
  • 水はけも良く、防犯効果もあり!

✅ 雰囲気:ナチュラル・和風・シンプル
✅ メリット:施工が簡単・安価・防草効果も◎
✅ デメリット:歩きにくい、敷地外に飛び出しやすい


■ それぞれの素材を使い分けるポイント

条件/目的おすすめ素材理由
デザイン性重視レンガ or 枕木並べ方や素材の表情で個性を出せる
コスト重視砂利最も安価かつ敷くだけでOK
メンテナンス性重視枕木(コンクリ製)草が生えにくく、長持ちしやすい
DIY初心者砂利 or 飛び石配置工程がシンプルで機械や接着材が不要
和風・落ち着いた雰囲気枕木 or 黒系砂利和モダンテイストにぴったり

■ 小道の施工手順(共通編+素材別ポイント)


【共通下地づくり】

  1. 道幅を決めて土を掘る(深さ10~15cm)
  2. 防草シートを敷く(雑草対策)
  3. 砕石や砂で下地を整えて転圧する(平らに)

【素材別仕上げ】

📌 レンガの場合

  • パターン(千鳥・斜め・直線)を決めて並べる
  • モルタルで固定する場合は水平調整が重要

📌 枕木の場合

  • 飛び石風なら20~30cm間隔で配置
  • コンクリ製なら防腐処理不要で長持ち!

📌 砂利の場合

  • 厚さ3~5cmを目安に敷き詰める
  • 縁取り(レンガやピンコロ石など)をすると見栄えUP&飛び出し防止

■ メンテナンスのコツと長く保つ工夫

  • 雑草対策は必ず防草シート+下地整備
  • 土が露出している部分には年に1回砂利や土の補充を
  • 枕木の下に水抜き穴を作ると腐食しにくい

■ 編集者からのひとこと

庭の小道って、実は家の“雰囲気”を決める大事なパーツなんだよね。
素材選びを間違えると「すべる」「沈む」「雑草がすぐに生える」など、使いにくさが目立つことも…。

でも、しっかりと下地を整えて、自分の暮らしに合った素材を選べば、
庭の表情がグッと豊かになるよ😊