自宅の駐車場にはどんなタイプがある?素材やカーポートを徹底比較!

自宅の駐車場にはどんなタイプがある?素材やカーポートを徹底比較!

「おしゃれで使いやすい駐車場を作りたい!」と思っていても、いざ考え始めると素材やデザインが多すぎて迷ってしまいますよね。

そこで本記事では、駐車場によく使われる「4つの外構素材」や「3つのカーポート」の特徴や違いをわかりやすく解説していきます!

本記事を読めばあなたの家にぴったりの外構素材が見つけられますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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駐車場作りは地面から!4つの外構素材の特徴を解説

一軒家の住宅が並ぶ住宅街

自宅の駐車場を作る際に、まずはじめに検討したいのが「地面に使う素材」です。

外構工事によく使われる4つの素材の特徴や違いを、以下にくわしく解説していきます。

①コンクリート

頑丈で耐久性に優れ、歪みや変形のリスクが少ないコンクリートは、駐車場の地面に使う素材としてもっとも機能性に優れています。

シンプルで清潔感があり、シックなデザインを手軽に実現できる点も、多くの住宅にコンクリート駐車場が採用されている理由といえるでしょう。

一方で、砂利敷きの駐車場などに比べると施工コストが多少高額になるため、複数の外構業者の見積り価格を比較することをおすすめします。

②砂利

コンクリートに比べて「約2〜3割」ほど安く施工できる砂利敷きは、「なるべくコストをかけずに駐車場を作りたい!」とお考えの方に最適です。

コストが安いだけでなく、「歩くと音が鳴るため防犯対策になる」「日光の照り返しが少ない」など、独自のメリットも見逃せません。

一方で、「定期的に砂利を継ぎ足すコストがかかる」「雑草が生えやすい」などデメリットもあるため、メンテナンスフリーな駐車場をご希望の方には不向きといえます。

③レンガ・タイル

コンクリートより比較的安価で施工でき、組み合わせ次第で自宅の外観をガラリと変えられるレンガ・タイルは、デザイン性を重視する方におすすめの外構素材です。

一方で、「施工に時間がかかりやすい」「コンクリートより耐久性が低い」というデメリットがあるため、万能素材ではない点も頭に入れておきましょう。

駐車時にタイヤが乗る部分にのみコンクリートを使用するなど、工夫次第でデメリットは解決できますので、施工前に外構業者に提案してみましょう。

④芝生

ナチュラルな雰囲気と高級感を演出できる天然芝の駐車場は、どんな外構スタイルの住宅にもマッチする柔軟性の高さも人気の理由です。

夏場の日光の照り返しを抑える特性を持っているため、コンクリートに比べて駐車中の車内温度が上がりにくい点も優れています。

一方で、天然芝の管理に費用や手間がかかることや、タイヤの乗る部分が痛みやすいというデメリットがあるため、別素材と組み合わせて施工することをおすすめします。

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デザインや機能性で選ぼう!3タイプのカーポートをご紹介

一軒家のカーポート

大切な車を雨風や紫外線、降雪や鳥のフンなどから守ってくれるカーポートは、おしゃれな外構デザインを演出するうえでも重要なポイントです。

本項では、近年施工される事例の多い3タイプのカーポートの特徴や違いをご紹介していきます。

①片面支持タイプ

片面支持タイプとは、左右どちらかの柱で支えるカーポートのことで、柱のない方向からの駐車や乗り降りがしやすい点が最大の特徴です。

機能性とコスパのバランスに非常に優れており、おしゃれなデザインも多く販売されていますが、積雪の多い地域には不向きというデメリットもあります。

最近では、後ろから2本の柱で屋根を支える「後方支持タイプ」も増えてきましたので、設置環境やコストに合ったタイプを選びましょう。

②両側支持タイプ

両側支持タイプとは、4〜6本ほどの柱で屋根をしっかり支えるカーポートのことで、耐久性において片面支持タイプを大きく上回ります。

特に、毎年台風が通過する地域や積雪の多い地域では「カーポートの耐久性」は非常に重要ですので、多少コストがかかっても検討する価値があるでしょう。

最近では、入り口部分の柱の位置を調整できるタイプも登場しており、両側支持タイプの「駐車しにくい」というデメリットも解消されつつあります。

③ソーラーカーポート

ソーラーカーポートとは、カーポートの屋根と太陽光パネルが一体化した次世代のカーポートであり、車を保護しながら発電した電気をお得に活用できます。

カーポートで発電した電気は「自宅での消費」や「電力会社への売電」ができるほか、停電中でも自家消費できるため防災設備としても活躍してくれます。

通常のカーポートに比べて設置コストはかかりますが、売電収入や節約できる電気代で回収することも可能ですので、いちど検討してみてはいかがでしょうか?

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まとめ:駐車場のタイプは「使いやすさ」と「デザイン」で決めよう

「シックで管理いらずのコンクリート」「デザイン性に優れたタイルや芝生」など、さまざまな素材を組み合わせられるのも駐車場づくりの醍醐味です。

外構業者によっては「今まで知らなかった新しいデザイン」と提案してくれる場合もありますので、ぜひいろいろな業者に相談してみてくださいね!

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