昼間は素敵な庭でも、夜になると真っ暗…というのはもったいないですよね。
実は、庭の照明(ライトアップ)次第で、住まいの印象や安全性はグッと変わるんです。
この記事では、庭の照明計画の考え方、照らす場所、ライトの種類別特徴、おすすめの演出方法まで、プロ目線で分かりやすく解説します!
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✅ 庭に照明を入れるメリットとは?
① 夜の庭をおしゃれに演出
- 日が沈んだ後も庭を楽しめる
- 光と影のコントラストで高級感や落ち着きを演出
② 防犯対策になる
- 足元を照らすことで不審者の侵入抑制
- センサーライトを併用すればより安心
③ 安全性・利便性UP
- 段差・階段・玄関アプローチが安全に
- 夜間の帰宅時や来客時にも快適に移動可能
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🛠 庭の照明計画|設計の基本ステップ
STEP1|どこに照明を設置するかを決める
設置場所 | 主な目的 |
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アプローチ | 足元照明、安全確保、防犯対策 |
植栽 | 演出・雰囲気作り |
玄関まわり | 顔が見える明るさ、防犯性 |
駐車場 | 出入りの安全・車の誘導 |
デッキ・テラス | 団らん・アウトドア照明として活躍 |
STEP2|ライトの種類を選ぶ
① ポールライト
- 地面に埋め込み、高さ60〜100cm程度
- アプローチや花壇に◎
② スポットライト
- 一点を強調して照らす
- 植栽・オブジェ・壁面などに使用
③ フットライト(グランドライト)
- 地面に埋め込む or 壁の下に設置
- 足元を優しく照らす/転倒防止にも◎
④ 門柱灯・表札灯
- 名前や家番号を照らしつつデザインの一部に
⑤ センサーライト
- 人感や明暗センサー付きで防犯性UP
- 駐車場・勝手口まわりにおすすめ
⑥ ソーラーライト
- 電源不要で設置も簡単!
- 小規模な補助照明に◎
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🌟 おすすめライトアップ演出方法5選
① 植栽ライトアップ(下から照らす)
- シンボルツリーや高木の下からスポットライトで立ち上げ照明
- 枝や葉の影が壁に映り、幻想的な印象に
👉 樹形が美しいアオダモやヤマボウシにおすすめ!
② アプローチの連続照明
- ポールライトやフットライトを一定間隔で配置
- 誘導灯のような効果+足元の安全性も確保
👉 明暗のリズムが生まれて動線が美しく見える
③ デッキ照明(間接照明)
- デッキの側面や床下に間接光を仕込む
- 光源が見えずに柔らかい明かりに
👉 夜のくつろぎ空間として最適
④ 壁面ライティング(ウォールライト)
- 外壁や塀を照らすことで立体感UP
- 建物の陰影が引き立ち、高級感が演出される
👉 和風・モダンどちらにもマッチ
⑤ 水まわりのライトアップ(噴水・坪庭)
- 水面の反射や流れを照らして癒し効果をプラス
- スポットライトを水盤の脇に設置するだけでもOK
💡 夜の庭を美しく見せるコツ
● 明るすぎない「適度な光量」を意識
→ 庭全体を明るくするのではなく、**“光と影のバランス”**が重要
● 色温度は電球色(2700K前後)が人気
→ 落ち着いた雰囲気で、温かみと安心感を演出
● 配線は外構計画の早い段階で!
→ 後付けよりも美しく&コストも抑えられる
● ソーラーライトは“補助照明”として使おう
→ メイン照明には不向き。植木鉢や通路にアクセントとして最適
📊 庭照明の設置費用目安
照明の種類 | 1ヶ所あたりの費用(工事込み) |
---|---|
ポールライト | 約2万〜5万円 |
スポットライト | 約1.5万〜4万円 |
フットライト | 約2万〜4万円 |
門柱灯・表札灯 | 約1万〜3万円 |
センサーライト | 約1.5万〜4万円 |
ソーラーライト | 数千円〜(DIY向け) |
※複数灯を組み合わせた外構全体では、10万〜30万円程度が目安
🎯 まとめ|庭の夜景は“もうひとつのインテリア”
庭の照明計画は、「夜の庭」という新しい価値を生み出してくれます。
防犯・安全・演出のすべてを叶えるライティングで、昼も夜も楽しめる庭空間に仕上げてみませんか?
ポイントは、照らす場所を明確にして、適切な種類・光量・配置を選ぶこと。
まずは足元のライトから、気軽に取り入れてみましょう😊
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