外構業者おすすめ!おしゃれな玄関タイルの選び方【張り替えの参考に】

新築時やリフォーム時に玄関タイルを決めるとき、どういう選び方がおすすめなのか気になりますよね。

玄関タイルを色で選ぶ方が多いですが、家族はもちろんお客さんも必ず通る場所なので滑りにくさや掃除のしやすさという安全性や機能性も重視するべきです。

当記事では、玄関タイルの選び方や色別のメリットとデメリット、おしゃれでおすすめの玄関タイルなどをご紹介します。

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玄関タイルの選び方

玄関

玄関タイルを選ぶ際には、何色にするかをまず検討する方が非常に多いです。

確かに見栄えを左右する色選びも大切ですが、安全性や手入れのしやすさなどにも目を向けましょう。

色で選ぶ

玄関タイルの色でよく使用されるのは、ホワイト系、ブラウン系、ブラック系です。なかには複数の色を組み合わせる方もいます。

玄関タイルの色を選ぶ際には、玄関ドアの色や外壁の色、さらには家全体の雰囲気などとのバランスを考える必要があります。

たとえば、玄関ドアや外壁が暗い色の場合、玄関タイルまで暗い色にすると、統一感はあるかもしれませんが、非常に暗い雰囲気の玄関になってしまいます。

もちろん好みによりますが、どういう雰囲気の家を目指しているのかによって選ぶタイルの色は異なるはずです。

また、どうしても玄関タイルは、靴についた砂が落ちたり、外からの花粉などが入り込んだりするので汚れやすいです。

そのため、汚れが目立ちにくい色を選ぶのもおすすめです。また、タイルの色が決まったら目地の色を決める必要もあります。

滑りにくさで選ぶ

玄関タイルは雨や雪の日には滑りやすくなることをしっかり把握しておきましょう。

色選びも大切ですが、家族や来客の安全性を確保するために、滑りにくい素材かも確認しておくと良いです。

特に小さなお子さんがいる、祖父母がいる、ペットがいるご家庭は、滑りにくさを重視しましょう。

後から防滑加工をしたり、防滑シートを敷いたりするのも一つの手段ですが、これからタイルを決めるならば元から滑りにくいタイルを選ぶのが効率的です。

掃除のしやすさで選ぶ

玄関タイルは土や砂、花粉などによってかなり汚れやすい場所なので、掃除のしやすさも考慮しましょう。

掃除がしやすいという点では、表面がツルツルしたタイルが良いですが、滑りやすく安全性に欠けます。

一方、滑りにくいタイルは表面に細かな凹凸があるので、汚れが入り込みやすいというデメリットがあります。

しかし、近年では滑りにくいうえに汚れが落ちやすいタイルも販売されていますので、予算内に収まりそうならそういうタイルを選ぶと良いです。

また、水はけが良いタイルであるかも確認しておきましょう。水はけが良いとカビや苔が生えにくいですし、掃除のあとも乾きやすいです。

もし気に入るデザインがない、予算に見合わないという場合は、タイル1枚ずつのサイズが大きめのものを選ぶと汚れが目立ちにくくなります。

さらに、タイル1枚ずつが大きいと目地の掃除の手間も省けるでしょう。

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玄関タイルの色別のメリット・デメリット

メリットデメリット

玄関タイルを選ぶ際には、どういう色が良いのか迷うでしょう。 玄関のドアや外壁などとの配色を考慮するのがおすすめですが、それでも色を決められないという方もいるはずです。

そこでここからは玄関タイルでよく使用される色ごとに、メリットとデメリットを見ていきましょう。

ホワイト系の玄関タイルのメリット・デメリット

ホワイト、薄いベージュ、薄いグレーなど、ホワイト系の玄関タイルのメリットとデメリットはこちらです。

メリットデメリット
・玄関が明るく見える
・こまめに掃除する意識が高まる
・どんな家の雰囲気にも合う
・泥汚れが目立つ
・サビが目立つ
・日が当たると反射してまぶしい

明るい色は玄関がパッと明るくなり広く見えます。また、家の外観やドアの色、内装の色などに合うかを考えなくても良いのも嬉しいです。

一方、どうしても汚れやサビが目立ちやすいです。玄関は泥や砂汚れが溜まりやすいので、こまめな掃除が必要になるでしょう。

ホワイト系にこだわっているならば、真っ白ではなく、ベージュがかった色なら汚れが目立ちにくくなります。

ブラウン系の玄関タイルのメリット・デメリット

ブラウン、濃いベージュ、テコラッタなど、ブラウン系の玄関タイルのメリットとデメリットはこちらです。

メリットデメリット
・砂や泥汚れが目立ちにくい
・温かみのある玄関になる
・選ぶ色によっては家の雰囲気に合わないことがある
・ドアやシューズボックスなどの色と同じ色合いになりやすい

ブラウン系は玄関タイルの大敵ともいえる砂や泥汚れが目立ちにくいです。また、木質系のフローリングと相性が良く、温かみのある雰囲気になるでしょう。

一方、テコラッタカラーのように特徴的な色だと、家の雰囲気に合わない可能性があります。

さらに、シューズボックスや玄関、室内ドアは木質系の材料を使用するケースが多いため、気付いたら玄関がすべて茶色っぽくなってしまったということになりかねません。

家の雰囲気全体を見て合うようならばブラウン系を選ぶと掃除の手間が省けます。

ブラック系の玄関タイルのメリット・デメリット

ブラック、濃いグレーなど、ブラック系の玄関タイルのメリットとデメリットはこちらです。

メリットデメリット
・高級感がある玄関になる
・おしゃれでかっこいい
・どんな家の雰囲気にも合う
・暗い色ほど砂や泥が目立ちやすい
・玄関が暗い印象になる

ブラック系はとても高級感があり、おしゃれな雰囲気の玄関になります。また、ホワイト系と同様に、どんな雰囲気の家にも合うのが特徴です。

一方、暗い色ほど砂や泥が目立ちやすいほか、玄関が暗く狭く見えることもあります。

しかし、濃いグレーならばブラックほど汚れは目立ちませんし、暗い印象にもなりません。

そのため、実は玄関タイルで人気なのはグレーなのです。どうしても色選びで悩むという方はグレーを候補に入れてみると良いでしょう。

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玄関タイルの施工費用

電卓とお金

玄関タイルの施工費用は、選ぶタイルの素材、施工する広さによって大きく変わります。

まず、タイルの価格を素材別にまとめました。

素材特徴価格相場
ファインスレート砂岩調のデザインで表面に凹凸がある30cm角1枚あたり約150円~
テラスタイルテコラッタ調のデザインで土の風合いがある30cm角1枚あたり約400円~
メタリックタイル金属のようなデザインで重厚感がある40cm角1枚あたり約1,000円~

一般的にタイルの相場は1平方メートルあたり5,000円から15,000円程度とされています。また、タイルを取り付ける施工費用の相場は1平方メートルあたり約10,000円になります。

たとえば、5平方メートル(約3坪)の範囲で玄関タイルの施工をする場合、タイル代と施工代の合計で70,000円~100,000円程度になることが多いです。

ただし、新築時の施工ではなく、玄関タイルの張り替えリフォームを行う場合、撤去や廃棄費用に20,000~30,000円かかるので注意しましょう。

張り替えリフォームの場合は、施工費用が合計90,000~130,000円程度になるでしょう。

もちろん、タイルの価格が高額だったり、施工範囲がもっと広かったりするとさらに費用はかかります。

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