見て食べて楽しむ!家庭菜園の「5つのおすすめデザイン例」をご紹介

見て食べて楽しむ!家庭菜園の「5つのおすすめデザイン例」をご紹介

自分の世界観を自由に表現できる家庭菜園ですが、いざ始めてみると「どんなデザインにすればいいか迷う…」と困ってしまった経験はありませんか?

本記事では、そんなあなたの家庭菜園を使いやすく、おしゃれにアレンジするための「5つのおすすめデザイン例」をご紹介していきます。

「初心者でも作りやすいハーブ」や「混植に向いた野菜の組み合わせ」などもくわしく記事内で解説していますので、興味のある方はぜひご覧くださいね!

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家庭菜園の「おすすめデザイン例」5選

ローズマリー

【デザイン例①】「ポタジェ風菜園」で野菜と観葉植物を共生させる

ポタジェ風菜園とは、「Potager(ポタジェ)」と呼ばれるフランスの菜園スタイルを取り入れた菜園のことです。

ポタジェ風菜園では、野菜やハーブ、果樹や花などを視覚的な美しさも重視しつつ配置していくため、外から眺める景観をとても魅力的に演出できます。

収穫したハーブを乾燥保存させてお茶にしたり、ドライフラワー作りに挑戦するなど、アイデア次第で自由に菜園を楽しめるのもポタジェ風菜園の特徴です。

【デザイン例②】「コンパニオンプランツ」で健康的な野菜を作る

コンパニオンプランツとは、異なる植物を一緒に栽培して互いに良い関係を築く栽培法であり、結果的にカラフルでおしゃれな菜園が作れる点も魅力です。

たとえばバジルはトマトの香りを強化し、トマトはバジルを害虫から守ります。互いの成長を促進するキャベツとセロリ、省スペースで栽培できるレタスとニンジンもおすすめです。

コンパニオンプランツに向いた野菜の組み合わせは、料理のレシピとしての相性も抜群ですので、ぜひいろいろなパターンを試してみましょう。

【デザイン例③】「ハーブガーデン」で食卓のレパートリーを増やす

菜園スペースの一角をハーブガーデンにアレンジすることで、全体のデザイン性を高めるとともに、収穫したハーブで食卓のレパートリーを増やすことができます。

たとえばバジルやオレガノ、ローズマリーやパセリといったハーブはパスタや洋食などと相性が良く、乾燥ものではない摘みたての新鮮な香りを楽しめるでしょう。

ハーブには「多年草」と呼ばれる越冬する品種も多いため、来年の菜園計画の邪魔にならないよう、栽培する配置には気を配ることをおすすめします。

【デザイン例④】「空中栽培」で省スペースとおしゃれを両立

空中栽培とは、支柱やネット、ロープなどをうまく活用し、さまざまな野菜や植物を地面から離れた位置で育てる画期的な栽培方法です。

空中栽培は「ツル性の野菜を省スペース栽培できる」「収穫する位置が高くなって腰が楽」などメリットが多く、キュウリやスイカ、カボチャなどの野菜に向いています。

ベランダなどにプランターを吊り下げて育てる空中栽培の方法も人気です。虫よけやグリーンカーテンとしても役立ちますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

【デザイン例⑤】「エディブルフラワー」で菜園に彩りをプラス

エディブルフラワー(Edible Flowers)とは「食べられる花」を意味し、料理やお茶の香り付けや風味づけ、彩りを加える際に用いられます。

たとえばシソの花はアジア料理と好相性ですし、ビオラやカレンデュラ、ナスタチウムなどをサラダのトッピングに入れれば西洋レストランのような一皿が完成します。

エディブルフラワーをコンパニオンプランツとして野菜のそばに栽培することで、デザイン性にも貢献してくれます。園芸店などに売っている苗から試してみましょう。

なお、エディブルフラワーには「花やつぼみ以外は食べられない」など品種によって特徴もさまざまですので、実際に食べる前にはしっかり下調べをしておくべきです。

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家庭菜園をデザインするときに覚えておきたい「注意点」はある?

注意点

初めて家庭菜園をデザインする際や、なかなか栽培がうまくいかずにお悩みの方は、以下の注意点を覚えておくと効果的です。

日当たりを考える日光を好む植物が日陰にならないよう、菜園の方角や日照時間をチェックし、最適な配置を考えましょう。
風通しを確保する植物は適切な風通しを必要とするため、過度な密集を避け、風の通り道を意識したデザインを心がけましょう。
作業のしやすさも大切デザインにこだわるあまり作業しにくくてはストレスの原因になるため、見やすく、収穫しやすい植物の配置も大切です。
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まとめ・考える時間も楽しい!いろいろな家庭菜園のデザインを試そう

今回ご紹介した5つのデザインに必要な資材や苗は、どれもホームセンターやネットショップ、園芸店などでかんたんに手に入れることができます。

「いろいろ試したいけどスペースが足りない…」とお困りでしたら、ハーブやエディブルフラワーはプランターで作るなど、うまく空間をやりくりしていきましょう。

奥の深い家庭菜園は試行錯誤を繰り返すことで上達していくもの。失敗を恐れずに、あなただけのデザインに挑戦してみてくださいね!

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