かっこいい外構フェンスは後付けできる!DIY方法も紹介

かっこいい外構フェンスは後付けできる!DIY方法も紹介

外構工事をひと通り終えたあとで、フェンスをもっとかっこいいものにしていたら、と思うことはないでしょうか。

あるいは予算の都合で安価に設置したフェンスを、もっとかっこいいものにしたいと思う人もいるかもしれません。

実はかっこいい外構フェンスは後付けすることができます。ここではその外構フェンスの後付け方法を解説します。

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人気のかっこいいフェンスとは?

フェンス

まずは人気のある「かっこいいフェンス」とはどのようなものかを知っておきましょう。

かっこいいフェンスが人気の理由

フェンスは家の外周を囲う外構で、外からの視線を遮る役割や防犯といった役割があります。素材やデザインが豊富なことから、家の雰囲気につながる重要な外構であるとも言えます。

そこで「かっこいい」フェンスが人気となりますが、その魅力はスタイリッシュな素材やデザイン、あるいは自然の風合いを醸し出す雰囲気などにあります。

フェンスは素材やデザインによって価格が異なるため、満足できるものを選ぶとなればそれなりの予算が必要となります。

続いて人気の高いフェンスにはどのようなものがあるのかをご紹介します。

ルーバータイプの目隠しフェンス

ルーバータイプは目隠しができ、しかも風通しが良い機能性の高さで人気があります。その形状は細長い板を隙間を空けて一定の間隔で並べたものとなります。

使用する素材にはアルミや人工木などがありますが、特にアルミ素材のフェンスはスタイリッシュな雰囲気で人気があります。

木調デザインの横板アルミフェンス

木調フェンスの魅力はスタイリッシュなアルミを使い、かつ木目調に仕上げたその質感にあります。

機能性としては通常のアルミフェンスと変わりありません。耐久性が高く、錆びにくい特徴を持っています。

木目調とあって庭の草木との相性が良いことも人気の理由です。木目調デザインは表面だけのものもありますが、裏面にも施されているものがあります。

屋内から庭を見た時にも、庭の樹木などとフェンスとの調和を楽しめます。

アルミ鋳物フェンス

目隠しフェンスではありませんが、ヨーロッパの雰囲気を醸し出す造形美が特徴のアルミフェンスです。高級感と重厚感を持つのが特徴で、庭の植栽との相性が良い利点もあります。

デザイン性の高いものは価格も高く、さらに既存のフェンスを利用して後付けするとそのデザイン性が損なわれるケースもあります。

基礎のブロックだけをそのまま生かして施工できるかどうかを確認しておくことが必要です。

人工木素材フェンス

人工木素材フェンスあるいは単に人工木フェンスと呼ばれますが、樹脂木を素材としたものとなります。耐久性が高くメンテナンスの手間がかからない点も人気の理由です。

見た目が天然木のような雰囲気なので、和風デザインの外構を好む場合にはおすすめと言えます。ただし価格が高いので、安価に済ませたい場合には商品選びに苦労するかもしれません。

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フェンスを後付けするケース

フェンス 工事

フェンスを後付けするケースはいろいろとあります。まずフェンスを設置していない「オープン外構」にフェンスをあらたに設置するケースと、既存のフェンスに追加する形で設置するケースが考えられます。

オープン外構であらたにフェンスを後付けする場合には、基礎の工事から必要になります。風や地震で倒れる危険性がないように、コンクリートの打設も行います。そこに支柱を固定し、パネルを設置します。

このようにオープン外構でゼロからフェンスを設置する場合には費用がかかりますが、すでにフェンスがあればその基礎などを利用できるので費用を安く抑えることが可能です。

そのため将来はかっこいい目隠しフェンスを後付けすることを想定して、安価な格子フェンスを設置しておくというのも外構費用を抑えるひとつの方法と言えるでしょう。

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かっこいいフェンスを後付けする方法

黒板に方法と書かれている

デザイン性の高い見た目にもおしゃれな「かっこいいフェンス」を後付けしたい、そんな時にどのようにすればよいのかを説明します。

結束バンドを使用する

フェンスの後付け方法としては2種類あります。既存のフェンスそのものに取り付ける形で施工するのか、あるいはその基礎を利用して取り付けるのかという方法です。

既存のフェンスに取り付ける場合には、目隠しフェンスではなく格子状のフェンスであることが必要です。

安価なメッシュフェンスであれば、格子状となっている部分に新しいフェンスを「結束バンド」を使って固定することができます。

この方法であれば、フェンスを購入してDIYで簡単に後付けすることができます。

耐候性が高い結束バンドであれば、紫外線を受けても7~8年は使用できます。ただしそれを超える期間使用していると危険なので、適時メンテナンスすることが必要です。

結束バンドにはプラスチック製のほかにステンレス製のものがあります。後付けでフェンスを固定する場合にはステンレス製の結束バンドを使うと安心でしょう。

取付金具を使用する

既存のフェンスに別のフェンスを後付けできる「取付金具」も販売されています。

まず後付けするフェンスを既存のフェンスの上に仮置きして位置を確認し、金具を取り付ける場所に印を付けておきます。

後付けするフェンスを外したら印を付けたところに金具を取り付け、あとは既存のフェンスに後付けするフェンスを取り付けて金具を固定すれば作業が完了します。

自分でも作業できるので、フェンスと金具を購入すれば簡単に後付けできます。

既存の基礎を利用する

そしてもうひとつ、既存の基礎を利用した後付けの方法もご紹介します。この場合には、土台となっているブロックに金具と支柱をあらたに設置します。

既存のブロックに上から取り付けができる支柱が販売されているので、これを既存のフェンスの邪魔にならないように設置します。

あとはこの支柱に後付けするフェンスを取り付ければ完了です。

ただしこのままでは台風や強風で倒壊する危険性があるので、裏側に支えとなる支柱を別に設置する必要があります。

この作業は業者に依頼する必要があるので、すべてをDIYで作業するのは難しいでしょう。

フェンスを後付けする際の注意点

注意と書かれたノート

かっこいいフェンスを後付けする際に知っておきたい注意点をまとめます。

基礎となるフェンスが必要

フェンスを後付けするためには必ず、基礎が必要になります。基礎なしに設置できる「置くだけのフェンス」というものがありますが、どこにでも使えるわけではありません。

特に公道に接する場所は倒壊する危険性がないように、しっかりと基礎に固定することが大事です。もし基礎となる既存のフェンスがない場合には、あらためて基礎造りをしておきましょう。

格子型のスチールフェンスを利用する場合

既存のフェンスに結束バンドや金具で後付けフェンスを固定する場合、注意すべきことがあります。それは、既存のフェンスが格子状の「スチールフェンス」である場合です。

スチールフェンスは樹脂系塗料で加工されていますが、経年により錆びる可能性があります。

錆びたスチールフェンスをそのままにしておくと劣化し、固定した後付けフェンスが外れる可能性があります。

そのため、スチールフェンスに後付けフェンスを固定する場合には、定期的に錆止め加工を施すようにしましょう。

まとめ

オープン外構でも既存フェンスがある場合でも、かっこいいフェンスを後付けすることができます。

既存フェンスを利用する場合にはDIYでの設置も可能なので、気に入ったフェンスを購入するだけで作業できるでしょう。

ただし基礎にしっかりと固定することだけは注意して、安全性を確保しておきましょう。

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