目隠し用の外構フェンスは後付け出来るの?

目隠し用の外構フェンスは後付け出来るの?

外構に目隠しフェンスを後付けできるのか知りたいとお考えですね。

外構に目隠しとして活用できないメッシュフェンスを取り付けてしまった、フェンス自体を取り付けなかったなどの理由で、暮らし始めてから外部の視線が気になると後悔する方は非常に多いです。

結論から申し上げると、目隠し用の外構フェンスを後付けすることはできます。

ただし、目隠しフェンスを後付けする際にはさまざまな注意点があるので、しっかり確認したうえで設置しましょう。

自身の希望や自宅の外構にぴったり合う目隠しフェンスを後付けし、プライバシーを確保した日常生活を送ってくださいね。

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目隠し用の外構フェンスの後付けはできる

まるのカードを持つ女性の手

既存のフェンスがない場合はもちろん、既存のフェンスがある場合でも外構に目隠し用のフェンスを後付けすることはできます。

既存のフェンスがない場合は、そのまま目隠しフェンスの設置工事をするだけです。

一方、既存のフェンスがある場合は、既存のフェンスの内側に重なるように目隠し用フェンスを取り付けたり、既存のフェンスの上に目隠し用フェンスを取り付けたりします。

既存のフェンスを撤去して、新たに目隠しフェンスを取り付ける方法もありますが、この場合は撤去費用がかかるので予算に余裕があれば検討しても良いでしょう。

なお、後付け可能な目隠しフェンスには、工事業者に依頼する必要があるものだけでなく、結束バンドや固定金具などを用いて自身で簡単に取り付けができるものもあります。

さらにはプランター付きのタイプなどは置くだけで目隠しフェンスとして役立ちます。

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目隠し用の外構フェンスを後付けする際の注意点

家の模型とメジャー

目隠しフェンスを後付けすることはできますが、設置する際には注意点があります。

これから紹介する注意点をしっかり頭に入れておき、目隠しフェンスの後付け工事を進めましょう。

設置目的・設置箇所を明確にする

まず一番重要なのが、なぜ目隠しフェンスを取り付けたいのか、どこに取り付けたいのかを明確にすることです。

たとえば、庭に接している道路の交通量が多いので視線を遮りたいという場合は、道路に面した箇所にだけ目隠しフェンスを設置すれば満足できるでしょう。

また、浴室の窓が隣家に近いので気になるという場合は、隣家と浴室の窓を遮る形で目隠しフェンスを設置すれば良いです。

このように、具体的なイメージをしっかり持っていれば、自分に必要なのは工事が必要なタイプのフェンスなのか、プランター付きのように置くだけで済むタイプのフェンスなのか明確になります。

何の知識もないまま工事業者に相談すると、業者の提案をそのまま鵜呑みにしてしまい、工事費用が高くなってしまう可能性もあります。

目隠しができる高さ・幅はどれくらいかを考える

目隠しフェンスといっても、その高さや幅はさまざまあり、大きいものほど費用も割高になります。そのため、最低限の目隠しができる高さと幅のフェンスを選べば節約につながります。

一般的に、大人の視線を遮るためには目隠しフェンスの高さが180㎝必要とされています。

しかし、家の敷地自体が高台になっており、接した道路が低い場所にあるなら、目隠しフェンスは180㎝より低いものでも十分目隠しができるでしょう。

採光性や通風性も考慮する

目隠しフェンスを設置すればプライバシーが確保できるというメリットはありますが、その反面で日当たりや風通しが悪くなってしまうというデメリットもあります。

とくに庭やリビングでは日当たりを気にする方は多いはずです。

羽板を等間隔に並べたルーバータイプのフェンスの場合、羽板の隙間が広いものを選べば日当たりや風通しを確保することはできますが、目隠しとしては不満足な結果になる可能性もあるでしょう。

しかし、フェンスの中には十分な目隠し機能があるにも関わらず、採光性や通風性を考慮したタイプも数多くあります。

目隠しフェンスを設置する箇所によっては、こういった商品を選ぶ必要もあるのです。

隣家と接する場所に設置するなら一言伝えておく

目隠しフェンスを設置したいのが隣家と接している箇所ならば、一言フェンスを設置することを伝えておくと良いです。

もともと目隠しフェンスがあったのなら気にならないでしょうが、後付けするとなれば隣の住人も「自分たちが何かしてしまったのでは」などと気に留める可能性もあります。

また、自身が目隠しフェンスを設置することで、隣家の日当たりが悪くなってしまう場合もあるでしょう。

工事の際に業者が出入りしたり、音をたてたりしてしまうので、近所との関係性を悪化させないためにも一言挨拶をしておくのがおすすめです。

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後付け可能な目隠しフェンスの種類

目隠しフェンス

後付け可能な目隠しフェンスには、さまざまな素材やデザインがあります。

どういった種類があるのかを把握しておくと、自身の希望にピッタリ合う目隠しフェンスを見つけ出しやすくなるはずです。

アルミ製

アルミ製の目隠しフェンスは、非常に軽くコストパフォーマンスが高いのが特徴です。シンプルかつクールな印象になります。

モダンな家の外構にピッタリですが、隣家と面した箇所であまり人目につかない場所に設置するならどういう雰囲気の家にも取り入れられるでしょう。

樹脂製

樹脂製のフェンスはメンテナンスが不要で耐久性が高いのが特徴です。木目調のデザインなのでどういった雰囲気の家にも合います。

また、デザインやカラーバリエーションが豊富なので、選ぶ楽しみもあるでしょう。

木製

木製のフェンスは、天然の木が持つ温かみを感じられるのが特徴です。

腐食やメンテナンスの手間が気になる場合は、長期間メンテナンス不要と言われているウリン材を選ぶのがおすすめです。

自由自在なデザインや厚みにできたり、年数が経過するごとに風合いが変わったりするのが木製フェンスの特権と言えるでしょう。

ポリカーボネート製

ポリカーボネート製のフェンスは、採光性が高いのが特徴です。すりガラスのような見た目で、目隠しとして役立つのはもちろん、光を通すので設置箇所に圧迫感が出ません。

また、外部の人影も家の中からうっすら見えるので、防犯性も高いフェンスと言えるでしょう。

後付け可能な目隠しフェンスのデザイン

木製の目隠しフェンス

目隠しフェンスは素材の違いだけでなく、デザインの違いもあります。おもに以下3つのデザインがあり、それぞれ特徴が異なります。

  • 横格子タイプ
  • 縦格子タイプ
  • ラティスタイプ

横格子タイプは地面と平行に横に羽板が並んでいるタイプで、正面からの視線を遮りやすいのが特徴です。しかし、足がかけやすく外部から侵入しやすい、汚れが溜まりやすいというデメリットがあります。

縦格子タイプは地面と垂直に縦に羽板が並んでいるタイプで、斜めからの視線を遮りやすく汚れが溜まりにくいのが特徴です。しかし、正面からは内部が見えやすいというデメリットがあります。

最後にラティスタイプ(羽板がクロスになっているタイプ)は、おしゃれな印象になるのが特徴です。ただし、横格子や縦格子と比べると目隠しとしての機能は劣るので注意が必要です。

どこからの視線をどの程度遮りたいのかなどによって、フェンスのデザインを決めると良いでしょう。

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