「タイルデッキとウッドデッキ、どっちも良さそうで決められない!」という悩みは、外構業者としてよく耳にします。
簡潔に結論を言えば、「コスパならウッドデッキ」「耐久性ならタイルデッキ」がおすすめですが、選ぶ基準は他にもたくさんありますよね。
そこで本記事では、それぞれの短所と長所を詳しく比較していきます。
記事を読めば自分に合ったデッキの選び方が分かりますので、迷っている方はぜひ目を通してみてください。
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////タイルデッキのメリット・デメリット
タイルデッキのメリットは、
- 耐久性が高い
- メンテナンスがしやすい
タイルデッキのデメリットは、
- 価格が高い
- 滑りやすい
という点です。以下に詳しく解説していきます。
タイルデッキのメリット
タイルデッキの耐用年数は「半永久」と言われており、約20年で交換が必要なウッドデッキに比べて大幅に長持ちします。
ホースや高圧洗浄機の水でサッと流せば汚れが落ちますので、メンテナンス性も優れています。
万が一、タイルが割れてしまったときも、1枚だけ交換すればよいため、ランニングコストも優秀ですね。
「ウッドデッキでBBQするのは不安」という方も、タイルデッキなら火災の心配が少ないので、安心して楽しめます。
タイルデッキのデメリット
同じ面積で工事した場合、タイルデッキはウッドデッキより高額になってしまいます。
ウッドデッキに比べると雨や雪が降ったときに滑りやすく、転倒したときにタイルが硬いためケガするリスクもあります。
日光の照り返しが強いことも特徴であり、夏場はかなりの高温になってしまうでしょう。
外壁の劣化を防ぐため、フローリングの高さより10〜15cmほど下に施工するのが一般的ですので、段差が気になる方にも不向きです。
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ウッドデッキのメリット・デメリット
ウッドデッキのメリットは、
- 価格が安い
- 木の温かみがある
ウッドデッキのデメリットは、
- 劣化が早い
- メンテナンスが大変
という点です。以下に詳しく説明していきます。
ウッドデッキのメリット
タイルデッキより格安で施工でき、工事日数も1日あればほぼ完成する手軽さが魅力です。
高さのある場所にタイルデッキを作るとかなりの高額になるため、斜面に設置するならウッドデッキが適しています。
独特の木の風合いと温かみ、ナチュラルなデザイン性は、天然木だけが持つメリットですね。
タイルデッキほど照り返しで熱くならないため、夏場に家族で過ごしやすいという特徴もあります。
ウッドデッキのデメリット
日光や雨風で劣化するスピードが速く、定期的に塗装などのメンテナンスが必要です。
腐食や虫害などの対策も含めて、購入後に費用が掛かる点は注意しておきましょう。
天然木はどうしても反りやささくれができてしまうため、転倒や怪我の危険性もあります。
耐久性の高い「人工木」のウッドデッキもありますが、BBQで火の粉が落ちると溶けてしまう難点も悩ましいですね。
////【結論】どっちがいいかは「目的」「予算」で人それぞれ違う
タイルデッキとウッドデッキは一長一短であり、どちらが優れているかは人それぞれです。
以下におすすめポイントをまとめましたので、より多く当てはまる方を選びましょう。
タイルデッキはこんな人におすすめ!
掃除やメンテナンスの手間を最小限に抑えたい方は、タイルデッキがおすすめです。
半永久的に使える耐久性がありますので、20年単位で交換し、定期的な塗装が必要なウッドデッキより、長い目で見てお得な場合もあります。
玄関アプローチがタイル調であれば、デッキもタイルにしてデザインを揃えれば家全体の雰囲気がさらに良くなりますね。
普段の家事に加えてデッキの掃除もするのはかなりの負担ですので、ほぼメンテナンスフリーで清潔感を保てるタイルデッキは共働き世帯にもおすすめです。
ウッドデッキはこんな人におすすめ!
できるだけ予算をかけずに外構をお洒落で便利にしたい方には、ウッドデッキがおすすめです。
DIYが好きな方なら自分で組み立てることも難しくないため、さらに費用をかけずにデッキを手に入れられますね。
タイルデッキに比べて好きな形にデザインできますので、凝った設計にしたい方にも適しています、
「劣化する」という短所は、「風合いが増す」という長所にも置き換えられます。
しっかりメンテナンスすれば、木の風合いや質感はどんどん良くなっていきますので、「やっぱり木が好き」という方は、ウッドデッキを選びましょう。
それぞれのデッキの良さを理解して自分に合った方を選ぼう!
メンテナンス性に優れ、長持ちするタイルデッキと、コスパに優れ、ナチュラル感が魅力のウッドデッキ。
どちらが良いかは、あなたが何を重視しているかによって大きく変わります。
外構業者の提案として、「迷ったら近くの外構業者に相談する」ことをおすすめします。
デザイン性だけではなく、日々の使い勝手やデッキの素材の選び方まで、プロならでは観点でアドバイスをしてくれるでしょう。
じっくり検討して、長く付き合える自分だけのデッキを選びましょう!
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