ウッドデッキでバーベキューをしながら過ごす休日。家族や友人と楽しく遊べる空間作りを考えている方も多いのではないでしょうか。
ウッドデッキは外の開放感がありつつも、リビングのように落ち着ける雰囲気を持てる場所です。
ウッドデッキでバーベキューをすることで、家にいながらアウトドアを楽しむことができ、休日をあますことなく満喫することができます。
ただ、ウッドデッキでのバーベキューは楽しみだけど、どれくらいの大きさがあればできるのか、必要なものは何なのかということも気になりますよね。
設置したけどイメージと違って狭いとか、あれも必要だったと後悔しないためにもしっかりと考えておきたいものです。
ウッドデッキでバーベキューを楽しむために、最適なウッドデッキの大きさやバーベキューに必要なもの、ウッドデッキを使ってするバーベキューのスタイルの3点についてこれからご紹介していきます。
また、バーベキューをウッドデッキでする際の注意点についても最後にご紹介するので、実際にバーベキューをする時の参考にして下さい。
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////バーベキューをウッドデッキでする際の最適な大きさとは
ウッドデッキでバーベキューをするには、どれだけの大きさがあればできるのでしょうか。
ウッドデッキは作った後に変更するのが難しいため、設計の段階からしっかりと大きさについて考えておく必要があります。
狭すぎて窮屈になってしまわないように、どれくらいのウッドデッキが必要なのか見ていきましょう。
ウッドデッキの大きさの単位
まずは、ウッドデッキの大きさを知るための単位について知っておきましょう。ウッドデッキは横幅を「間口」や「幅」と呼び、縦の幅は「奥行き」や「出幅」といいます。
木材でウッドデッキを作る場合には、大きさを自由にできますが、エクステリアメーカーが出している既製品を使う場合には規格があるので、そのサイズにあわせて設計することになります。
また、高さについては部屋から出た時に段差ができないようにウッドデッキを作るのが一般的です。
バーベキューをする際には、家の中とウッドデッキを往復することになるので、段差がなければスムーズに動けます。
ウッドデッキの大きさの目安
ウッドデッキでのバーベキューを4人ぐらいで行うことが多くなりそうといった場合には、3.6m×3.3m(2.0間×11尺)ほどの大きさを考えておきましょう。
テーブルやイスを置いてゆったりと楽しむ場合で、ウッドデッキの大きさをそんなに取れないという場合には、テーブルのサイズを考えたり庭にコンロを置くなどで対応するようにします。
庭を活用する場合、1.8m×1.2m(1.0間×4尺)程度の大きさでも楽しめます。
大人数でバーベキューを楽しみたいという場合には、さらに大きいウッドデッキが必要になりますが、庭やリビングを活用してウッドデッキに出してあるものを移動させることでスペースを作ることができるでしょう。
大人数でバーベキューをする可能性のある場合、リビングとウッドデッキ、そして庭の動線についても考えておくことをおススメします。
////ウッドデッキのバーベキューで必要なもの便利なもの
ウッドデッキでバーベキューを楽しむために必要なものや便利なものについてご紹介します。
バーベキューをウッドデッキでしたときに、自分には必要か不必要かを考えながら見ていきましょう。
テーブルやイス
ウッドデッキでゆったりとバーベキューの食事を楽しむためには、テーブルとイスを用意する必要があります。
ウッドデッキに据え置きのガーデンファニチャーやアウトドア用の折りたたみができるテーブルやイスでもいいでしょう。
据え置きのテーブルやイスの場合、雨ざらしになってしまうため、汚れや劣化が気になるところですが、バーベキューをする際に運んだりする手間がないというメリットがあります。
折りたたみができるテーブルやイスは、外でバーベキューをする際に出し入れをしなければいけませんが、コンパクトできるため収納場所もとらず、良い状態で保つことができます。
バーベキューで使うテーブルやイスを選ぶ際には、デザイン性や価格も大事ですが、使い勝手の良いと思えるものを基準に選ぶといいでしょう。
また、足が細いものや重量のあるものは、ウッドデッキに傷をつけてしまう可能性が高いため、太めの脚のものなど傷がつきにくいものがおススメです。
バーベキューコンロやグリル
ウッドデッキでバーベキューをする際に必要なのがコンロやグリルです。脚のついた自立式のものや卓上のものなどがあり、デザインや機能、価格もそれぞれにあります。
炭火でするバーベキューの場合、飛び炭や飛び火でウッドデッキを焦がしてしまう可能性があるので、下に防炎シートなどを敷くか、テーブルの上で卓上タイプのコンロを使用したほうがいいでしょう。
また、煙が気になるという場合には、炭に肉の脂が落ちない構造で煙が出にくいように工夫している卓上コンロも存在します。
ウッドデッキでどういう使い方をするのがベストなのかを検討して選ぶようにしましょう。
立水栓
ウッドデッキに立水栓をつけておくと、バーベキューの後片付けに便利に使えます。
バーベキューで使ったアミや鉄板などを立水栓の場所で洗うことで、家の中に汚れを持ち込むことなくきれいにすることができます。
また、食事のときに肉を落としてしまったりした場合、ウッドデッキに油がついてしまいます。
立水栓が近くにあれば、水をまいてデッキブラシでこすったり、樹脂デッキの場合には中性洗剤で油汚れを落とすこともできます。
バーベキューの他にも庭で汚れたものを洗ったり、靴を洗ったりもすることもできます。
ウッドデッキは部屋の延長のようにも使えることから、出入りも楽にすることができるので、立水栓を便利に使っていくことができるでしょう。
テラス屋根
日当たりの良い場所にウッドデッキを設置する場合にはテラス屋根をつけることで、強い日差しから避けることができます。
日差しを浴びながらバーベキューをするのも気持ちがいいものですが、強すぎる日差しは日焼けや熱中症などの原因になります。
あらかじめテラス屋根をつけておくことで、快適な空間をつくることができ、急な雨にも対応することができます。
また、バーベキュー以外にも竿掛けなどをつけておけば、物干しにも使え、外出中の雨も気にせずに干しておくことも可能です。
すべてのウッドデッキを覆うことも、部分的に覆うこともできるため、外観や機能面を基準に設置を検討してみましょう。
フェンス
ウッドデッキでバーベキューをしていたら近所からの視線が気になって楽しめないということもよく耳にします。
開放的な空間というのも大切ですが、安心して過ごせる空間ということも大事にしなければいけません。
フェンスをつけることで、閉鎖的になるのでは、風が通らないのではと懸念があるかもしれませんが、ルーバータイプにして風の通り道を確保するなど対策をまず考えてみましょう。
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////ウッドデッキでするバーベキュースタイル
ウッドデッキを使ってのバーベキュースタイルはひとつだけではありません。自宅のウッドデッキではどんなバーベキュースタイルがあっているのかを確認してみましょう。
ウッドデッキの上でするバーベキュー
ウッドデッキでのバーベキューをイメージした時に、すぐに思いつくのがこのスタイルでしょう。ウッドデッキの上にテーブルやイス、コンロやキッチン台を置いてバーベキューをするスタイルです。
ただ、このスタイルには問題があります。前述しましたが、飛び炭や飛び火によってウッドデッキが焦げてしまう可能性があります。
それを防ぐためにもこのスタイルで行う場合には、防炎シートを敷いたり、広いテーブルの上で卓上コンロを使うなどの対策が必要です。
また、最近ではセラミック製のウッドデッキも発売されているので、コンロを置く場所にはそのデッキを採用するという方法もあります。
どうしてもこのバーベキュースタイルにしたいという場合には対策をあらかじめしっかりと練っておきましょう。
ウッドデッキに据え置きのバーベキュー炉を作る
ウッドデッキのメインになる目的として、バーベキューを考えている場合には、料理のできるバーベキュー炉をウッドデッキに作ってもいいかもしれません。
通常のレンガや耐火レンガを使用しているもので、DIYで製作することもできます。
ウッドデッキのどこにバーベキュー炉を作るのかなど、移動ができないものなので事前にしっかりとした計画が必要です。
また、バーベキュー炉の周りにフェンスなどを建てる場合には、耐火性を考えてアルミ製のものにするなど、火災にならないよう十分に注意をして進めなくてはいけません。
ウッドデッキと庭を使った2会場スタイル
ウッドデッキを使って自宅でバーベキューをしたい場合には、庭全体を使うスタイルも検討してみましょう。
コンロをおく場所を庭にタイルやコンクリートで作っておくことで、飛び火などで焦げる心配もなく安全にバーベキューをすることができます。
ウッドデッキはテーブルやイスを置き、食事する場所として使います。
庭をメイン会場にして、ウッドデッキに腰掛けたりすれば、人数が多い時にイスが足りなくても対応することもできますよね。
また、友人を呼んでのバーベキューの際には、ウッドデッキを中心に庭とリビングの3会場でのスタイルもいいでしょう。
ウッドデッキでバーベキューをする際の注意点
ウッドデッキを使ってバーベキューをする際にはどんな注意点があるのでしょうか。今の時点からバーベキューのどういったことに注意が必要か知っておくことも大切です。
近隣に配慮しましょう
近くに住宅がある場合、バーベキューをウッドデッキで行うことで迷惑をかけてしまう可能性もあります。バーベキューの際には煙や食材を焼くときにニオイがでてしまいます。
近隣の住宅で洗濯物を干している場合には、風で運ばれたニオイが洗濯物についてしまったとトラブルになる場合もあります。
また、家族や友人との話し声や笑い声なども、その場に居ない人にとっては騒音と感じることもあります。
事前に近隣にバーベキューをすることを伝えたり、声のトーンに注意したりなど近隣に対する配慮をするようにしましょう。
火事にならないよう火の扱いには注意
バーベキューで火を使う際には、火災にならないよう注意しなければいけません。
せっかくの楽しい休日にバーベキューのせいで小火を起こしたとなってしまっては、今後二度と行おうとは思わなくなるでしょう。
飛び炭や飛び火の対策やバーベキューが終わった後の炭の管理に関して、最大限の注意を払うようにしましょう。
掃除を忘れずに
ウッドデッキでバーベキューをした後は、油汚れが無いか確認して掃除をしっかりと行うようにしましょう。
肉などの油がウッドデッキについてしまうと、シミになりそこからウッドデッキが劣化してしまう原因になります。
特に樹脂デッキの場合、油汚れに弱いので注意しましょう。もし、油汚れがついてしまった場合には、中性洗剤をつかって水洗いをするようにします。
ウッドデッキでBBQまとめ
ウッドデッキでバーベキューを楽しむために最適なウッドデッキの大きさや必要なもの、バーベキュースタイルの3点についてご紹介してきました。
これら3点について考えておくことで、ウッドデッキの設置場所や予算の中で快適な空間を作ることができます。
例えば、ウッドデッキの大きさに制限がある場合には、バーベキュースタイルで工夫をすることで、バーベキューをするための空間を確保することができます。
また、予算の問題でテラス屋根が難しいという場合には、タープを使った日除けで代替えするのもいいかもしれません。
バーベキューを敷地で楽しむために、ご紹介した3点についてあらためて家族と相談してみることをおススメします。
最適なウッドデッキを作って休日のバーベキューを家族や友人と存分に楽しみましょう。
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