店舗を新しく構える方やリニューアルをして集客の向上を目指している方は、店先の外構についても検討しはじめているのではないでしょうか。
おしゃれさや高級感、親しみやすさなどお店の雰囲気を外から見ても感じられるようにするために、外構は店舗にとってとても大切なポイントとなります。
また、店舗のイメージやコンセプトと合う外構にすることで、入店するまでの気持ちを高めることもできるため、お客様の満足度を高めることにも繋がるでしょう。
今回は魅力的な店舗にするためのおすすめの外構5つや店舗の良さを伝えるための外構についてご紹介します。
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////店舗の外構は集客に効果
店舗に来たことのない人の注目を集め、その店舗がどういった雰囲気なのかを外から伝えることができるのが店先の外構です。
門扉や塀、アプローチなど外から見える部分を店舗のコンセプトに合わせてデザインすることで、興味を引いたり期待感を高めることができます。
店舗の外観がおしゃれであったり素敵な印象を与えるものであれば、たまたま通りかかる人やネットで写真を見た人の興味を引くことができ、店舗の中も見てみたいという気持ちを誘うことになります。
またインパクトのある外構やおしゃれさを感じさせる外構がある店舗では、お客様がSNSで素敵な場所として紹介してくれるかもしれません。
外構によって作られた居心地の良さがある特別な空間は、お客様に満足感を与えることができるため、集客とともにリピーターも増やす効果を見込めるでしょう。
////集客率をあげる店舗外構おすすめ5つ
集客率アップが見込める外構工事をしていくために、店舗におすすめの外構5つについてご紹介していきます。
業種やコンセプト、イメージするデザインによっても必要な外構は異なるので、これから作る店舗をイメージしながら見ていきましょう。
門まわりやフェンス
通りから一番先に目に入る外構が門まわりやフェンスです。
門まわりは店舗の看板やメニューなどを置く場所にもなり、お客様に店舗の存在を知らせる部分でもあります。
また門まわりはお客様を迎える場所でもあり、店舗にとって最初のサービスがここからはじまります。
門扉や門柱にはさまざまな素材のものがあり、高級感や重厚さを出したい場合にはコンクリートやブロック、天然石などがあり、ナチュラルさを出したい場合には木目調のものやガーデンアーチにつる性植物をはわせたりなど、多くのデザインから選ぶことができます。
それからフェンスは敷地の境界線に設置したり、見せたくない場所に目隠しをするために設置したり、空間を区切りたいときに使用します。
あえて敷地内を見せずに興味を引きたいという場合や門扉まで誘導する目的、アイアン調のもので敷地を区切りながらも店舗空間を見せるなど、目的によって設置するフェンスのデザインを選ぶようにしましょう。
そして、門扉やフェンスはデザイン性を良くしてくれることのほかに防犯性も高めてくれます。
閉店後のセキュリティを考えている場合には設置を前向きに検討しておきましょう。
アプローチ
お客様を門から店舗へと誘導する通路がアプローチです。
店舗への期待感を高める場所であり、歩く時間の中で店舗のコンセプトについて訴えかけられる場所でもあります。
アプローチは歩きやすくするだけでなく、見た目で楽しませるということや、お客様の時間をコントロールすることもできる外構です。
店舗までを最短距離で直線にすることもできれば、カーブをつけて店舗までの景観をじっくりと楽しんでもらうようにもできます。
アプローチにはコンクリートやレンガ、天然石などの素材を使用します。
店舗のコンセプトに合わせて洋風や和風、柔らかさや重厚感といった印象を素材の質感や色合い、アプローチの動きによってさまざまに出すことが可能です。
お客様にこの店舗でどんな経験をしてもらいたいのか、しっかりと考えてアプローチのデザインを検討してみましょう。
テラス
開放的でゆったりと時間を過ごすことができるテラスは、飲食業であればテラス席として飲食ができるスペースになり、他の業種では外の景観を楽しみながら休憩できる場所にすることができます。
店舗だけでなくテラス席でも飲食できるようにすることで、一度楽しんでもらえたお客様にもう一度来てもらう可能性を高めることができます。
また休憩所としてのテラスは店舗での買い物の合間に休む場所を提供し、疲れによる購買意欲の低下を防ぐことができます。
さらに急いで買ったことを後悔したり、買わなかったことを後悔してしまうといった判断ミスについても少なくできるため、店舗での経験に満足してもらえる可能性も高くなるでしょう。
テラスは屋根がありますが四方は柱だけのため、風や雨などについてはビニールのカーテンを用意するなどして対応するようにしましょう。
照明
店舗が夜間も営業する予定の際や、閉店したあとの夜間も店舗の存在感を出したい場合には照明にこだわるようにしましょう。
照明は敷地の外構や店舗の雰囲気を高めることができ、おしゃれさや高級感、インパクトなどをお客様や通りかかる人に印象つけることができます。
照明には照らす空間や目的によって、設置する位置や照明の種類が変わります。
アプローチを照らして店舗までの道を演出したり、スポットライトで植栽を浮かび上がらせたりすることで、光と闇のコントラストをお客様に楽しんでもらえます。
また門まわりの照明についても、看板を見せるだけでなく空間を演出する照明を設置することで、通りを歩く人の興味を夜でも十分に引く外構にすることができるでしょう。
植栽
店舗にやわらかさやナチュラルさ、居心地の良さや安らげる景観といった雰囲気を与えてくれるのが植栽です。
樹木や草花は環境によってさまざまな形をしており、店舗の外構にオリジナリティを付け加えることもできます。
植栽は店舗に彩りを与え、自然な動きを空間にもたらします。
また植栽は雰囲気作りという機能だけでなく、フェンスのように目隠しをしたり境界線を区切るという役割もあります。
さらに植栽を他の外構と組み合わせることで、高級感やナチュラルさなど、さまざまなカラーにできるということに注目しておきましょう。
門柱やアプローチ、テラスまわりに店舗のコンセプトに合う植栽を配置することで、お客様に景観を楽しんでもらいつつ店舗への期待感を高めてもらうことができます。
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////店舗の良さを伝える外構
店舗への期待感や来店したお客様の満足度を高めるためにも外構は重要な要素です。
コンセプトや店舗の良さを伝える外構について見ていきましょう。
高級感を出す店舗外構
飲食店や高級品を扱うショップなどで、お客様にリッチな経験をしてもらいという場合、店舗の内装や商品、サービスだけでなく気持ちを徐々に高められる外構が大切になります。
重厚感のある素材を使用したり、コンセプトに合わせたオーナメントを配置するのもいいでしょう。
また、高級感を出したい場合にとくに有効なのは照明です。
昼間とは違う演出ができ、雰囲気の良さをお客様に体感してもらえます。
それから、お客様の年齢層が高い場合にはステップとは別にスロープを用意しておくことで、足の悪い方や車椅子のお客様も向かい入れることができます。
店舗のコンセプトとお客様の目線、緊張感や期待感をもたせる演出などをふまえて外構について考えてみましょう。
親近感のある店舗外構
カフェなどで親しみやすい店舗にしたいという場合、入りやすく居心地の良さを感じられる外構にするのがいいでしょう。
店舗のコンセプトにもよりますが、レンガや木材といった自然な印象を与えてくれる素材をメインにしようしたり、植栽をふんだんに配置することでやわらかく落ち着いた景観にすることができます。
またテラス席など屋外でゆっくりと過ごせる場所を作ることで、開放的なイメージを店舗に与えられます。
それからペットも入店可能な店舗にするのであれば、ドッグランの柵や立水栓などがお客様へのサービスのひとつにもなります。
ゆったりとして安心感の持てる外構にするためにも、コンセプトとともにその地域のお客様のニーズなどを組み込むことを検討してみましょう。
インパクトのある店舗外構
美容室やマッサージ店など競合が多くオリジナリティを出すことで集客を考えている場合、他の店舗にはないインパクトがある店舗外構がいいでしょう。
門まわりの看板やメニューに工夫を凝らしたり、アプローチを通るときの景観をおしゃれでリラックスできる空間にしたり、一風変わったオーナメントでアクセントを加えることもできます。
美容室では着物の着付けをすることもあるので、そういったところでは植栽を植えた撮影スペースを作ったり、アプローチで撮影できるように外構によって背景を作っておくということもできるでしょう。
店舗のコンセプトやサービスによっては、外構で整えた環境を利用することもできるので、店舗外構を検討する際にそういったアイデアについても考えてみましょう。
まとめ
ここまで店舗外構のおすすめ5つや店舗の良さを伝えるための外構に関してご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
外構は店舗の内装とともにお客様に店舗の良さやコンセプトを伝えるための大切な要素となります。
とくに最初にアピールできる外構は集客率をアップさせるための手段としてしっかりと考えておく必要があるでしょう。
今回の内容をもとに店舗の価値を高める外構工事をして、集客率アップやお客様に高い満足度を持ってもらえる店舗にしていきましょう。
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