素焼きの鉢植えにカビが⁉ すぐにできる対処法

素焼きの鉢植えにカビが⁉ すぐにできる対処法

夏場や梅雨になると素焼き鉢に発生するカビ…なんとかしたいですよね。室内でカビを放置すると見た目が悪いだけでなく、以下のようなトラブルも…

  • アレルギー性の肺炎
  • アトピー
  • 喘息
  • 植物の根腐れ

放っておくとカビはどんどん増えますので、早めに取り除きたいところです。そこで本記事では、知っておきたい3つのポイントについて解説していきます。

  • 素焼き鉢にカビが生える条件
  • カビが生えたときの対処法
  • カビを予防する方法

記事を読めば以下のようなうれしいメリットを得られます。

  • お気に入りの素焼き鉢が長持ちする
  • 家族(ペット)の健康を守れる
  • 植物が元気に育つ

素焼き鉢で室内ガーデニングを楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください!

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素焼きの鉢植えはカビやすい?カビが生える条件を解説

鉢植え

素焼き鉢が生み出す環境や、カビが生えやすい条件を説明していきます。

素焼き鉢はカビやすい要素が揃っている

素焼き鉢の以下の特徴は、カビにとって住みやすい環境を作ります。

  • 細かな穴が多く、カビが定着しやすい
  • 素材の粘土にカビが好む栄養分がある
  • 鉢に水分が長く留まり、多湿になりやすい

植物が生育しやすい素焼き鉢ですが、カビも好むというデメリットもあります。

素焼き鉢がカビやすい条件は「高温多湿」

以下の条件を満たす環境では、素焼き鉢にカビが生える可能性が上がります。

  • 20〜30℃の温かい気温
  • 60%を超える湿度
  • 風通しが悪い室内

梅雨や夏場はもちろん、意外と冬場も条件を満たすので注意しましょう。

カビではなく「白華現象」かも?

白華(はっか)現象とは、素焼き鉢のカルシウム成分が染み出し、表面が白くなる現象です。

白カビのように見えることもありますが、問題はありません。水道水のカルキで鉢が白くなることもあります。

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素焼きの鉢植えにカビが生えたときの対処法【4ステップで簡単】

重ねられた鉢植え

以下に解説する4つのステップで、誰でも簡単にカビを落とすことができます。

①鉢植えを外に出す

室内作業ではカビの胞子が飛散するため、必ず屋外に出して作業しましょう。天気の良い日中を選んで作業することもポイントです。

②漂白剤や消毒用エタノールで除菌する

薄めた漂白剤か消毒用エタノールを、スプレーボトルでカビに散布します。

植物にかかると悪影響を与える場合があるため、

  • アルミホイル
  • ビニール袋
  • 新聞紙

などを使って保護しましょう。

③こすり洗いする

しばらく時間をあけた後、キッチンペーパーやタワシでカビをこすり落とします。水を使わずに洗った方が、乾燥が早く効果的です。

④乾燥させる

風通しの良いベランダや屋外でしっかりと乾燥させます。日光には消毒作用があるので、天日干しもおすすめです。

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素焼き鉢のカビは予防できる?5つの方法を解説!

鉢植えに水をやっている様子

以下の5つの予防法を実践すれば、素焼き鉢にカビが生える可能性を減らせます。

水やりしすぎない

こまめに水をやりすぎると、素焼き鉢が常に多湿になりカビが繁殖します。

鉢が乾いてから水やりする習慣を身につけ、受け皿の水も捨てましょう。適度な乾燥はカビを予防するだけでなく、植物の根腐れを防げます。

風通しを良くする

カビや湿気はよどんだ空気に溜まります。次のような対策で風通しを改善しましょう。

  • 窓を開けて換気する
  • 扇風機の首振り機能を使う
  • サーキュレーターで空気を循環させる

扇風機の風は間接的に当てたほうが、植物にストレスを与えません。

肥料をあげすぎない

肥料に含まれるチッ素などの成分は、カビの栄養分にもなってしまいます。

  • 植物の葉色が濃すぎる
  • 土の表面が白っぽく変色している
  • アブラムシが繁殖する

以上の症状が見られる場合は肥料のあげすぎです。しばらく水のみを与えて様子を見ましょう。

そもそも冬場には水や肥料が必要ない植物も多いので、育て方の再確認も大切です。

鉢の置き場所を見直す

以前一度でもカビが生えた場所は、カビが繁殖しやすい環境ということです。

風通しや日当たりの良い場所があるなら、鉢植えを移動しましょう。休日のみベランダに移して、新鮮な空気に触れさせるのもおすすめです。

使う前に消毒する

鉢植えを購入したときに、薄めた漂白剤にしばらく漬けて消毒する方法も有効です。

すでに生息しているカビを死滅させられるので、時間のある方はぜひ試してみてください。

【まとめ】素焼きの鉢植えのカビは消毒で対処しよう!予防法もおすすめ

やっかいな素焼き鉢のカビは、薄めた漂白剤や消毒用エタノールで簡単に落とせます。

作業後の乾燥が重要ですので、天気の良い日に屋外で掃除するのが成功のコツです。

また、以下の5つの予防法を試せば、カビが繁殖するチャンスを減らせます。

  • 水をやりすぎない
  • 風通しを良くする
  • 肥料をあげすぎない
  • 鉢の置き場所を変える
  • 購入時に消毒する

カビがなくなれば家族も植物も安心できますので、ぜひ試してみてくださいね!

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