プランターの土の入れ方や量、さらに土の再生利用方法などを解説

プランターを使って野菜や果物を育ててみようと思ってるけど、土の入れ方や量が分からず困っている方もいるのではないでしょうか。

プランターで野菜や果物を元気に育てるためには、土の質はもちろん、土の入れ方や適度な土の量を知っておくことが必要です。

プランターで家庭菜園をするための土の入れ方や量は、一度経験してしまえば簡単に覚えられます。

また、一度使ったプランターの土は、入れ替えをする必要があります。

土を毎回買わなきゃいけないのかなとか、どうやって捨てたら良いんだろうって考えてしまいますよね。

土はちょっとの手間をかけてあげるだけで、再生利用することができるんです。

プランターで家庭菜園をするために、まずは土のことを知って、美味しくて便利に使える野菜や果物を作っていきましょう。

今回は、土の入れ方や量、そしてプランターで使った土の再生利用方法について解説していきます。

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家庭菜園をプランターでする場合の良い土とは

プランターで野菜や果物を元気に育てるためには、良い土が必要不可欠です。

良い土とは、有機物を含んでいて、水はけや水持ちが良い土のことを指します。

プランターで家庭菜園をする場合の良い土について、見ていきましょう。

団粒構造

プランターで野菜や果物を良い状態で育てるためには、団粒構造の土が必要です。

団粒構造の土は、大きさの異なる粒が混ざった土のことを指し、水や空気の通り道を作ることができ、水持ちや肥料持ちも良いのが特徴です。

土にたい肥など有機物を混ぜ込むことで、微生物などが棲みやすくなり、土の団粒化を促進します。

団粒構造の土は、病害虫も防ぐことができ、育てている野菜や果物の品質も高めることができます。

酸性度が適切であること

野菜や果物のほとんどは、pH6から6.5程度の弱酸性の土壌を好みます。

酸性度は「pH」で表され、酸性のpH1から中性のpH7、アルカリ性のpH14まであります。

土の酸性度は、ホームセンターや園芸店で購入できる土壌酸度計で調べることができます。

酸性に傾いた土には、有機石灰や草木灰を混ぜ込むことでアルカリ性に寄せられます。

またアルカリ性の土には、ピートモスや鹿沼土を混ぜ込んで調整します。


プランターで使う土

家庭菜園で使うプランターに土を入れるには、手間をかけずに培養土を購入するか、土を作るかの2通りあります。

それぞれの特徴を見ていきましょう。

培養土で手軽に始める

プランター菜園で手軽に使えるのが、黒土や赤玉土、肥料などがブレンドされている培養土です。

購入してすぐに使うことができ、土や肥料を混ぜたりする必要が無いので手間をかけずに、プランターで野菜や果物を育てることができます。

培養土には、育てたいものに合わせて配合した種類があります。

多くの種類があって悩んでしまうかもしれませんが、家庭菜園用や育てたい野菜、果物用などの専用培養土を選べば良いでしょう。

土を作ってオーガニックな栽培をする

プランターで家庭菜園をする際には、土作りも楽しみのひとつになります。

育てる野菜や果物が好む土を調べて、それに合わせて土や肥料を混ぜ合わせるので手間はかかりますが、作った土で元気に育ったときには喜びもひとしおです。

プランター菜園をはじめて行う場合には、少しハードルが高いですが、慣れてきた頃に一度チャレンジしてみることをおすすめします。

プランターで土作りをする際の基本は、小粒の赤玉土を6から7割、腐葉土を3から4割で混ぜ合わせます。

風通しの良いベランダなどにプランターを置く場合は、水持ちを良くしたいので、赤玉土5、腐葉土3、バーミキュライト2の割合でまぜると良いでしょう。

地元の優良企業で「満点」の外構工事をする方法

外構工事は、お付き合いのある地元の業者やハウスメーカだけでなく、住宅エクステリア専門の業者に複数の相見積を取ることがオススメです。

理由は
ハウスメーカによる中間マージンが発生しないので費用が抑えられる
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希望する施工部位(駐車場、フェンス、カーポート等)を得意とする業者に依頼できればコストも安くなり、施工品質も高いです。

外構リフォームの専門店に複数見積もりして、お得な費用、そして相性のよい業者を探すことが大切です。

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プランターで家庭菜園をする場合の土の入れ方

プランター菜園をはじめるために、土の入れ方を確認していきましょう。

育てる野菜や果物によっては、違った土の入れ方をする場合もありますが、一般的な方法を知っておくことで今後対応していくことができます。

必要なもの

プランターに土を入れる際に必要なものを見ていきましょう。

プランターや培養土によっては、そのまま土を入れたり袋のまま育てるといったものがありますが、それ以外の場合は以下のものを用意しましょう。

鉢底ネット

プランターにネットが付いていなければ、底の穴に鉢底ネットを敷く必要があります。

専用のネットでなくても、網の目が大きすぎないネットで代用することも可能です。

鉢底石

プランターの底に入れて、土の水はけや通気性を良くするために使います。

発泡スチロールやコルクを細かくしたもので代用する場合もありますが、土の入れ替えなどを考えると専用のものを使うのが良いでしょう。

袋になるネット

プランターに鉢底石をそのまま入れても良いのですが、土の入れ替えをする際に袋状のネットに鉢底石を入れておけば、土と鉢底石を別々に取り出すことができます。

培養土

プランターに植える野菜や果物が好む土質をもった培養土を選びましょう。

土の量

プランターに土を入れて足りなかったり、余分に残ってしまって置き場所に困ってしまうということがないように、土のおおよその量を計算してみましょう。

鉢底石や水を溢れないようにするためのウォータースペースの分があるので、計算して出た数値の6から7割程度が目安になります。

  •  円柱形のプランターの容量=半径×半径×3.14×高さ
  •  長方形など四角いプランターの容量=縦×横×高さ

土の入れ方

野菜や果物を元気に育てていくために、プランターの土の入れ方を見ていきましょう。

分量など厳密には決まっていないので、おおよそで大丈夫です。

  1.  プランターに空いている穴の部分に、鉢底ネットを敷きます。
  2.  鉢底石をプランターの底から2から3cmほどになるように、袋状のネットに入れて敷き詰めます。
  3.  培養土を軽く押し込みながら入れていきます。
  4.  水が溢れないように、プランターの上から3cmくらいウォータースペースを取るようにして完了です。

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プランターの古い土を入れ替える理由

プランターで家庭菜園をしていく上で、やらなければいけないのが、土の入れ替えです。

なぜ土の入れ替えをしなければいけないのでしょうか。

プランターで古い土を入れ替えなければいけない理由について、解説します。

連作障害

プランターの野菜や果物は、土の栄養を使って生育します。

そのため、土は徐々に栄養を失い、植物にとって必要な養分が無くなってしまいます。

また、種類によっても必要な養分が異なるため、同じ植物を育て続けていくと、養分が足りずに生育不良になってしまいます。

病原菌

育てていた野菜や果物が病気にかかった場合、土に病原菌が残ってしまいます。

そういった土を使い続けることで、次に育てる野菜や果物も病気におかされてしまいます。

土質の低下

プランターで野菜や果物を育てるためには、団粒構造の土が必要ですが、植物を育てていくうちに、土は大きな粒が壊れてしまい小さな粒になっていきます。

小さな粒ばかりの土は、水はけや通気性が悪くなってしまい、生育しづらい環境になってしまいます。

プランターで一度使った土の再生利用方法

使用した土は、ちょっとした手間をかけて再生させることで、再利用することができます。

プランターでもう一度使うために、栄養分を失っていた土をどのように再生させるのか見ていきましょう。

必要な道具

プランターで使った古い土を再生させるために、必要な道具をまずは確認しましょう。

ビニールシート

プランターの土を広げたり、作業をするために使います。

ゴミ袋を広げたものや新聞紙などでも代用は可能ですが、汚れては困る場所で作業する場合、大きめのビニールシートで作業したほうが良いでしょう。

軍手などの手袋

プランターの土から不純物を取り除いたりするため、軍手やビニール手袋をしたほうが手に泥がつかず、作業効率も上がるので用意しておきましょう。

ふるい

プランターで野菜や果物を栽培した土には、さまざまな不純物があります。

それらを分別するために、荒目と中目、細目のふるいを用意しましょう。

園芸用のふるいは、3枚セットになっているものがほとんどですが、購入前には確認しておきましょう。

大きめのビニール袋

黒いビニール袋は、古い土を熱消毒する時に使用します。

プランターの土には病原菌などが残っている場合があり、それらを取り除く必要があります。

ただ、気候のいい季節であれば、ビニールシートの上で消毒することもできるので、必要なければ用意しなくても大丈夫です。

腐葉土やたい肥

プランターで使っていた土は、栄養が無くなっていたり泥状になっています。

腐葉土やたい肥を使って、栄養を補充し、団粒構造の土になるように土壌改良をします。

土の再生利用方法

プランターの古い土を再生利用するための方法をご紹介します。

プランター菜園で野菜や果物を収穫した後や、元気がない枯れてしまったという時に行いましょう。

土を乾燥させる

プランターからビニールシートの上に土を出しましょう。

土が湿っている場合は、乾燥するまでその状態で置いておきます。

根や虫などを取り除く

土の中に茎や根、葉っぱなどがあれば手で取り除いていきます。

また、土の中には虫やサナギがいる場合もあるので、それも拾っていきます。

作業がスムーズにできるように、軍手やビニール手袋をすることをおすすめします。

ふるいにかける

大きな不純物を取り除いたら、次は土をふるいにかけていきます。

荒目からふるいにかけていき、拾いきれなかった細かい根を取り除きます。

そして、中目と細目を重ねて、土をふるいにかけます。

下に落ちた土は細かすぎる土なので、取り除きます。

アミに残った土が使用する土です。

熱で殺菌する

プランターで使った土を殺菌消毒するには、主に3種類の方法があります。

まず、日光で殺菌消毒する方法です。

日照時間が長く、天気が続く日であれば、日差しのある場所にビニールシートの上に土を広げて、1日から2日置いておくだけで殺菌消毒ができる簡単な方法です。

また、黒いビニール袋に入れて、蒸し焼き状態にして殺菌消毒する方法もあります。

土に水をかけて、湿らした状態で黒いビニール袋に入れます。

日光に当たるところに平らにして、たまに上下を入れ替えながら、1週間程度置くようにします。

それから、冬など日光での殺菌消毒が難しいときには、寒さや霜を利用します。

ビニールシートの上に広げた土に、水や熱湯をかけて、屋外に放置します。

2週間に一度、上下の土を入れ替えて土を混ぜます。

土壌改良材をまぜる

プランター菜園で使った土は、養分が失われている状態です。

腐葉土やたい肥、土壌改良材などを土に混ぜ込むことで、失われた養分を補充します。

土に対して3割から5割ほど、混ぜ込むようにしましょう。

酸性度を調整する

プランターで使用していた土の酸性度を確認して、酸性に寄っているようであれば、酸度調整のための資材を混ぜ込みましょう。

植物を育てると土は酸性になっていきます。

調整をしてあげることで、野菜や果物が育ちやすい環境を与えてあげることができます。

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土を再生利用する時の注意点

プランターに使う土を再生利用するために、消毒や栄養の補充をしたとしても、連作障害を起こしてしまう可能性があります。

ナス科やマメ科、ウリ科などは特に発生しやすく、同じ科の植物を植えるときには注意が必要です。

また、前回植えたものが病気にかかっていた場合、消毒しきれずに次に植える植物も病気になってしまうということがあるため、新しい培養土に土を入れ替えることも検討しましょう。

プランターで使った土の処分方法

プランターで使った土を再生利用できない場合や、余ってしまった土をなんとかしたいといったときに、どうやって処分したら良いのか悩んでしまいます。

必要の無くなった土の処分方法について見ていきましょう。

園芸店の回収

プランターで使った土を処分したい時に、近くの園芸店やホームセンターで使用済みの土を回収していないか、確認してみましょう。

園芸店やホームセンターでは、土の回収コーナーなどが設けられていることがあり、まずは調べてみることをおすすめします。

燃えないゴミで出す

地域によっては、不要な土を燃えないゴミとして回収してくれる自治体もあります。

ただし、土は回収しないといったところや、少量であればゴミとして引き受けるという自治体もあり、まずは確認が必要です。

リサイクルの回収

プランターで使用した土などをリサイクルする目的で回収してくれる自治体もあります。

枯れ木や石などが混じっていない状態の土であれば、回収の対象として受け入れてくれます。

こちらも自治体によって異なるので、確認が必要です。

廃棄物処理業者に依頼する

使用済みの土を運べなかったり、自治体の回収やゴミで出せないといった場合には、廃棄物処理業者に依頼しましょう。

自宅まで回収にきてくれるので、重い土を運ばなくてもよく、手間がかかりません。

かかる費用は、500円からのところが多く、土の量によって料金が変わってきます。

プランターの土の入れ方まとめ

ここまでプランターの土の入れ方や量、再生利用する方法を解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

プランターで元気に野菜や果物を育てるには、土が大切な役割を果たしています。

その土のことを知っておくと、病気や害虫を防いだり、野菜や果物をしっかりと生育させることができ、家庭菜園を楽しみながらしていくことができます。

今回の内容を参考にして、安全で安心できる美味しい野菜や果物を育てはじめてみてはいかがでしょうか。