コンクリートのひび割れ補修は自分でできる?外構業者おすすめグッズ紹介

コンクリートのひび割れ補修は自分でできる?外構業者おすすめグッズ紹介

「家のコンクリートにひび割れが!これって放置しても大丈夫?自分で直せる?」

はじめてひび割れを見つけたときは不安になってしまいますよね。でもご安心ください!

「ヘヤークラック」と呼ばれる小さなヒビなら、初心者でもかんたんに補修できるんです!

本記事では、DIYでひび割れ補修を成功させるための、以下の重要ポイントを解説していきます。

  • コンクリートのひび割れの原因・放置するリスク・直せるヒビの目安
  • ひび割れ補修に必要なもの・実際に直す手順・作業の注意点
  • 【外構業者が選ぶ】初心者にオススメ!ひび割れ補修グッズを3つご紹介

記事を読めば、DIYの経験や知識がなくても、ちょっとした道具だけでひび割れをピタッと直すコツがしっかりわかります!

「毎日目につくひび割れ…早く直したい!」とお考えの方は、ぜひ記事に目を通してみてくださいね!

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コンクリートのひび割れの原因・放置するリスク・直せない症状は?

ひび割れたコンクリート

はじめに、コンクリートにヒビが入ってしまう原因や、放っておくことで起こりえるトラブルについて解説していきます。

外構業者に補修を依頼するべき「深刻なひび割れ」を判断する目安も、こちらでご紹介します。

ひび割れの原因は【乾燥・地盤沈下・荷重】

コンクリートにヒビが入る原因は大きく分けて以下の3つです。

  • 「乾燥」…時間とともに水分が抜けて、コンクリートが縮むことでひび割れます。
  • 「地盤沈下」…大雨や地震などで地盤が沈むと、コンクリートも引っ張られて割れてしまいます。
  • 「荷重」…一部に大きな重みが加わることでヒビが入ることも。駐車場などで多いです。

【リスク】放置すると進行することも

コンクリートのひび割れを放っておくと、水分や汚れが染み込んでさらに悪化する可能性もあります。

特に、駐車場や玄関などの「床材」のひび割れには雨水が入り込みやすいため、優先的に補修しておきたいところ。

万が一、ひび割れが進行しすぎるとDIYでは補修できなくなるケースもありますので、コストや労力をかけないためにも早めに直すことをおすすめします。

【直せない症状】幅3mm以上のヒビは外構業者に任せよう

幅が3mmを超えるような大きなヒビが入ったら、自分で直そうとせずに外構業者に相談しましょう。

大きなヒビは内部まで進行していることも多く、コンクリート補修材で表面を埋めるだけでは不十分なことも。

特に、家の外壁などの負荷がかかる部分に大きなクラックが発生した場合は、なるべく早くプロの診断を受けて対処してくださいね。

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コンクリートのひび割れ補修に必要なもの・作業の手順・注意点は?

バケツと手袋、スポンジ、雑巾

つぎに、DIYでのコンクリート補修をはじめる前に揃えるものや、実際の作業の流れ、作業中に気をつけたいポイントについてくわしく解説していきます。

【補修材があればOK】ひび割れ補修に必要なもの

まずは以下の道具を、ホームセンターやネットショップなどで揃えましょう。

  • コンクリート補修材…「スプレータイプ」や「そのまま流し込めるタイプ」がおすすめ。
  • ゴム手袋…補修材で手が荒れないように用意しましょう。
  • スポンジ・霧吹き…家にあるものや100円ショップのものでOK。
  • ブラシ…コンクリートの汚れが落ちれば、どんなスポンジでも可。

【3ステップでかんたん】実際の作業の流れ

いよいよ実際に作業していきます。以下の順番にゆっくり進めてくださいね!

STEP.1
ひび割れの付近についた汚れを、ブラシで水洗いします。
STEP.2
補修材が染み込むように、スポンジや霧吹きでしっかり濡らします。
STEP.3
コンクリート補修材を流し込み、乾燥したら完了です!

乾燥までの目安は補修材によってもまちまちですが、およそ1〜6時間くらいで乾きます。

【晴れの日にやろう】作業の注意点

たったひとつ気をつけたいポイントは「晴れた日に作業する」ことです。

雨の日や湿度の高い日に作業すると、乾燥がうまくいかなかったり「液ダレ」して見栄えが悪くなることも。

サッとキレイに作業を終えるためにも、かならず天気の良い日を選んで作業してくださいね!

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【外構業者が選ぶ】初心者にオススメ!ひび割れ補修グッズを3つご紹介

作業服の男性がポイントを示す様子

さいごに、外構業者がオススメする、DIY初心者でもかんたんに作業できるひび割れ補修材を3つご紹介します!

「種類が多すぎてどの補修材を選べばいいかわからない…」とお悩みの方は、ぜひ本記事オススメの補修材を試してみてくださいね!

①アサヒペン / カベ用コンクリートひび割れ補修材

ひび割れに注入するだけのかんたん作業で、すばやく小さなクラックを補修してくれます。

乾燥時間も「2〜5分」と非常に早く、価格もお手頃なのもうれしいポイント。

②トーヨーマテラン / スプレーセメント

スプレーを吹き付けるだけで、広範囲にわたる小さなひび割れもサッと直せます!

「子どものラクガキ消し」としても使えますので、1本持っておくと便利ですよ。

③アシュフォードジャパン / クラックフィラー

チューブ内に水を混ぜて使用するタイプの補修材です。「超微粒子セメント」配合で大きめのヒビもしっかり補修。

駐車場や玄関など、重みのかかる部分を直したいときはこちらがオススメです!

【まとめ】コンクリートの小さなひび割れ補修はDIYでもかんたん!

本記事で解説している、コンクリートひび割れ補修のポイントを以下にまとめました。

  • ひび割れは「乾燥・地盤沈下・過度の重み」が主な原因。完全に予防はできない
  • 放置すると水分が入り込み、さらに悪化することも。早めの補修がオススメ
  • 幅3mm以上の大きなヒビは内部トラブルの可能性あり。外構業者に診てもらおう
  • 「補修材・掃除用具・水」があればすぐに作業をはじめられる
  • 作業は晴天時に「汚れを落とし・水で湿らせ・補修材を入れる」だけでOK

今回ご紹介した3つのコンクリート補修材はどれも、ひび割れに流し込むだけでキレイに直せるタイプですのでDIY初心者に最適ですよ!

小さなひび割れなら1〜2時間でサクッと作業を終わらせられますので、天気の良い休日にぜひ挑戦してみてくださいね!