子どもが楽しんで遊びながら筋力をつけるなど成長にも役立つのが庭で遊べる遊具です。
いろんな種類が販売されているので、どれを選べばよいのか迷う方もいることでしょう。
そこで庭で遊べる遊具のうち、おすすめの5種類をピックアップして解説します。
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////庭で遊べる遊具を選ぶポイント
最初に子どもが庭で遊べる遊具を選ぶ際のポイントを把握しておきましょう。
安全性
第一に優先すべきは、子どもが遊具で遊ぶ際の安全性です。そこでポイントになるのは次の3点となります。
- 遊具の特徴と魅力
- 危険性
- 危険な関わり方
特徴と魅力は子どもにとって、遊ぶ対象としてどう映るかになります。たとえば使用にあたり熟達の度合いが必要となれば、子どもはチャレンジしたがると考えられます。
一方で熟達が必要であるということは、ある程度のリスクを伴う可能性もあります。
危険性としてはたとえば、風雨にさらされることで生じる劣化などが考えられます。庭の遊具の使い方そのものもチェックが必要となるでしょう。
危険な関わり方とは、子どもが本来の使い方とは異なる遊びをすることで危険が生じないかということです。
以上を考慮して庭の遊具として安心して設置できるかを考える必要があります。
庭育としてのおすすめ度
庭育とは、庭での遊びで子どもの好奇心を刺激して感性を育てるという考え方です。
保育園には「園庭」という子どもが遊べる環境がありますが、これを自宅にも取り入れるのが庭で遊べる遊具を設置する理由のひとつとなります。
庭育としての遊具を考える際に大切なのは、子どもの好奇心を刺激できるかどうかです。ポイントになるのは次のようなものです。
- 色彩感覚に優れているか
- 想像力と創造力を発揮できるか
この点を満たすような庭の遊具を選ぶようにしましょう。
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////おすすめの庭の遊具TOP5
それでは庭で遊べる遊具としておすすめのTOP5をご紹介しましょう。それぞれのメリットと注意点、商品を選ぶポイントも解説しています。
砂場
砂場は自分で何かを作り出すという楽しさを学ぶのにおおいに役立つ遊具です。
都市公園法でも設置が義務付けられていたように、子どもの遊び場として必要なものと考えられています。
1993年に都市公園法は改正され、設置義務はなくなりましたが、今でも多くの公園に砂場があります。
砂場のメリットと注意点
砂場で遊ぶメリットは次のようなものが挙げられます。
- 運動能力や筋力の発達
- 想像力の発達
- 免疫力の向上
注意点としては、1人ではすぐに飽きてしまうことが考えられます。また砂を周りにまき散らすこともあるので、掃除が面倒になることも考慮しましょう。
砂場を選ぶポイント
庭で遊べる遊具として砂場はいろんな商品が販売されています。砂の品質も異なるので、粘性の違いなどをチェックしておきましょう。
また雨が降ったあとの水はけを良くするために、下に砂利を敷くだけの深さがあるかの確認も必要です。
木枠を作れば砂と砂利を購入してDIYもできます。雑草防止のための防草シートも用意しておきましょう。また雨や猫のおしっこなどを防ぐためのシートもあれば安心です。
すべり台
すべり台も多くの公園に設置されている遊具です。いろんな体の動きができることから、運動能力を伸ばすことに役立つ庭で遊べる遊具です。
すべり台のメリットと注意点
子どもがすべり台で遊ぶと、次のようなメリットがあります。
- バランスの良い姿勢をキープできるようになる
- 下半身の筋力がつく
- バランス感覚が備わる
注意すべき点は、子どもが想定外の遊び方をすることです。
すべり台は階段を登って上から滑る、というのが本来の遊び方になっています。しかし滑る側から駆け上ることで転倒したり、階段を降りようとして落ちたりといった危険があります。
高さがある遊具なので、特に子どもが小さいうちは目を離さないようにしたいものです。
すべり台を選ぶポイント
庭で遊べる遊具として設置できるすべり台には、いろんな商品が販売されています。折りたたみ式であれば片付けが便利ですし、必要な時にだけ設置できるので安心です。
動物の形をしたデザインのすべり台は子どもが喜びます。見た目の色合いや形も庭育の大切な要素なので、デザインを重視して選ぶことも大切です。
ブランコ
ブランコも多くの公園に設置されている遊具ですが、子どもの体力向上などに役立ちます。庭に設置できる遊具としてもさまざまな商品が販売されています。
ブランコのメリットと注意点
子どもがブランコで遊ぶことには、次のようなメリットがあります。
- バランス感覚が養われる
- 高くこぐことが危険につながるリスクを伴うことを学ぶ
- ブランコに揺られることで癒し効果が得られる
一方でブランコ遊びには危険が伴うことにも注意が必要です。過って落ちることがないように、小さな子どもが遊んでいる時には見守るようにしましょう。
ブランコを選ぶ際のポイント
ブランコは庭のオブジェとしても人気のあるアイテムです。安全性や遊びやすさを優先しつつも、デザイン性が高いものを選ぶのもよいでしょう。
またブランコは動くものなので、劣化には特に注意が必要です。
乗っている時に事故が起きないよう、定期的にどのようなメンテナンスと安全性のチェックが必要なのかを確認しておきましょう。
鉄棒
鉄棒は握力を鍛えたり背筋を伸ばしたりと、育ち盛りの子どもにとってプラス要素が多いため庭で遊べる遊具として人気です。
鉄棒のメリットと注意点
鉄棒で遊ぶことで得られるメリットには次のものがあります。
- ぶら下がるだけでも遊べる
- ジャンプ力や腕力が自然と向上する
- ひとりで練習できる
鉄棒ができない子どもは、ほかの子どもがいるところでは恥ずかしがって練習をしたがらないケースがあります。
庭に鉄棒があれば、ひとりで逆上がりも練習できるのが大きなメリットとなるでしょう。
注意点としては、子どもの背丈に合わせた鉄棒を設置する必要があることです。低いとぶら下がることができませんが、逆に高いと落下した時の怪我が心配です。
また風雨にさらされるので、サビが発生しないようにメンテナンスも必要になります。
鉄棒の選び方
庭で遊べる遊具として設置する鉄棒には、据え置き型のものと地面に埋めるものがあります。
手軽に設置できるのは据え置き型ですが、逆上がりなど本格的に練習できるものとなれば地面に埋めるタイプがよいかもしれません。
また子どもの成長に合わせて高さを調節できるものもあります。長く遊べるように、高さ調節できるタイプも検討するとよいでしょう。
トランポリン
トランポリンも子どもに人気の遊具ですが、遊びながら筋力を鍛えることかできます。
トランポリンのメリットと注意点
子どもがトランポリンで遊ぶことには、次のようなメリットがあります。
- 運動が苦手な子どもも楽しめる
- 体幹が鍛えられ姿勢が良くなる
- 筋力が鍛えられる
子どもが走ってよく転ぶようなら、おそらく体幹を鍛えることで解消されるでしょう。
もちろん下半身の筋力が鍛えられることでも転ぶことは少なくなると考えられます。姿勢が良くなることでも、転びにくくなるとされています。
注意点としては、折りたたみ式のトランポリンは便利ですが出し入れが面倒になります。子どもが遊びたがっていても、その手間を考えて出さなくなるケースがあるので注意しましょう。
また子どもがふたりいる場合には、体重に耐えられるトランポリンが必要になるので注意が必要です。
トランポリンの選び方
庭で遊べる遊具としてトランポリンを置くにあたり、まずは子どもの背丈と体重に合わせた商品を選ぶようにしましょう。
また折りたたみ式式と設置したままのタイプがあるので、庭のスペースに応じて選びます。
安全性を考慮してセーフティネットがあるものを選ぶと安心です。
まとめ:安全性を考慮して庭の遊具を選ぼう
庭で遊べる遊具はどれも、子どもの筋力を鍛えるなどの効果が期待できるものばかりです。
もちろん子どもも楽しんで遊べますし、成長に役立つものとして検討する価値があります。
いろんな商品が販売されているので、庭のスペースや子どもの背丈などに合わせて、適切なものを選ぶようにしましょう。
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