家を新築する際の外構工事をハウスメーカーや工務店に一緒に頼むか悩んでいますね。
外構工事と建物の建築工事を別々の業者に依頼する分離発注を認めているハウスメーカーや工務店なら、外構工事を自身の希望する業者で頼むことはできます。
しかし、外構と新築を別々に依頼をするよりも、外構工事と建物の新築を一緒に頼むほうが楽なのは間違いありません。
また、外構は家全体の印象を左右する重要な役割を持っていますし、防犯の役割も兼ね備えているので、後回しにせずに外構まで完成した状態で入居することをおすすめします。
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////外構工事は建物の新築時に一緒に頼むのがおすすめ
ホームメーカーや工務店へ外構を依頼すると、結局下請けの別会社が外構工事を行い住宅メーカーの経費が上乗せされるため、分離発注よりも割高になると言われることもありますが、実は近年ハウスメーカーも外構に力を入れていてハウスメーカーが外構を受注できるケースも増えています。
そのため、分離発注でも同時発注でも金額はほとんど変わらない場合も多いのです。
ほかにも、外構が完成した状態で入居することは見た目の問題だけでなく機能面でもさまざまなメリットがあります。
外構工事を建物と一緒にハウスメーカーや工務店に頼むのがおすすめな理由を8つまとめました。
外構工事を頼む業者を探す手間が省ける
外構工事を家の建築をしてくれるハウスメーカーや工務店に頼むと、別で外構業者を探す手間がかかりませんし、打ち合わせや見積もりも同時進行できるのでスムーズです。
ハウスメーカーと同様に外構業者もそれぞれ特色があり、自分の希望を叶えてくれて信頼のおける業者をイチから探すのは面倒に感じます。
また、外構だけを別の業者に依頼するとなると、外構工事のみに関する打ち合わせや見積もり、契約締結などさまざまな手順を踏む必要があるので、その都度時間を割かなくてはならないのも負担です。
特にお子さんがいるご家庭では、せっかくの休日も打ち合わせなどで潰れてしまうと残念に思われてしまうでしょう。
すべて完成した状態で入居できる
外構工事をハウスメーカーや工務店に一緒に依頼すれば、外構も出来上がった状態で入居できるので晴れやかな気分になれるはずです。
一方、外構を別業者に頼み入居時には未完成だと、せっかく新築に住んでいるのに家の周りは土のままで何となくみすぼらしい印象になるでしょう。
新築したら友人や親族を呼びすぐにお披露目したいという方も多いでしょうが、外構が未完成だと人を呼ぶのに抵抗を感じるかもしれません。
また、入居後は引っ越しの片付けや手続きなどが大変になり、外構工事に関して後回しになってしまいずるずると先延ばしになる可能性も高いので入居前に外構まで完成している状態がベストです。
外構を含めたトータルコーディネイトをしてもらえる
ハウスメーカーや工務店に外構工事を一緒に頼むと、家自体とも相性の良い外構に仕上げてもらえるのが魅力です。
たとえば家の外壁と同じ素材を外構に使ったり、家のテイストに合う外構をデザインしてもらえたりするでしょう。
外構は外から真っ先に目に入る場所なので、家との統一感がないと全体的な印象がおしゃれに見えなくなる可能性があります。
しかし、新築の打ち合わせなどで施主の好みも理解してくれているハウスメーカーや工務店なら、外構まで納得できるトータルコーディネイトを提案してくれるはずです。
入居後に業者に気を使わずに済む
外構を分離発注し、入居後に外構工事を進めるとなるとどうしても業者の出入りが気になりますし、お茶出しなどの気遣いもしなくてはなりません。
また、工事期間中は家族の出入りも制限されることが多いので不便に感じるでしょう。特に小さなお子さんがいる場合は、重機が入る期間は危険も伴います。
外構が完成している状態で入居できれば、そういった気遣いや不便さといったストレスを感じなくて済むというわけですね。
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入居後に車や玄関周りが汚れずに済む
入居時に外構が未完成だと、車の駐車スペースや玄関周りなどが土のままになるため、雨の日などは泥汚れが気になります。
車にも泥はねが付きますし、靴についた泥がそのまま玄関を汚してしまい掃除も大変です。新築なのに泥で玄関周りが汚れるのは気分が悪くなるはずです。
また、洗濯物にも砂が舞ったり、家の前の道路まで砂や泥が流出すると近隣トラブルになる危険もあるので神経質になってしまいます。
ほかにも外構をしておらず水はけが悪いことで家自体にもシロアリやカビが発生するリスクを伴います。
こういったストレスやトラブルは外構が完成してから入居すれば回避できるものだということを理解しておきましょう。
防犯面でも安心して入居できる
外構のなかでもフェンスや門扉などは外からの視線や侵入を遮る防犯の役割を持っているため、外構が未完成で入居すると防犯面で不安になります。
外構が完成するまでは不安な気持ちを抱えたまま住み続けなければなりません。玄関を開けたときに家の中が外から見えてしまうのも嫌ですよね。
さらに、外構で照明工事が完了するまでは外灯がない状態になるので、夜間の帰宅も足元が見えずらく危険です。
入居してすぐ家族が安心して生活できるようにするためにもハウスメーカーや工務店に外構工事を一緒に頼みましょう。
住宅ローンに外構費用が組み込める
外構工事を一緒に頼んだ方が良い理由には、外構工事費用を住宅ローンに組み込んで支払えるという金銭面でのメリットもあります。
建物と別の業者で外構を依頼する場合、外構費用をローンで支払うことを考えているのであれば、諸費用ローンやエクステリアローン、フリーローンを利用しなければなりませんが住宅ローンよりも金利が高くなることが多いです。
つまり、その分利息が多くなり負担がかかるというわけです。
また、住宅ローンとは別に金融機関に出向いて申込をした後に審査を受けるという手間もかかります。
もちろん手持ちの現金に余裕があれば外構費用を現金で支払っても良いですが、ローンの利用を考えているならば間違いなく住宅ローンに一緒に組み込んで借りた方がお得です。
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