外構の外注費用を値引きしたい!値引きの方法はあるの?

外構の外注費用を値引きしたい!値引きの方法はあるの?

外構工事を外構業者に外注しようとしていますか?外構業者の値段設定や見積もり関しては、素人ではわからないことも多く、困ってしまうことがありますよね。

外構工事は一般的に専門業者にお任せするほうが手間もなく安心できますが、どうしても外構の外注費用は高くつきがちです。

そこで気になるのが「外構工事の外注費用は値引きができるのか」ですよね。

外構業者に値引きを交渉するのは、お客様側からするとちょっと怖いかもしれませんが、安心してください!実は外構工事の値引きをする方法はあるんです!

今回は、外構工事の外注費用を値引きする方法をコッソリお話していきます。

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外構工事費用の値引きの方法について知る前に!

本とノート

外構工事において、どうしてもお客様となるあなたが外構に関して「無知・無勉強」となると、外構業者の値引き交渉で失敗してしまう可能性があります。

それもそのはず、外構業者はお客様がまったくの素人を前提としてお話を進めていくからです。

そのため、外構工事についての最低限の流れを理解してたうえで値引き交渉に望んだほうが、何も知らないゼロ知識の時よりも、うまくいく可能性が高くなるなります。

外構を外注する時の流れを知っておこう

外構工事を外注する場合は、おおまかに以下のようなフローで進んでいきます。

  1. 初回打ち合わせと現地調査
  2. 現地の状況調査・周辺情報確認・現地採寸
  3. 見積もり提出
  4. 数回の打ち合わせ
  5. 納得いただき、契約
  6. 工事の準備
  7. 着手

より詳しい流れは「庭の外構工事はいつのタイミングで頼めばいい?ベストシーズンは?」でも紹介していますので、是非合わせてご参照ください。

下見や打合せ時に確認してほしいコトがある!

実際に外構業者に外注費用を算出してもらうにあたり、下見や打合せ時に必ず確認してほしいポイントがあります。

外構業者は費用を算出するのに、現場状況、すなわちお客様のご自宅の外構のチェックを重要なポイントとしています。

そのため、以下のポイントをぜひ今一度ご確認ください。

  • あなたの所有する敷地の広さ、高さ、方角
  • 地中配線や引き込み電線などの位置情報
  • ポストや照明・生活動線を再確認
  • 土壌が庭木を植える植栽に適した土壌か
  • 敷地境界線の確認

そして、最も重要なのが「現状からの外構工事による変更」なのか、「ゼロから外構を作るのか」です。

両者の違い一つをとっても費用が大きく変わってきます。

これらの事項は、実際に外構業者が見積書を作成するにあたってベースにも大きく関係してくるため、写真や作成してもらった書類をコピー等で共有するようにしましょう。

希望するイメージがあるなら、目で見てわかるものも予め準備しておこう

もし、外構工事を業者に外注するにあたり、希望するイメージがある場合はあらかじめ画像やカタログ等を準備して、目に見えるようにしておきましょう。

これによって、外構業者もにも「外構について少しでも自分で勉強している」という好印象を与えることができますので、何もしていない人との差をつけることができます。

また、目に見えてわかる画像やカタログを使用することによって、外構業者が手がける実際の完成図とあなたの希望するイメージの相違を防ぐことにもつながるのです。

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外構費用の相場はどのくらい?

お金のイメージ

では、外構を外構業者に外注数る場合、費用相場はどのくらいになるものなのでしょうか?

もちろん、ご自宅周りの状況によりますが、一般的には

  • ご自宅の建設にかける価格のおよそ10〜15%の費用をかけると、その建物の外観に合う

と言われています。実数ではないので、わかりにくいですよね。では、なぜはっきりとした費用相場を算出することが難しいのでしょうか?

土地によって大きく変わる外構費用!必ず見積書を入手しよう

前述の通り、ご自宅周りの状況によって外構費用は大きく左右されます。考えられるご自宅周りの状況としては、以下のようなケースが考えられます。

  • 道路と土地に高低差がついている場合
  • 階段やスロープが必要になる場合
  • 建物の大小

上記以外にも価格変動にかかわる要素はあるものの、主にこれらの状況によって費用相場も変動します。

そのため、あなたが外構工事をしたい場所に合う外構工事の費用をしっかりと知るには、やはり外構業者に下見に来てもらい、見積書を提出してもらう必要があるのです。

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外構の外注費用を値引きしたい!値引きの方法3つ

3の模型

外構工事の費用相場が「ご自宅の建設にかける価格のおよそ10〜15%」とするならば、自宅の建設に1,000万円をかけたら、最低でも100万円の費用を外構工事にかけるという計算になります。

これは想像を絶する金額ですし、できれば値引き交渉を行いたいですよね。もちろん、外構工事費用は値引き交渉をすることができます。

ここからは、外構工事の外注費用を値引きする方法として、3つの方法をご紹介します。

1)必要な外構アイテムと不要な外構アイテムを精査する

一番スタンダートな値引き方法は、今回の外構工事において工事が「本当に」今必要なのかどうかを精査して、外構費用を値下げする方法です。

「あれば便利だけどなくても良いもの」は、見積もりを算出すると見えてくるものです。そのため、今必要のない外構は削ると良いでしょう。

外構アイテムの中には自分でDIYでもできる物もいくつかあるので、こちらも当社の記事でぜひDIYできる外構アイテムチェックしてください!

2)「施主支給」を使う

「施主支給」というのは、施主となるお客様が外構アイテムに関する製品を自費購入し、取付だけを外構業者に依頼するという方法です。

ですが、施主支給を行おうとする場合、業者側に嫌がられてしまう可能性があります。

施主支給で取り付けた外構アイテムに不具合が生じた場合、

  • 施主支給した外構アイテムがいけないのか
  • 実際に施工をした外構業者がいけないのか

という具合に、トラブル発生の所在が明らかにならないからです。

業者からも嫌がられてしまう「施主支給」をもし外構業者が請け負ってくれるなら、値引きにもつながるので是非取り入れるべき方法です。

ただし、外構素材を自力で入手する必要があるため、自力で調達不可能な外構アイテムもでてきます。

このように失敗しないためにも、施主支給する外構アイテムも外構業者と相談しながら、慎重に選ぶ必要があります。

3)ダイレクトに値引き交渉

最終手段が、ダイレクトに外構業者に値引き交渉する方法です。

この場合は、見積もりを取る前に必ず他社へ見積もりをとっているけど大丈夫かというようにワンクッション置いたうえで、必ず他社外構業者へも見積もりを取ったうえで行うようにしましょう。

外構業者の値引き率は、施工する外構アイテムの精査や施主支給に比べると期待できない値引き率となりますが、もし相見積もりを取ったうえでの値引き交渉を断る外構業者であれば、変更しても良いのです。

まとめ

外構工事の外注費用は、今回紹介の3つの方法を使えば値引きをすることができます。

外構工事の外注費用を値引きするのに大切なのはまず、今購入している土地や自宅周辺の状況、外構工事をしたい場所に合う外構工事費用を知ることからです。

それを知るためには、しっかりと外構業者複数から見積もりを入手し、価格を比較したうえで、削れるものは削り、自分で施工できるものはDIY施工してしまうことです。

外構費用は、ご自宅周りを美しくきれいにするうえで欠かせない予算となりますので、外構業者に依頼する場合は良く精査したうえで、最終手段に値引き交渉を行うのがベストです。

当社でも外構工事の費用のお見積もりを行っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

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