庭で過ごす時間をもっと素敵なものにしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。ガーデンテーブルやチェアは、そんな願いを叶えてくれるアイテムのひとつです。
テーブルやチェアが庭にあれば、屋外の開放感のある空間でお茶を飲んだり、食事をしたりと普段の生活とは少し違った時間を楽しむことができます。
ただテーブルやチェア、ベンチなどのガーデンファニチャーはさまざまな種類があって、どういうものを選んだらいいのか悩んでしまいますよね。
庭の雰囲気をより高めるためにも、テーブルやチェアはできるだけオシャレなものを配置したいものです。
そこで今回は、庭に配置するオシャレなテーブルやチェアの選び方やおススメのガーデンファニチャーをご紹介していきます。
自宅の庭に似合うガーデンファニチャー選びの参考にしてください。
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////庭のテーブル&チェアをどう使う?目的をまずは決めておこう
テーブルとチェアを庭に置くことを決めたら、まずは目的を考えてみることから始めてみましょう。
というのも、ある程度目的が決まっていれば、テーブルやチェアの必要な広さや脚数、配置する場所が決めやすいからです。
1人もしくは2人でお茶や読書、ガーデニングの休憩に使う場合には、大きいテーブルは必要ありませんしカフェテーブルのようなものがあれば十分使用できます。
屋外での食事を楽しみたいという場合には、ある程度大きいサイズのテーブルが必要になりますし、テーブルやチェアを置くためのスペースも確保しなければいけません。
庭にテーブルやチェアを置いて、何をしてどのくらいのペースで使うのか家族でまずは話し合ってみることをオススメします。
////庭に置くテーブル&チェアの選び方
庭でどのように使うのか目的が確認できたら、ガーデンテーブルやチェアを選ぶためのポイントについて見ていきましょう。
テーブルやチェアは実用するものですから、オシャレなだけでなく使いやすさにも注目する必要があります。
最大限活用できるように満足のいくものを選べるようにしていきましょう。
ガーデンテーブル&チェアの設置方法
屋外で使うテーブルやチェアは、そのまま庭に配置しておく据え置きのタイプと、軽量であったり折りたたみができる移動収納タイプにわけられます。
テーブルやチェアを頻繁に使ったり、庭のデザインの一部としてガーデンファニチャーを配置して置きたい場合には据え置きタイプのテーブルやチェアが使いやすいでしょう。
庭にそのまま配置してあるので、屋外に出てすぐに使うことができ、片付ける手間も無いというメリットがあります。
据え置きタイプのデメリットとしては、テーブルやチェアが屋外の環境にさらされているので、汚れや天候による劣化などの心配があるという点です。
屋外用のガーデンテーブルやチェアは耐候性のある素材で作られていますが、経年による劣化は起きてくるので、メンテナンスや買い替えのタイミング等についても考えておくようにしましょう。
そして、移動収納タイプは庭を広く使いたいという場合やガーデンファニチャーの天候による劣化を少しでも減らしたいという場合、またテーブルやチェアの配置移動を頻繁に行いたい場合に選択するといいでしょう。
軽量であったり折りたたみができるので、テーブルやチェアを使いたいときに出して使わないときには移動するなど、状況に応じて庭の広さをコントロールすることができます。
また、移動収納タイプでとくにコンパクトなものは、庭でだけでなくキャンプをする際にも持ち出して使用することができます。
移動収納タイプのデメリットは、設置や収納時に手間がかかるということや、それが面倒になって据え置きにしてしまう可能性があるということです。
チェアやテーブルは据え置きタイプのほうが安定性が高いものが多いので、もしテーブルやチェアの出し入れが面倒になる可能性があるという場合には、据え置きタイプのものを検討してみましょう。
ガーデンテーブル&チェアの素材
屋外の使用に耐えられるようにガーデンテーブルやチェアは、アイアンやアルミ、ステンレスや樹脂、木材などの素材で作られています。
それぞれの素材により質感や重量、デザインの方向性が異なるため、気になる素材があればチェックしておくようにしましょう。
アイアン(スチール)
まず、古くからガーデンテーブルやチェアで使われているアイアンですが、強度があり加工がしやすい特徴があるため、細いフレームや美しい装飾を持ったオシャレなモデルが多く存在します。
素材的にもしっかりとした造りであったり重厚感という印象が強くあり、人気を集めています。
細いフレームやデザインによって、テーブルやチェアがあってもその先の庭の景色を見ることができ、庭のグリーンとの調和がとりやすく、特にイングリッシュガーデンなどの欧風ガーデンにはよく合います。
アイアンは塗装やコーティングをしないとサビやすい素材なので、塗装剥がれなどが起こってしまった部分には注意が必要です。
アルミ
耐候性が高く、サビにくいことで多くの用途に使われているアルミは、アイアンと同じく強度があり加工もしやすいことから、細身のスタイルから存在感のあるデザインまで多くのモデルがあります。
塗装によってアイアンのガーデンテーブルやチェアのような見た目のものもあり、アイアンの「重い」「サビやすい」といったデメリットを無くした製品も存在します。
アルミはサビにくい素材ですがサビないわけではなく、汚れが付着したままであったりある条件下においては白サビが発生することもあります。
ステンレス
強度がありキッチンなどにも使われているステンレスは、シンプルなガーデンファニチャーから他の素材との組み合わせたものなど、多くのモデルが存在します。
シンプルなデザインのテーブルやチェアは、ステンレスの質感をフルに感じられる見た目ですが、木材やガラスといったものを天板に使い脚などフレーム部分にステンレスを使用したモデルでは他の素材の存在感を押し出すような印象になります。
アルミと同じくサビにくい素材ですが、ステンレスも傷がついた部分から腐食してしまうので注意が必要です。
樹脂
強度があり、サビる心配もない樹脂は、曲線の柔らかさをもったデザインのものや、ラタンや木材の質感をもたせたデザインのものなどがあり、屋外のファニチャーとして人気を集めている素材です。
基本的には軽量のテーブルやチェアが多くありますが、デザインによっては重量のあるモデルもあるので、持ち運びを頻繁にする可能性がある場合にはチェックするようにしましょう。
太陽光や紫外線、雨や温度変化などで劣化しやすいため、変色や硬化、変形などが経年により起こってくるので、テーブルやチェアの変化に注意するようにしましょう。
木材
柔らかさやナチュラルな雰囲気をテーブルやチェアに与えてくれる木材は、耐候性のあるハードウッドや防腐加工された木材が主に使用されており、座ったときの質感や触り心地の良さなどから人気を集めています。
すべて木材でできたガーデンファニチャーもあれば、アイアンやアルミ、ステンレスなどの金属素材と組み合わせたオシャレなものもあり、存在感やスマートさなど多くのデザインと庭のもつテイストや雰囲気で選ぶことができます。
塗装していないハードウッドなどは、経年で色があせていく特徴がありますが使用には問題はありません。退色が気になる場合は、塗装をすることで色の劣化を抑えることもできます。
サイズをしっかりと確認する
庭のどこに配置するか決まっている場合は、そのスペースのサイズを前もって測っておくようにしましょう。
また、まだ配置する場所が決まっていない場合には、置けそうな場所についていくつか候補を選んでおき、それぞれのスペースのサイズを測っておきます。
オシャレなテーブルやチェアが見つかって購入しても、大きすぎて置きたかった場所に置けなかったり、妙に存在感がですぎるといった事例もあるため、スペースのサイズ確認は大切な作業のひとつになります。
気に入ったガーデンテーブルやチェアをネットや店頭で見つけたら、スペースのサイズとファニチャーのサイズを確認してみましょう。
その際に忘れてはいけないのが、テーブルに向かう座り方をする場合には、チェアをひいて人が1人もしくは2人が立てる空間が必要ということです。
家の外壁に背を向けてテーブルを挟んで左右で座る場合には、人の立てる空間は必要ありませんが、配置の仕方によっては必要ということは頭に入れておきましょう。
デザインよりも庭のテイストを大切に
ネットや店頭でガーデンファニチャーを探していると、オシャレさやかっこよさなどに注目しがちですが、自宅の庭のテイストに合うテーブルやチェアを選ぶということも大切です。
写真や実物がオシャレだから購入したけど、実際に庭に置いてみたら主張しすぎて庭のテイストに合わなかったということもあるので、オシャレなものを見つけたとしても一旦立ち止まって庭のテイストとそれがマッチするのか考えて見るようにしましょう。
個別に購入するか、セットで購入するか
庭に置くガーデンテーブルやチェアは、同じ素材や同じ方向性のデザインを選ぶことで失敗する可能性を低くできるため、多くの場合セットで購入するほうがいいでしょう。
というのも、テーブルやチェアの素材が違ったり、デザインが違う組み合わせになると、見た目的にもチグハグとしてしまい、バランスが取れなくなってしまうからです。
もちろん、個別に購入しつつも、同じ素材やデザインの方向性が同じものを選ぶことができれば、バランスをとることができます。
その場合、選ぶ楽しみもありますが手間や時間が必要になることは覚悟しておきましょう。
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////庭に置けるオシャレなテーブル&チェア5選
ガーデンテーブルやチェアの選び方を確認したところで、ここからはオシャレなテーブル&チェアをご紹介します。気になる製品があれば、チェックしてみてください。
Mosso
天然木のチーク材で作られている折りたたみタイプのテーブル&チェアです。
テーブルと4脚のチェア、テーブルとチェア2脚とベンチのセットがあり、チェアは肘ありと肘なしを選ぶことができます。
単品でもテーブル、チェア(肘あり/肘なし)、ベンチ、トレイ、パラソル、パラソル土台が購入できるので、さまざまなスタイルにすることも可能です。
耐候性のあるチーク材は据え置きにすることもでき、折りたたみタイプなので収納することも選択肢としてあります。
デザインはシンプルで王道のスタイルなので、庭のテイストにも合わせやすくオススメです。
アルカウン
重厚感がありつつもアルミ鋳物でできているので軽量で丈夫なガーデンテーブルとチェア4脚のセットです。
落ち着いたデザインとブラックのカラーなので、庭のテイストに合わせやすいでしょう。広めのテーブルなので、お茶や食事、ガーデニングの作業台としても使用することができます。
金属の重厚感を庭に取り入れたいという方はチェックしておきましょう。
サハラ|パティオ・プティ
⇒https://item.rakuten.co.jp/clubestashop/c/0000001232/
樹脂で出来た人工ラタンを使用したオシャレなテーブル&チェアシリーズで、テーブルやチェア、ソファやベッドなどラインナップが多く用意されているので、さまざまな組み合わせを選ぶことができます。
軽量で耐候性もある素材なので、メンテナンスなども簡単にできる特徴があります。
リゾモダン
こちらも人工ラタンを使用したテーブル&チェアのセットで、テーブルの下に2脚のチェアを収納できる3点セットになっています。
テーブルの天板には強化ガラスが採用されており、人工ラタンも本物に近い高級感のある仕様のものが使われています。
アンティークホワイトとブルーグレーの2色があるので、庭のテイストに合わせて選ぶことが可能です。
アンジェロ
樹脂で作られたテーブル&チェアで、イタリア製でポップなデザインが印象的なオシャレなガーデンファニチャーです。
軽量でチェアの背もたれに持ち運び用の穴が空いているため移動も楽にできます。また、チェアの座面には水抜きの穴があるので、雨が降ったあとでも座面から水が流れていきます。
樹脂製ということもあり安価なので、手に入れやすいという利点もあります。
まとめ
庭に置くガーデンファニチャー(テーブル&チェア)をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
屋外用のテーブルやチェアは庭での過ごし方に多くのオプションを加えてくれます。食事やお茶、読書やガーデニングの休憩場所としてなどさまざまなことに活用していけるでしょう。
また、お気に入りのガーデンファニチャーは庭のワンポイントとしてオシャレな空間つくりにも貢献してくれます。
オシャレで使いやすいテーブルやチェアを選んで、快適なガーデンライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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