子供達との大切な時間を庭で楽しめるように、アウトドアができる庭づくりを考えている方も多いのではないでしょうか。
大きく育っていく子供達とアウトドアを楽しめる時間も限られていますし、今という時間を大切にしていきたいですよね。
庭という身近な場所でアウトドアを楽しめるようにすれば、移動時間を気にせずに休日の時間を子供と過ごすためにすべて使うことができます。
庭で楽しく過ごした時間は、子供達にとっても楽しかった大切な記憶として、一生残すことができるのではないでしょうか。
子供達とアウトドアを楽しめる庭を作って、一緒に過ごす大切な時間を有意義にするために、今回は子供達とアウトドアを楽しむ庭づくりについてご紹介していきます。
それぞれのご家庭で環境の違い(庭の広さなど)や好みのスタイルがきっとあることでしょう。理想の庭づくりのための参考にしていただければ幸いです。
////庭でどんなアウトドアがしたいのか考えてみよう
子供達とどんなアウトドアをして楽しみたいのか、まずは考えてみることからはじめましょう。
子供達にも好みがあり、大人が考えるアウトドアとかけ離れてしまう場合もあるため、普段の遊び方や好みのものを取り入れたプランにすることが大切です。
そのため、公園に行った時の遊び方や友達と過ごす時の遊び方など、お気に入りのものがあればピックアップして、それをどう庭に反映すればいいのか考えていきます。
また、旅行でアウトドアを楽しむ機会がある場合には、その時の反応に関しても注意しておきましょう。
子供達が広い場所で走りまわっている時には障害物をどう使っているのかに注目したり、どういった遊具に興味を示しているかそれに共通点はあるのかなど見ておくと、庭づくりのヒントにすることができます。
それから、子供達に経験させたいことについても家族で話し合っておくといいでしょう。子供達の好みも大切ですが、親が子供に教えるということも大切です。
庭にテントをはったり、バーベキューのお手伝い、野球やサッカーなどのスポーツを教えたりといったことを考えてみましょう。
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////子供達が安全に楽しめる庭づくりをする
子供達とアウトドアを楽しむために庭の安全面のことに関しても考えておく必要があります。庭を安全に使っていけるように代表的な対策について見ていきましょう。
ウッドデッキを設置する場合には柵や階段をつけよう
自宅の部屋から続く高さのあるウッドデッキを設置する場合には、柵や階段を取付けましょう。
ウッドデッキからの落下事故を防ぐための柵ですが、外からの視線を防ぐこともでき、子供達を安心して遊ばせることができます。
また、柵は洗濯物を干すことにも活用できるため、生活の中でも使用することができます。そして、ウッドデッキの階段は家と庭を繋いでくれるため、スムーズな行き来を実現してくれます。
庭を使用してアウトドアを楽しむ際には、トイレなど家の中に入ることも多々あるので、便利に使用することができるでしょう。
オーニングなどで日よけ対策も忘れずに
日にあたることは健康的にもいいことですが、あたり過ぎはよくありません。
特に夏場にはオーニングやシェード、パラソルやタープなどで日影を作り、休めるスペースを作るようにしましょう。
また、庭でのアウトドアでは適度な休憩をはさみながら楽しむことが大切です。
定期的に水分を補給するためにクーラーボックスを庭に用意しておくなどの対策も併せてしておいたほうがいいでしょう。
フェンスを設置して飛び出し防止や視線カット
開放感のあるオープン外構は圧迫感がなく工事費用もおさえられるなどのメリットがあり人気を集めていますが、庭でのアウトドアの際には子供が飛び出したりしないよう注意していなければいけません。
子供達が小さかったり頻繁に庭でのアウトドアを行う場合には、フェンスや門扉を設置しておくほうが安心でしょう。
フェンスは素材やサイズ、デザインによって圧迫感などをやわらげることもできます。
庭の雰囲気や住宅の外壁などに合わせたものを選べば、敷地のデザイン性をあげることにもつながります。
また、フェンスは高さのあるものであれば、周囲からの視線を遮断してくれる効果もあります。
庭で過ごしているプライベートな時間をあまり覗かれたくないという場合にもフェンスの設置を検討してみましょう。
立水栓を設置すれば便利に使える
庭でアウトドアをするときにあってよかったと思えるものに立水栓があります。
子供達が食事前に手を洗う場所として、また転んですりむいてしまったときにはすぐに傷口を洗い流すこともできます。
散水栓でもホースを繋いでおけばできますが、立水栓のほうが便利に使えるでしょう。
また、立水栓はアウトドアを楽しんだ後の洗い場としても活用することができます。
大きいものも立水栓で洗ってそのまま干すこともでき、家の中に汚れを持ち込まないですむという利点があります。
庭に設置する立水栓は植物の水やりをしたり靴を洗ったりと他にも便利に使うことができるのでおススメです。
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////子供達と庭で楽しく遊ぶ方法
子供達は遊ぶスペースがあれば自然と遊びを作り出していきますが、さらに庭を楽しい空間にしてあげたいという気持ちがわいてくるものですよね。
ここからは、どんなものがあれば子供達が庭で楽しく過ごせるのか見ていきましょう。
芝生で子供が遊べる空間を作る
庭に走り回ったり転がったりするスペースを作ることで、公園で遊んでいるような環境を作り出すことができます。
敷地によっては広いスペースを作ることが難しいという場合もありますが、地面に座ったりおもちゃを広げられるスペースを芝生にすることで、楽しく遊べる空間を作れるでしょう。
また、芝生はクッション性もあるため、転んだりしても大きなケガになる可能性も低く、安全に楽しむことができます。
おもちゃだけでなくボール遊びやかけっこ、夏場にはビニールプールで水遊びなど、芝生の上でさまざまな遊びが楽しめます。
芝生には天然芝や人工芝があるので、自然な雰囲気を大切にしたい場合には天然芝、手間をかけずにいい状態で地面を管理したい場合には人工芝を選ぶようにしましょう。
芝生は庭に多くのグリーンを取り入れることができるので、アウトドア感も高めることができるのでおススメです。
庭キャンプでアウトドア
庭にテントやタープを張ることで、庭に居ながらキャンプが楽しめます。
ウッドデッキやタイルテラス、芝生の上などスペースがあれば設置することができるので、キャンプ場に出かけることもなく庭先でできるため手軽に行えるのが庭キャンプです。
子供達にとってテントはいい遊び場になるでしょう。
また、庭でのアウトドアの休憩場所としても使用することができ、寝袋などを用意すればテント泊も楽しむことができます。
庭でのんびりとした時間を過ごすことで、普段聞けないような話や反応を見ることができるかもしれません。庭でのアウトドアの方法として庭キャンプはおススメです。
フタ付きの砂場をつくる
子供達の遊び場として砂場を作ることを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。砂遊びは子供達にとって夢中になれる遊びのひとつです。
ただ、猫などが庭に入ってきてトイレにされたら衛生面で問題がありますよね。その場合は、猫などが侵入しないようにフタ付きの砂場にすることを検討してみましょう。
子供達が遊ぶときにはフタをあけ、遊び終わったらフタを閉じるということをするだけで、侵入者を阻むことができます。
また、砂場は将来的に花壇にリフォームすることで、子供達が大きくなってからも活用することが可能です。砂場の位置を決める際には、そのことも念頭に入れて検討していきましょう。
パーゴラなどにブランコをつける
庭でアウトドアを楽しむ時に遊具があれば、子供達の遊びのバリエーションを増やすこともでき毎回あきずに楽しむことができます。
遊具を庭に設置する場合、まず頭に思い浮かべるのがブランコではないでしょうか。
公園などにあるように土台を作ってブランコを設置する場合には場所も必要になりますが、ガーデニングやお茶を飲むスペースにパーゴラの設置を検討している場合には、そこにブランコをつけることで子供達が遊ぶ場所にもでき、スペースの有効活用ができます。
また、庭に大きくしっかりとした木がある場合には枝にブランコを吊るすことで、よりアウトドアな雰囲気を作り出すこともできるでしょう。
料理のお手伝い
庭でのアウトドアで食事も楽しむ場合、子供達と一緒に料理をすることで、それ自体も遊びの一環として楽しむことができます。
野菜の皮むきや盛り付けなどかんたんにできるものを任せてみたり、包丁の使い方や炒めものを教える機会としても庭でのアウトドアは最適です。
慌ただしい時間ではできないことも、庭でののんびりとした雰囲気の中では、教えながら子供達の成長を見守ることもできます。
子供達ができないと思ってたことをやってのけたり、どんなことに興味を持つのかというヒントを知ることができるかもしれません。
庭という開放感のある場所で子供達と一緒に料理をするということをプランのひとつとして入れておいてみてはいかがでしょうか。
家庭菜園で食材ゲット
庭の家庭菜園からこれから食べるものを子供達に収穫してもらうということも遊びのひとつになります。土に触れるという行為も子供達にとっては楽しいという面もあるでしょう。
新しい経験は子供達にとっても楽しみのひとつとして感じることができ、さらに普段食べているものがどういうふうに育っているのかという知識を得ることにもつながります。
野菜をつくるまでには手間もかかりますが、子供達と育てていき、アウトドアをする際に収穫を一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
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子供と楽しめる庭作りまとめ
ここまでアウトドアを楽しめる庭づくりについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
子供達とアウトドアを楽しめる庭づくりを考えていると、この先何年この庭で一緒に遊んで過ごせるのか考えることもあるかもしれません。
子供の成長とともに庭のあり方も変わってくるのは事実です。
ただ、子供達の今の笑顔を見れるのはその瞬間でしかありませんし、その機会を作れるということを考えれば、アウトドアを楽しめる庭づくりというのには大きな意義があるのではないでしょうか。
子供達のために作った庭はこの先アレンジをしたり、リフォームすることで生まれ変わらせることも可能です。
今という子供と楽しめる時間を庭という身近な場所で目一杯楽しめるように、庭づくりを考えてみてはいかがでしょうか。
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