丸型敷石にするか他の形状の敷石にするか、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
敷石は形状や色、敷き方によって様々な雰囲気を敷地に与えてくれます。
丸型敷石は曲線があることで、設置場所を柔らかい印象にしてくれる特徴があります。
また、和風のイメージから洋風、モダンなデザインまで、作り出すことが可能です。
今回は、丸型敷石のメリットとデメリットを紹介していきます。利点や先に知っておくべき注意点を知って、敷石選びの参考にしてください。
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////丸型敷石のメリット
丸型敷石を選んだ際のメリットについて見ていきましょう。敷石を敷いた際の利点や丸型ならではのポイントについて紹介していきます。
景観をよく出来る
丸型敷石は曲線があることで柔らかで動きのある印象を敷地に与えることが出来ます。
庭やアプローチなど人目につく所に丸型敷石を使うことで、おしゃれでやさしい家のイメージをもたせてくれるでしょう。
また、敷き方やサイズも選ぶことが出来るため、好みの雰囲気に合わせての施工が可能です。
丸型敷石を飛び石のように配置したり、アクセントとして敷石に組み込むのも良いでしょう。
敷石のデザインは多くあり、さらに自由なのでオリジナリティのある景観にすることが出来ます。
足が汚れにくい
丸型敷石を敷くことで、靴や服の裾が汚れるのを防ぐことが出来ます。土がむき出しの地面では、雨でぬかるんだ状態で汚れてしまいます。
しかし、敷石が敷いてあれば、ぬかるみを気にせず歩くことが可能です。
日本庭園などでよく見かける飛び石は、着物の裾が汚れないようにという意図もありました。
丸型敷石で飛び石を打つ際にはそういった意図も知っておくと面白いでしょう。
雑草対策になる
丸型敷石を敷いた場所には草が生えないため、雑草対策としての一面があります。
敷地の景観を良くしておくためには、雑草の処理が必要になりますが、丸型敷石を敷くことでその手間を減らすことが出来ます。
ただし、施工の仕方や経年によって草が生えて来ることもあるので、その際には対処が必要になります。
水はけをよく出来る
水はけが気になる場合には吸水性の高い素材の丸型敷石を選びましょう。
地面に水が直接いかないため、時間をかけて排水していくことが出来ます。
また、目地の砂利の面積を増やしたりすることでも、水はけを良くすることが可能です。
通りやすくなる
丸型敷石を敷くことで歩きやすくすることができ、さらに敷石を敷き詰めることで車輪も通りやすくすることが出来ます。
ベビーカーや車椅子、台車など生活していく上で使用するものは、移動の際の快適さが必要です。
アプローチに丸型敷石を用いる際には、将来的なことも踏まえて計画するようにしましょう。
////丸型敷石のデメリット
丸型敷石を選んだ際のデメリットについて見ていきましょう。
費用がかかる
丸型敷石も他の敷石と同様に、素材の種類や大きさ、数量によってかかる費用が変わってきます。
また、敷き方によっても施工費用が変動するので、予め見積もりで確認しておくと良いでしょう。
それから、DIYで費用を抑えるという方法もありますが、かなりの労力が必要なため、楽しみながら作りたいと思える方以外にはおすすめ出来ません。
滑りやすくなる
丸型敷石の素材やサイズによっては、雨に濡れた際に滑りやすくなる場合があります。
つるつるした素材は、見た目はきれいかもしれませんが、より危険度が高くなります。
ざらざらとした滑りにくい表面加工をした丸型敷石を選ぶことで、その危険度を下げることが出来ます。
また、目地部分を多くすることで、足のかかりを良くするということも安全対策のひとつです。
掃除がしにくい
敷石の施工方法にもよりますが、落ち葉や細かいゴミの掃除がしにくいというデメリットがあります。
日頃の掃除はすべてのゴミを取り除くのではなく、目立つゴミを無くすイメージでいたほうが良いでしょう。
また、屋根がない場所では、雨による水垢や日陰になりやすい場所には苔やカビが発生しやすくなります。
定期的なメンテナンスについても検討しておきましょう。
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////丸型敷石を用いたデザインのポイント
丸型敷石を用いて敷地に施工する際のポイントについて見ていきましょう。
施工業者との打ち合わせの際に確認しても大丈夫ですが、事前にある程度検討しておくと良いでしょう。
イメージを考える
丸型の敷石を使った庭やアプローチをどういったものにしたいのか、まずはデザインについて考えておきましょう。
好みの雰囲気があるのであれば、和風や洋風、モダン、ナチュラルなど大きなくくりから考えていき、色味や形状などより具体的になるようにしていきます。
丸型敷石を庭に使いたい場合には、見せたい景色なども考えておくと良いでしょう。
またアプローチに関しては丸型敷石をメインに使っていくのか、アクセントとして用いるのかといったことを考えることも必要です。
具体的にどういった姿にしたいのかを考えてから、丸型敷石を選ぶようにしてみましょう。
動線を考える
敷石を敷く場所の動線や視界についても確認してみましょう。
アプローチは門から真っ直ぐ玄関まで続くだけでなく、カーブを取り入れたものなど形状は様々です。
門から見る景色やアプローチを歩いた際の景色、玄関から見た景色を思い描きながら考えて見ましょう。
丸型敷石をメインにして飛び石のように使う方法は動線を示してくれます。
また、アクセントに使う場合もそこに視線が集まりやすいようにしてくれるでしょう。
実際に丸型敷石を用いた事例集を見て、イメージを具体的にしていきましょう。
素材を比較する
敷石は素材や大きさによっても雰囲気が変わってきます。
素材や色味、表面加工など様々な種類があるので、なるべく複数の丸型敷石を確認してから選ぶことをおすすめします。
メンテナンスのしやすさ
どうしてもデザインについて気持ちが集中してしまいますが、施工した後のメンテナンスについても考えておく必要があります。
掃き掃除や除草など日常で行うものから、経年でついてしまう垢や苔など、景観を維持していくためにはメンテナンスが必要になります。
実際にどんなことが必要になるのか、清掃してくれる業者はいるのかなど、前もって確認しておくと良いでしょう。
長期的に考える
丸型の敷石を用いて庭やアプローチを施工したら、その後住宅とともに長い時間を過ごして行くことになります。
今現在の使いやすさだけでなく、10年後20年後の生活をイメージして、デザインに取り入れるようにしましょう。
ベビーカーや車椅子が必要になるという場合には、車輪が通りやすく、滑りにくい場所にしておくなど、将来的なことも踏まえておくことが大切です。
経験のある業者を選ぶ
丸型敷石に限らず、敷石の施工を行う場合には経験のある業者を選ぶようにしましょう。
業者選びは難しく感じると思いますが、数社から見積もりをとって比較することで、自分に合った業者を見つけることが出来ます。
費用だけでなく担当者の対応なども比較の対象です。
費用を抑えることも必要ですが、長く使っていくものなので、後悔のないようにしっかりと対応してくれる業者であるという点が大切です。
まとめ
ここまで丸型敷石のメリットとデメリット、それに施工する際のポイントを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
丸型敷石には様々な形状や素材、それに敷き方があり、それらをしっかりと選ぶことで素敵な敷地にすることが出来ます。
柔らかい印象やより自然な雰囲気など、まずは大まかにでも丸型敷石を敷いた時のイメージを湧かせてみましょう。
オリジナリティのある庭やアプローチは、住宅と共に人に好印象を与えてくれます。
今回の内容をもとに丸型敷石を用いた敷地づくりを進めてみてはいかがでしょうか。
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