趣きのあるアンティークレンガで外構をおしゃれにしたい!その特徴と活用方法を解説

趣きのあるアンティークレンガで外構をおしゃれにしたい!その特徴と活用方法を解説

外構素材としてよく使われるレンガには、「アンティークレンガ」と呼ばれるものがあります。その名のとおり、経年による歴史を感じさせる、趣きがあることが特徴のレンガです。

このアンティークレンガを使って外構をおしゃれにしたいという方のために、その特徴と注意点、そしておしゃれに使うための用途をご紹介します。

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アンティークレンガとは?

クエスチョンマークを持って疑問を持つ女性

アンティークレンガとはいったい、どのようなレンガなのでしょうか。その特徴を説明します。

アンティークレンガは中古のレンガ

アンティークレンガはその名のとおり、古い建物などで使われていた中古のレンガです。

国内・海外を問わず解体された建築物から、そこで使用されていたレンガを集めて流通させるものとなります。

レンガには古い歴史があり、その時期によってさまざまな特徴を持つものが作られてきました。今ではもう生産されないような、貴重なレンガもあります。

そして時に歴史ある建物が解体され、そこから市場に出回っているのがアンティークレンガです。

アンティークレンガの特徴

自然素材の土を使って高温で焼いたレンガは、1つひとつが独特な個性を持っています。

そして作られた年代により異なる風合いを持つアンティークレンガは、現在では生み出すことができない独特の風合いを感じさせます。

アンティークレンガは世界中で使われていたものが市場に流通しているのが特徴です。

国産はもちろんのこと、ヨーロッパや中国などで使われていたレンガもアンティークレンガとして販売されています。

その種類も一般的なレンガのほかに、耐火レンガも流通しています。ネット通販で手軽に購入できますし、石材の専門店でも入手できます。

それぞれ扱う種類が違うので、お店によって趣きの異なるアンティークレンガを購入できます。

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アンティークレンガを使うメリット

メリット

アンティークレンガを使う大きなメリットは、今では生産されないような趣きによって、おしゃれな外構デザインを生み出せることです。

レンガは経年により劣化し、それに伴って味わいのようなものが出てきます。これは新品のレンガでは出せないものです。

また100年以上前に使われていたアンティークレンガなどは、その歴史も感じさせてくれます。

そのような価値あるレンガを入手し、外構で使えるのがアンティークレンガの魅力でありメリットと言えるでしょう。

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アンティークレンガを使う際の注意点

注意のプラカード

外構をおしゃれにするためにアンティークレンガを使う際に、注意すべきことがいろいろとあります。

アンティークレンガは「一点モノ」

アンティークレンガはある意味「一点モノ」として販売されている点に注意が必要です。

もちろん、1個や2個単位で売られているわけではありませんが、一度購入したものは追加購入するのは難しいと考えたほうがよいでしょう。

たとえば外構でアンティークレンガを使用し、破損するなど修理が必要となった時、同じものを購入するのは難しいということです。

そのため補修が必要な部分に同じような色合いのアンティークレンガが使えないことにもなりかねないので注意しましょう。

できれば少し余分が出るくらいの個数を購入しておいて、修繕が必要となった時のために在庫として置いておくとよいかもしれません。

アンティークレンガは形が不揃い

そしてもうひとつ、まとめて購入するアンティークレンガは形が揃っていないことがあります。

既存の建築物を解体する時に出るのがアンティークレンガなので、破損したり崩れたりしてサイズが綺麗に揃わないことがあるためです。

そこでアンティークレンガを外構で使用する際に、綺麗に並ばないといったことにもなるので施工が難しくなるかもしれません。

そのため工事によってはDIYではなく、外構業者に施工を依頼することにもなるでしょう。

ネット通販でのアンティークレンガ購入の注意点

アンティークレンガはネット通販で手軽に購入できます。しかし現物を確認できないことを留意しておきましょう。

レンガはそもそも、焼き物なのでそれぞれ色味や質感が違います。アンティークレンガとなれば経年による劣化もあるので、どのような風合いなのかは個別にかなり違っています。

そのため、写真と実物にギャップがあることも考慮しておきましょう。想像していたものと印象が違うアンティークレンガが届くということもありうるということです。

アンティークレンガで外構をおしゃれにする方法

チューリップの花壇

風合いのあるアンティークレンガで外構をどのようにおしゃれにするのかをご紹介します。

温もりを感じる「アプローチ」

外構でレンガを多く使用する部分といえば、アプローチではないでしょうか。その存在感から、おしゃれなアンティークレンガの魅力を存分に発揮できます。

アプローチでのアンティークレンガの敷き方ですが、通常のレンガとは違うコツが必要です。というのも、アンティークレンガは形が揃っていないものがあるからです。

通常のレンガであれば、綺麗に揃えて敷くことができます。

しかし気に入って購入したアンティークレンガは破損などがあり、1つひとつの形がバラバラということも。これでは通常のレンガのように、綺麗に並べるということができません。

そのため、時にはパズルを組み合わせるようにアンティークレンガを選んで、うまく敷き詰めるという作業が必要になります。

アプローチは玄関はもちろん、庭でも小道のようにおしゃれに演出できます。ガーデニングと合わせて、色合いなどを選んでアンティークレンガを購入するとよいでしょう。

手作り感がほどよい「花壇」

外構のなかでもDIYしやすいのが花壇です。ここにお気に入りのアンティークレンガを使えば、おしゃれに演出できます。

モルタルを使って誰でも簡単に作れるのが花壇の魅力です。そして、アンティークレンガであれば多少は形が不揃いであっても、それはそれでおしゃれな感じになります。

色合いも濃いものから薄いものまで、それぞれ雰囲気が異なります。庭のデザインに合わせて色を選ぶと、センスの良さを感じさせることもできるでしょう。

印象に残る「門柱」

家の顔として印象に残る門柱も、アンティークレンガでおしゃれにしたい外構です。

可愛らしい雰囲気にもできるので、外構に手作り感が欲しいという方にもぜひ試していただきたいところです。

ただし門柱はレンガを積み上げるので、花壇のように簡単にというわけにはいきません。形の違うアンティークレンガを積み上げるのには、相応の技術が必要になるからです。

また門柱は耐震性なども考慮が必要なので、できれば外構業者に依頼するとよいでしょう。

デザインから相談すれば、イメージする門柱を作るのにどのようなアンティークレンガを探せばよいのか、アドレスをくれるかもしれません。

イングリッシュガーデン風に「オブジェ」を作る

アンティークレンガを使ってイングリッシュガーデンのオーナメントのように「オブジェ」を作るとおしゃれです。

オブジェは特に用途があるわけではない、飾りとしての置物です。レンガを積み重ねるだけでも、オーナメントのようなオブジェが作れます。

たとえば少し高く積み重ねて、上に植物を植えた鉢を置くだけでも、おしゃれに演出できます。

積み重ね方も細長く積んだり、あるいは円形に広がる形で積んだりと自由にデザインできるでしょう。

自分で簡単に設置できるので、庭の雰囲気に合わせてデザインするのも楽しいかと思います。

まとめ

アンティークレンガはネット通販などで手軽に購入できます。歴史を感じさせる趣きが外構をおしゃれにしてくれる素材として、いろんな活用方法があります。

購入時の注意点も留意しつつ、ぜひ自慢の庭などに活用していただければと思います。

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