子どもの自由研究のテーマ選びは、毎年決められずに悩んでしまうものですよね。
本来なら子ども自身に任せるべきですが、放っておくと後回しにしてしまい、期限ギリギリで慌ててしまうのも良くある話です。
そこで本記事では、親子で気軽に楽しめる「ペットボトル鉢植え」の作り方や栽培法、自由研究におすすめな3つの理由について解説します!
記事を読めば、ペットボトル鉢植えが環境問題にも関わる優れたテーマであることも分かりますので、エコに関心がある方もぜひ目を通してみてください。
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////ペットボトル鉢植えの作り方や必要なもの・作業の注意点は?
自由研究に必要なもののリストや、鉢植えの詳しい作り方、子どもが安全に作業するコツを解説していきます。
ペットボトル鉢植え作りに必要なもの
普段から家にある以下のようなものがあれば、簡単に作れます。
- ペットボトル…角型でも丸型でもOKです。容量は作る植物によって決めましょう。
- カッター…持ち手のしっかりしたカッターの方が楽にカットできます。
- ビニールテープ…カットした鋭利な部分の保護に使います。
- キリ…底部の水抜き穴を空けるために必要です。
- グリップ手袋…作業中のケガを防ぐためにも必ず着用しましょう。
他にも、ハンギング用のロープや、装飾用の絵の具などがあるとおしゃれに仕上がります。
ペットボトル鉢植えの作り方と栽培法
今回は、もっともシンプルな「縦型」プランターの作り方と栽培法を紹介します。
とてもかんたんなので、小学校低学年の自由研究にもおすすめです。
- カッターを使って、ペットボトルを好きな位置で輪切りにします。
- キリで底部に穴を空けます。しっかり水が抜けるように多めに空けましょう。
- 培養土を入れて2〜3回たっぷり水を含ませます。
- 土がしっかり湿ったら種まきします。種まき後の水やりは不要です。
- 土や植物の状態をよく観察しながら、水や肥料をあげて育てます。
ハンギングにする場合はペットボトルの高さを多めに残しておくとバランスよく吊るせます。
2つのペットボトルを重ねて鉢皿代わり使えば、室内を汚さずに済みますね。
栽培する植物は、すぐに収穫できる「ベビーリーフ」や「ハツカダイコン」などがおすすめです。
ペットボトル鉢植え作りの注意点は?
もっとも注意するべきなのは、作業中にケガをしてしまうことです。
工程上、どうしてもカッターを使わなければならないため、手が滑ってしまう可能性はゼロではありません。
万が一の事態を無くすためにも、子どもには必ずグリップ手袋を着用させてください。
カッターで切った断面も手を切りやすく危険ですので、作業中は常に手袋を着けているか確認しておきましょう。
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////ペットボトル鉢植えが子供の自由研究におすすめな3つの理由
ペットボトル鉢植えを使った自由研究は、「知的好奇心を刺激する」「お金と時間のコスパが良い」「テーマとして優秀」というメリットがあります。
それぞれのポイントを以下に確認していきましょう。
子供の好奇心を伸ばしてくれる
夏休みの間に種まきから収穫まで体験することで、子供の知的好奇心を引き出すことができます。
根っこの生長から土の乾き具合までじっくり観察できるのも、透明なペットボトル鉢植えならではの特徴です。
日陰と日向で生長の違いを比べたり、鉢植えの大きさを変えてみるなど、いろいろなバリエーションの違いを試してみましょう。
発芽の瞬間は特に感動的ですので、親子で仲良く自由研究を楽しんでくださいね。
お金や時間がかからない
自由研究に必要なお金や時間がわずかで済むのも、ペットボトル鉢植えがおすすめな理由です。
使用済みペットボトルはほとんどの家にあるでしょうし、新しく買う場合でもそれほど出費にはなりません。
鉢植え作りから種まきまでも10分程度で済み、あとは植物の成長まかせですので手間や時間もかからないでしょう。
自由研究が終わった後の土も自然に還せますし、鉢植えもきれいに洗えばペットボトルゴミとして捨てられます。
自由研究のテーマとして優れている
ペットボトル鉢植えで植物を育てる研究は、「エコ」への関心を高める非常に優れたテーマです。
何度も再利用できるペットボトルを使うことで、限られた資源を有効活用する取り組みとして発表できます。
植物がCO2を吸収することを子供に教えれば、世界的に問題になっている地球温暖化への対策としてクラスにアピールできるでしょう。
食料自給率の問題につなげることもできますし、ペットボトル鉢植えは子供の自由研究テーマとしてはとても優秀ですね。
////【まとめ】子供の自由研究にはペットボトル鉢植えがおすすめ!
家にあるペットボトルで気軽に作れるペットボトル鉢植えは、子供の自由研究の題材におすすめです。
資源の再利用や、植物とCO2の関係は、子供には少し難しい問題ですが、ペットボトル栽培をしながら説明すれば直感的に理解してもらえそうですね。
お金や時間をかけずにできるエコな研究テーマですので、今年の自由研究にはペットボトル鉢植えをぜひ作ってみてくださいね!
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