外構建築を象徴するシンボルツリーとは?役割徹底解説

外構建築を象徴するシンボルツリーとは?役割徹底解説

自宅でシンボルツリーを取り入れようか悩んでいますね。

シンボルツリーは家の印象を見違えらせてくれる効果があり、緑があるだけで癒しを与えてくれるでしょう。

しかし、シンボルツリーには家の外観の印象を変えるだけではなく、防犯としての役割や日除けや風除けといった役割も持っています。

当ページではシンボルツリーの役割や選び方、おすすめの木の種類まで解説していきますので、是非参考にしてください。

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シンボルツリーとは

シンボルツリー

シンボリツリーはその名の通り、住宅のシンボルとして植える樹木のことです。

外構のなかでも目を引き家の顔として重要な存在であり、さらには建物に緑を沿えて引き立たせる存在でもあります。

シンボルツリーは一般的な住宅だけではなく、会社や寺院などの敷地内にも取り入れられていることが多いです。

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シンボルツリーの役割

シンボルツリー

シンボルツリーは建物の顔、また建物に彩りを与える役割がありますが、そのほかにもさまざまな役割を担ってくれます。

記念樹になる

家を新築したときやお子さんが産まれたとき、お子さんが入学したときなど、家庭で起こるイベントに合わせてシンボルツリーを植えれば記念樹になります。

家族の成長とともに記念樹の成長もきっと楽しみになるはずです。また、シンボルツリーを見るたびに植えた当時の記憶が頭によぎるなど大切な思い出となるでしょう。

外観のアクセントになる

シンボルツリーは外構建築のなかでも目立つため、外から建物を見たときアクセントになります。

たとえば建売住宅が建ち並んでいる場合では、外観が似ている住宅も多く見られますが、シンボルツリーを植えることで他の住宅と見た目で差をつけることができます。

また、外壁が単色だったり暗めの色だったりする場合でも、シンボルツリーによって緑を与え華やかな印象を持たせることができるでしょう。

外からの視線を遮ることができる

シンボルツリーを植えれば外部からの目隠しにもなり、防犯面でも役立ちます

特に玄関ドアを開けると室内が外から見えてしまう間取りの家ではシンボルツリーがあると安心です。

シンボルツリーに目隠しとしての効果も得たいならば通年葉が生い茂る常緑樹を選ぶと良いです。

ただし、玄関先は出入りも多いですし、あまり大きい種類の樹木だと邪魔になる可能性があるので気を付けましょう。

日除けや風除けになる

シンボルツリーは家の中に強い日差しが入るのを遮ってくれたり、心地よい風を送り込んでくれたりすることもあります。

特にリビングの窓が南面にある間取りだと、夏は非常に室内が暑くなりますし、家具や壁紙が日焼けしてしまいがちです。

そういった場合にシンボルツリーが日除けになってくれれば嬉しいです。

また、強い風の日でもシンボルツリーが風除けになり、窓を開けていても室内には強い風が入らない点も魅力と言えます。

癒しを与えてくれる

緑は人をリラックスさせてくれる色であり、シンボルツリーの緑をみることで癒されるのもメリットです。

室内からも見える場所にシンボルツリーを植えれば、目に入るたび穏やかな気分になれるでしょう。

また、花が咲いたり果実が実ったりする種類の樹木なら、花や果実の成長も楽しみの一つになります。

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シンボルツリーの植樹にかかる費用

財布と電卓とお札

シンボルツリーにはさまざまな役割があり、植樹するメリットが多いことも分かりましたが、気になるのはどれくらいの費用がかかるかです。

依頼する業者によって値段は異なりますが、植栽費用だけなら大体10,000円~20,000円というケースが多いです。

そこへ木の値段や、必要であれば土壌改良費や支柱などの費用が上乗せされて総額が決まります。

一般的にはホームセンターや園芸店での販売価格の2倍が植樹にかかる総額だと言われています。

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シンボルツリーの選び方

シンボルツリー

シンボルツリーを選ぶ際はまず常緑樹か落葉樹のどちらにするかを決めましょう。

常緑樹は一年中緑色の葉が茂る種類で、秋になっても葉が落ちることはありません。そのため、目隠しとして植樹するなら常緑樹がおすすめです。

常緑樹は新しい葉が揃う時期には徐々に落葉するものの、秋に大量の落ち葉が地面にたまることがないので、掃除の手間も省けます。

一方、落葉樹は秋になったら紅葉したり、春には新芽が生えたりと季節によって変化を楽しめる種類です。

一年を通してさまざまな表情を見せてくれるので、変化する課程も楽しめてより愛着が湧きやすいでしょう。

常緑樹か落葉樹どちらにするかを決めたら、建物に対するバランスや通路の確保などを踏まえどれくらいの大きさの木にするかを決めてくださいね。

シンボルツリーにおすすめな樹木6選

シンボルツリー

シンボルツリーにおすすめの樹木を6種類ピックアップしたのでお役立てください。

シマトネリコ

シマトネリコは常緑樹で、小さな葉が規則的に並ぶのが美しくシンボルツリーとしても人気の品種です。

暑さに強いだけでなく、日陰でも育つため、植樹する方角もあまり困らないでしょう。大きさは背丈が1~5m、横幅0.6~4mにまで成長します。

ただし、刈り込みに強いため定期的に剪定をすることで樹形を保つことができます。やや寒さに弱いので晩秋から冬に植え付けるのはなるべく控えることをおすすめします。

オリーブ

オリーブは常緑樹で初夏に白や黄白色の小さな花が咲くのが特徴です。

その後は丸くて可愛らしいグリーンの実をつけ、身が成熟するとオリーブオイルやピクルスなどに加工して食べることもできます。

背丈は2m以上になりますが、スッキリした樹形なので圧迫感を感じさせないのも魅力です。オリーブは過湿に弱いため、水はけの良い土に植えるようにしましょう。

イロハモミジ

イロハモミジは落葉樹で秋の紅葉の美しさが人気の品種です。特に和風な外観の住宅にぴったりです。

ただし、背丈が5~30mと巨木になるため、一般的な家庭で植樹するなら広いスペースを必要とします。

また、成長が早いものの、剪定を好まないことに注意しましょう。

ヤマボウシ

ヤマボウシは落葉樹で6~7月にはハナミズキに似た白い花を咲かせるのが特徴です。

また、果実がなり熟すと生で食べられるのも魅力です。花と果実、さらには紅葉まで楽しめるのでお子さんがいる家庭でも喜ばれるでしょう。

背丈は10~15mとなり、放任していると横幅が非常に広くなるので定期的な剪定が必要となります。

ソヨゴ

ソヨゴは常緑樹で6~7月頃にはとても小さな白い花が咲き、雌の木は実がなるのが特徴。

天然のソヨゴは背丈が15mほどになる場合もありますが、庭植えの場合は背丈があまり大きくならず、狭い庭にも適しています。

また、成長が緩やかなので手入れも楽なのが嬉しいです。

葉がまばらで常緑樹としては色も明るめなので、圧迫感がなく庭の雰囲気を明るくしてくれるでしょう。

ジューンベリー

ジューンベリーは落葉樹で、6月には食用できる赤い果実がなるのが特徴です。

また、3月下旬から4月上旬には桜に似た雰囲気の花が木全体に咲き、美しい姿を見せてくれます。

花と果実、紅葉まで1年中さまざまな変化を楽しめる品種です。ただし、熟れ過ぎた実が下へ落ちて地面を汚してしまう事があるので注意しましょう。

背丈は3~10mとなり、自然樹形で育てるのが一般的なので刈り込むような剪定は必要としません。

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