ベランダがせっかくあるのに、おしゃれに活用できてないともったいないですよね。
ベランダのコーディネートはテーマさえ持てば、簡単に安くできるんです。100円均一やDIY、それに今ある道具を使うことで、安価にすることもできます。
また、ポイントとなるものだけ良いものを買うことで、ベランダをおしゃれに使いやすくしていけます。
ベランダが広くないからおしゃれにするなんて無理、なんて諦めずにベランダを活用してみましょう。
今回はベランダをおしゃれに使いやすくコーディネートする方法をご紹介します。
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////ゆったりと落ち着ける空間にする
ベランダにイスやテーブルなどを置くことで、ゆったりと過ごせる空間にすることができます。
どんなイスやテーブルがスタイルに合うか、考えてみましょう。
ガーデンチェアとテーブルでカフェ風に
屋外で使用することを目的に設計された、ガーデンチェアとテーブルを使ってカフェ風の空間にします。
折りたたみ式のイスとテーブルを選べば、台風など強風になるときにしまえるので便利です。
ベランダが狭い場合には、小ぶりでシンプルなものを選ぶようにしましょう。
テーブルの上や周りに少し植物を置くと、すっきりとしたカフェのような雰囲気を出すこともできます。
箱をテーブル代わりに
ベランダに少し低めのイスとテーブル代わりの箱を置くだけでも、ゆったりと過ごせる空間を作れます。
箱は木製の箱や金属製の箱など、気に入ったおしゃれな外観を持ったものにするのがいいでしょう。
また、ケーブルを巻いていた木製のケーブルドラムをテーブルの代わりにしても、おしゃれに使えます。
ロースタイルになるので、視線を感じることもなく。自分の時間を作ることが可能です。
ラグを活用
ベランダにそのままラグを敷いて、地面でゆったりとくつろぐスタイルもあります。簡単な上にコストも下げることができます。
また、地面に座っていると目線が変わるので、普段のベランダとは違った景色を見ることができます。
ラグの周りに植物や小物などを置くことで、自分だけのプライベートな空間になります。
また、広めのラグか2枚3枚と使うことで、寝そべりながら会話できる開放的な場所にすることも可能です。
雨が吹き込んでくる可能性がある場合も、簡単に家の中に入れられるのでおすすめの方法です。
ベンチスタイル
家の壁やベランダに沿ってベンチを置くことで、壁に持たれながらベランダの開放感をゆっくりと味わうことができます。
ベンチの上に植物を置いたり、ちょっとした照明を置いておくなどすると、雰囲気も良くなります。
また、ベンチストッカーのように座る部分の下が収納になっていると、物が散らからずに整頓できるので、ベランダをきれいに使うことができます。
ただマンションなどは、ベランダが共用部分になるので、大きいものが置けない規則になっているかもしれないので、あらかじめ確認しておきましょう。
それと、パーティーションの前には基本的に物が置けないので、安全面からもその辺のルールはしっかりと守ることが大切です。
ベランダにガーデニングスペース
庭代わりにベランダをガーデニングスペースにして、プライベートな庭園を楽しみましょう。
日当たりがいい場所であれば、植物からしても嬉しいコーディネートになります。
ガーデニング
ベランダは花や植物を育てるのには、最適の場所です。好きな花や植物をベランダに並べることで、自分なりの庭を作っていきましょう。
植物の背の高さや、置く場所を変えることで立体的に見せることができるので、箱やすのこを使って上手く配置してみましょう。
また、強い日差しに弱い植物や寒さに弱い植物など、特性をしっかり把握して、適切な場所で育てるように考慮することも必要です。
ベランダでガーデニングをする際には、土が流れてしまうので、排水口など掃除や確認を定期的に行いましょう。
シェルフにプランターをレイアウト
ベランダにシェルフを置いて、その上にプランターを置くと、立体的に植物を置けるので空間の広がりを感じることができます。
片側にシェルフを置いて、ベランダの手すりの内側にプランターをかけると、両側に花や植物を配置でき、ボリューム感ある雰囲気を作れます。
シェルフにプランターだけでなく、流木などの小物をレイアウトすると、ナチュラル感のあるコーディネートになります。
ラティス活用でガーデニング
ラティスをしっかりと固定してポットをかけたり、ツル系の植物をはわせたりすれば、立体感とボリューム感を同時に得ることができます。
水やりなどもしやすいので、日々の世話が楽にできるようになります。
また、ラティスは目隠しや壁面の雰囲気を変えることもできるので、ベランダをコーディネートする上で便利に使っていくことができます。
ベランダに色味をもたせたい場合は、思い切ってペンキで塗ってしまいましょう。
カラフルにもでき、モノトーンにもできるので、ベランダの雰囲気に合わせるだけでなく、ワンポイントとして使うことも可能です。
ハーブガーデン
ベランダの空間を利用して、ハーブなどを育てながら食材にしていくこともできます。
ハーブのポットは小さくても良いので、コンパクトに育てることができ、また緑が映えるのでベランダのワンポイントとしては最適です。
ベランダの床に置いてもかわいいですが、箱を階段状に組み上げた棚やテーブルの上に置いても、ベランダコーディネートのアクセントとして活用できます。
また、小さいハーブのポットは吊り下げても邪魔にならないので、空間を上手く使ってディスプレイすることも可能です。
ワイン箱にポットを入れて、花屋で売っているように見せる方法もあります。
ガーデニングなど植物を育てることが苦手な方でもできるので、ハーブガーデンはおすすめです。
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////和風テイストの庭園
ベランダのおしゃれなコーディネートは、どちらかというと洋風なものが人気ですが、落ち着きのある和風テイストも人気があります。
庭園コーディネート
ベランダを日本庭園のように、趣のある雰囲気にするコーディネートの仕方もあります。
ちょっとした大きさの岩や玉砂利、それにタイルや照明で庭園の雰囲気を作りながら、周りに植物を配置することで和風のたたずまいを持つベランダができ上がります。
階下に玉砂利が落ちないようにする工夫などが必要ですが、うまく作れれば料亭の庭のような落ち着いた雰囲気のある美しいベランダにすることができます。
ベランダ全面にする場合は、洗濯物を干す場合に通れる石畳を用意しておきましょう。見た目が豪華でも使いづらくては、ベランダの機能が働きません。
ミニ坪庭
マンションなどで制限がある場合には、ベランダの上に枠を作って小さな坪庭を作るという手もあります。
日本庭園と同じように、枠の中に岩や石、それに植物で庭園を作ります。
ビオトープなどを枠の中に配置すると、より一層雰囲気を増すことができます。
ベランダの一角におしゃれなスペースをコーディネートしたいという場合にもおすすめです。
布を活用
ベランダをおしゃれな空間にするために、海外などでも活用されているのが布を使ったコーディネートです。
日本では雨も多いので、出した布は濡れてしまうので、片付けなければならないなど制限がありますが、工夫をしておしゃれな空間を手に入れましょう。
ベランダの日除けとしてや、柔らかい素材感を活かした雰囲気つくりなどにカーテンを使います。
厚手のものではなく、レースカーテンがおすすめで、適度な透け感があるので開放的なベランダの特徴を損なうことがありません。
家の外壁からフックなどを利用してベランダの手すりにはわせたり、ベランダの外側に枠を作ってそこにかけるなど、さまざまな方法があります。
カーテンと同系色のクッションやラグ、それにイス、程よい植物を置いておくと雰囲気のあるコーディネートにすることができます。
カーテンは風に飛ばされやすいので、風の強い日などには使用しないようにしましょう。
色を上手く使う
ベランダに限らず、さまざまな場所でコーディネートする時に大切なってくるのが配色です。
色を上手く使うことで、統一感やアクセント、それにその家のキャラクターを表現することができます。
カラフル
ベランダを明るい印象にしたり、非日常感を出すことができるのがカラフルなコーディネートです。
原色系のものからパステル系の色まで、統一感またはクレイジーカラーでの配色など、さまざまなスタイルにすることができます。
イスやテーブル、棚やラティスなど小物をさまざまな色にしたり、同系色にするなりして自分なりのテーマに沿ってカラーコーディネートをしていきます。
人によって好き嫌いはあるかもしれませんが、これが好きという気持ちを持って、自分なりのおしゃれを楽しみましょう。
モノトーン
落ち着いた雰囲気にできるモノトーンのコーディネートは、シックで無機質な中に静けさや安定といった雰囲気をベランダに持たせることができます。
他に何も色を足さないというのではなく、植物や花などをワンポイントで置いておくと、さらにモノトーンの魅力を高めてくれます。
全体的な質感があるとコーディネートが引き締まるので、床材や柵の色にもこだわってみましょう。
照明器具を活用
昼間と夜と表情がかわるのがベランダです。照明を上手く活用して、雰囲気のあるベランダにコーディネートしてみましょう。
夜のおしゃれな大人の時間
夜の落ち着いた雰囲気や静けさ、食事や会話、読書をベランダで楽しんでみてはいかがでしょうか。
ロウソクなど裸火は火事の危険性もあるのでおすすめできませんが、ロウソクのやわらかい火を表現した照明やLEDランタンなど、雰囲気の合うものをテーブルの上や床に置いておしゃれな空間を作ります。
照明は1つだけでなく複数あると、明るさやライティングを変えることができるのでおすすめです。
コーディネートしたベランダが、夜にはまた違った顔を見せてくれます。
ライティングで海外の雰囲気に
ベランダにたくさんの照明をつけて、海外のバルコニーで過ごしているような雰囲気にすることもできます。
ストリングライトを張り巡らしたり、テーブルの上や棚などにランダムに色の付いた照明を置くと、明るさも雰囲気もある空間になります。
ナチュラル系のベランダにしている場合は、キャンプをしているような感覚を持てるので、アウトドア好きの方にもおすすめです。
室外機をおしゃれに
せっかくベランダをおしゃれにしても、エアコンの室外機がそのままそこに鎮座しているのは、ちょっと悲しいですよね。
エアコンの室外機のカバーや、それに棚が付いているものもあるので、活用してみましょう。
木製のもので、色が合わないときにはペンキで塗ったり、ステッカーを貼ったりとアレンジすることができます。
また、DIYができる方は簡単に作れてコストもかからないのでおすすめです。
注意しなければならないのは、室外機のファン部分を閉じてしまわないことです。これだけ気をつければ、ベランダをおしゃれな空間にすることができます。
収納ボックス
どうしてもベランダに置いておかなければならないものは、どの家庭でもあるものです。
そんな時に便利なのが、ベランダに置いておける収納ボックスです。
ストッカー
荷物を収納しておける天板を開ける形式のストッカーは、ベンチにできるものとできないものがあります。
せっかく置くのであればベンチストッカーがおすすめです。ベンチにして座ることもでき、踏み台としても使うことができます。
まわりのコーディネートと合わせるには、アレンジする必要があるので、おしゃれなベランダにするのであれば、シンプルなものがいいでしょう。
木製ボックス
ナチュラルなどさまざまなコーディネートに合わせやすいのが、木製の収納ボックスです。
それ自体に雰囲気を持たせることもでき、植物を置いても馴染みます。木製なので使っていくと劣化していきますが、風合いも同時に出てきます。
木製の収納ボックスを選ぶ際には、大きいものではなくベランダのサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。
すのこで棚をDIY
100円均一やホームセンターのすのこを使えば、安価で簡単に棚を作ることができます。
すのこは風通しもよく、しっかりと組めば頑丈さも持ち合わせているので、便利に使うことができます。
棚だけでなく、床に敷く台や壁に立てかけて使うなど、さまざまな使い方ができるので、すのこの活用法を1度考えてみることをおすすめします。
床材にこだわる
ベランダをおしゃれな空間にコーディネートするには、床材にこだわりが必要です。どこか1つでも欠けてしまうと、せっかくおしゃれにした空間が水の泡です。
ベランダの床材が雰囲気を持っていれば、全てのコーディネートを上手くまとめることができます。
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ウッドデッキで温かみのある雰囲気に
ベランダの床材でさまざまなコーディネートに合わせることができるのが、ウッドデッキです。
木の質感とやわらかさがあるので、植物や小物などいろいろなものに馴染みます。
また、室内とのつながりなどが高められるので、ベランダとの一体感も演出することが可能です。
天然木のウッドデッキはコストがかかりますが、ベランダの雰囲気を高めてくれるでしょう。
コストをかけたくない場合には樹脂木などの材質もあるので、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
タイルやレンガでナチュラルコーディネート
欧風のベランダをイメージしている方は、タイルやレンガの床材がおすすめです。
デザイン性を持っているので、その上にイスなどを置くだけで雰囲気を作り出すことができます。
ウッドデッキと同じように、面積が広い分、雰囲気を床材だけでも出すことができ、コーディネートに効果的です。
目隠しフェンス
開放的な空間を持つベランダですが、開放的すぎても視線が気になるなどの弊害もあります。
目隠しフェンスなどを設置することで、ベランダにプライベートな空間を作ることができます。
コーディネートにアイデアが生まれているのであれば、それに近い質感を持つ素材や色を選ぶのがいいでしょう。
もしまだコーディネートのイメージが無い場合は、木調のフェンスがおすすめです。
ベランダのコーディネートまとめ
ここまでベランダのコーディネートについてご紹介してきました。
ベランダは住居の中でも狭く、できることも限られています。でも、それだからこそおしゃれなコーディネートをすることができるんです。
限られた空間に集中して、自分の好きを詰め込むことで、快適さを持ったおしゃれな空間を作り上げることができます。
今回ご紹介した内容を参考に、目の前にあるベランダを素敵にコーディネートしてみてはいかがでしょうか。
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